当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行による経済・社会活動の正常化が進み、緩やかな景気回復基調を維持する一方、長期化するロシア・ウクライナ情勢の影響を受け、世界的なエネルギー・原材料価格の上昇とともにインフレ圧力が高まり、先行きの不透明感は継続しております。
このような経済状況のもと、当社グループの当第2四半期連結累計期間の受注高は、国内大口案件の獲得が堅調となりましたが、海外大口案件が前年同期と比べ減少したこと等により、32,706百万円(前年同期比1.5%減)の計上にとどまりました。売上高は、国内外において堅調に推移した結果、26,578百万円(同3.3%増)の計上となりました。また、利益面につきましては、人件費や原材料価格の上昇が影響し、営業利益は2,722百万円(前年同期比2.8%減)、経常利益は2,938百万円(同5.8%減)の計上にとどまりましたが、法人税等の減少により、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,228百万円(同5.2%増)の計上となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
2023/11/10 11:14