有価証券報告書-第17期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/25 13:24
【資料】
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【項目】
165項目
(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
当社及び一部の連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。
確定給付制度として、当社は確定給付企業年金制度(積立型)を設けており、等級及び勤務期間に対応するポイントの累積に基づいた一時金又は年金を支給しております。なお、当社は2019年10月1日付で本制度を最終給与比例方式からポイント制に改定しております。一部の連結子会社は退職一時金制度(非積立型)を設けており、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金を支給しております。
なお、一部の連結子会社が設けている退職一時金制度(非積立型)は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。
2 確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
退職給付債務の期首残高10,915百万円10,997百万円
勤務費用464521
利息費用7988
数理計算上の差異の発生額△60△67
退職給付の支払額△398△789
過去勤務費用の発生額-2,269
その他△20
退職給付債務の期末残高10,99713,019

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
年金資産の期首残高12,142百万円12,185百万円
期待運用収益242243
数理計算上の差異の発生額△192△336
事業主からの拠出額375381
退職給付の支払額△382△767
年金資産の期末残高12,18511,706


(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
積立型制度の退職給付債務10,761百万円12,780百万円
年金資産△12,185△11,706
△1,4231,073
非積立型制度の退職給付債務235239
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△1,1881,312
退職給付に係る負債2351,312
退職給付に係る資産△1,423-
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△1,1881,312

(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
勤務費用464百万円574百万円
利息費用7994
期待運用収益△242△234
数理計算上の差異の費用処理額△28719
過去勤務費用の費用処理額27481
確定給付制度に係る退職給付費用40935

(注)一部の連結子会社の退職給付費用は、勤務費用に計上しております。
(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
過去勤務費用27百万円△2,015百万円
数理計算上の差異△419△442
合計△391△2,457

(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
未認識過去勤務費用△75百万円2,090百万円
未認識数理計算上の差異237204
合計1622,295

(7) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
債券28%29%
株式2220
現金及び預金22
一般勘定3637
その他1212
合計100100

②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表しております。)
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
割引率0.7%0.7%
長期期待運用収益率2.02.0
予想昇給率2.4-

(注)当社は、当連結会計年度よりポイント制を導入しております。そのため、当連結会計年度の予想昇給率は
記載しておりません。
3 確定拠出制度
当社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度381百万円、当連結会計年度413百万円であります。