このような経済環境のもと当社におきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、リノベーション工事(排水管ライニング工事を含めた改修工事)や工場施設関連の営繕工事の一部工事において一定期間工事自粛が発生いたしましたが、主力事業である「ガス、電気、水道」事業については、安定的な国民生活を確保する上で必要不可欠との判断のもと、行政から事業継続を要請され、感染防止策を取りながら、事業を継続したことで、当第1四半期における当社全体の業績に大きな影響はありませんでした。
本年4月1日より、ガス導管維持管理事業のうち導管保安関連事業および設備保安関連事業を会社分割により東京ガスパイプネットワーク株式会社に移管したことに伴う減少があったものの、前期より繰り越した手持工事高は16,431百万円(前年同期比131百万円、0.8%増)と引き続き高水準で新事業年度を迎えたことに加え、主要取引先であります東京ガス株式会社の設備投資計画による受注やGHP工事、新築建物に関連した給排水衛生設備工事は堅調に推移いたしました。この結果、当第1四半期累計期間における業績は、売上高6,562百万円(前年同期比0.7%増)、営業利益86百万円(前年同期比47.8%増)、経常利益129百万円(前年同期比29.6%増)となり、四半期純利益につきましては、ガス導管維持管理事業移管に伴う事業譲渡益894百万円を特別利益に計上したことにより、719百万円(前年同期比1,076.0%増)となりました。
なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響として、新築戸建住宅の着工件数が減少傾向で推移しているほか、リノベーション工事では大規模案件の受注が減少したことに加え、イリゲーション工事(緑化散水設備工事)においても、ゴルフ場への来場者数が激減しており、計画工事の凍結や見送りが発生したことにより、当期受注高は8,991百万円(前年同期比524百万円、5.5%減)となり、手持工事高は18,860百万円(前年同期比441百万円、2.3%減)となっております。また、新築戸建住宅における着工遅延や販売不振が続いた場合には着工件数がさらに減少する可能性もあり、イリゲーション工事においては、ゴルフ場への来場者数が回復しなかった場合には発注凍結が継続される可能性があること、リノベーション工事においては、受注済み物件において来年度への持ち越しや工事計画の見直しが予定されるなど、今後の業績に影響を受ける可能性があります。
2020/08/07 16:30