当第3四半期累計期間におけるわが国の経済状況は、民間設備投資における持ち直しの動きに鈍さがみられるなど、一部に改善の遅れがあるものの、日銀による金融緩和策の継続や政府の経済財政政策を背景に、企業収益が高水準で推移したことに加え、インバウンド需要についても拡大傾向で推移いたしました。また、人手不足による雇用や所得環境は着実な改善を続け、個人消費にも持ち直しの動きがみられるなど、景気は力強さには欠けるものの緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、英国のEU離脱問題や中国をはじめとした新興国経済の成長鈍化に加え、今後においては米国大統領選挙の影響等による金融市場の急激な変動や欧米各国の経済、外交政策の転換が予想されるなど、先行きは不透明な状況となっております。
このような経済環境のもと当社におきましては、堅調な住宅着工状況や各ガス事業者の安定した設備投資計画によりガス設備新設工事、ガス導管工事ともに受注を伸ばすことができましたが、案件の多くが当第3四半期において完成には至りませんでした。また、建築土木工事事業については、東京電力株式会社の設備投資計画に伴う管路埋設工事や電設保守工事において、引き続き発注者側の徹底したコスト管理施策の実施により厳しい受注環境を強いられました。この結果、当第3四半期累計期間における業績は、売上高23,008百万円(前年同期比3.7%減)、営業利益は656百万円(前年同期比0.4%減)、経常利益は690百万円(前年同期比6.2%減)となりました。しかしながら、投資有価証券売却益95百万円等を特別利益に計上したことにより、四半期純利益は535百万円(前年同期比8.5%増)となりました。
セグメントの状況は次のとおりであります。
2017/02/14 15:00