有価証券報告書-第74期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/26 13:38
【資料】
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注記事項-のれん及び無形資産、連結財務諸表(IFRS)

12.無形資産及びのれん
(1) 帳簿価額の増減、取得原価並びに償却累計額及び減損損失累計額は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
帳簿価額のれんソフトウェアソフトウェア
仮勘定
その他合計
IFRS移行日
(2017年4月1日)
4563,0272798324,594
取得-6319363191,886
企業結合による取得3,97622-1,5565,554
処分-△ 20-△ 1△ 21
科目振り替え-477△ 4790△ 2
償却費-△ 1,172-△ 236△ 1,408
減損損失-△ 6-△ 15△ 21
為替換算差額△ 182△ 60△ 96△ 284
その他-031031
前連結会計年度末
(2018年3月31日)
4,2502,9537672,35910,329
取得-8161,23212,049
処分-△ 13-△ 4△ 17
科目振り替え-1,244△ 1,3361△ 91
償却費-△ 1,216-△ 277△ 1,493
減損損失△ 3,793△ 4-△ 8△ 3,805
為替換算差額175△ 2△ 1△ 21151
その他-10△ 31△ 5△ 26
当連結会計年度末
(2019年3月31日)
6323,7886312,0467,097

(単位:百万円)
取得原価のれんソフトウェアソフトウェア
仮勘定
その他合計
IFRS移行日
(2017年4月1日)
3,78924,8612792,94831,877
前連結会計年度末
(2018年3月31日)
7,17625,8297674,40438,176
当連結会計年度末
(2019年3月31日)
6,59627,2666314,03038,523

(単位:百万円)
償却累計額及び
減損損失累計額
のれんソフトウェアソフトウェア
仮勘定
その他合計
IFRS移行日
(2017年4月1日)
3,33321,834-2,11627,283
前連結会計年度末
(2018年3月31日)
2,92622,876-2,04527,847
当連結会計年度末
(2019年3月31日)
5,96423,478-1,98431,426

無形資産の償却費は、連結損益計算書の「売上原価」、「販売費及び一般管理費」に含めております。
(2) 研究開発費
当社グループの前連結会計年度及び当連結会計年度における期中に費用として認識された研究開発活動による支出は2,898百万円及び3,159百万円であり、連結損益計算書上「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含めて表示しております。
(3) のれんを含む資金生成単位の減損テスト
① 資金生成単位
当社グループはのれんについて、連結会計年度末までに最低年に一度又は減損の兆候がある場合にはその都度、減損テストを実施しております。資金生成単位別ののれんの帳簿価額は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
IFRS移行日
(2017年4月1日)
前連結会計年度末
(2018年3月31日)
当連結会計年度末
(2019年3月31日)
Breeders & Packers
Uruguay S.A
-3,804180
その他456446452
合計4564,250632

② 回収可能価額の算定基礎
当社グループにおける主要なのれんはBreeders & Packers Uruguay S.Aに係るものであります。
前連結会計年度のBreeders & Packers Uruguay S.Aに関する回収可能価額は使用価値にて算定しております。使用価値は、経営者が承認した事業計画に成長率を加味したキャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引いて算定しております。事業計画は原則として5年を限度としており、業界の趨勢に関する経営者の評価と過去のデータを反映したものであり、外部情報及び内部情報に基づき作成しております。使用価値の決定に用いた成長率は、資金生成単位が属する市場の成長率予測2.3%で算定しております。割引率は、当該資金生成単位が属する市場の税引前加重平均資本コスト等を基礎に10.2%で算定しております。
前連結会計年度の使用価値は帳簿価額を上回っておりますが、仮に割引率が0.7%上昇した場合は、減損が発生します。
当連結会計年度のBreeders & Packers Uruguay S.Aに関する回収可能価額は処分費用控除後の公正価値にて算定しております。処分費用控除後の公正価値はインカム・アプローチを採用しており、経営者が承認した5ヶ年の事業計画に成長率を加味したキャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引いて算定しております。この事業計画は業界の趨勢に関する経営者の評価と過去のデータを反映したものであり、外部情報及び内部情報に基づき作成しております。公正価値の決定に用いた成長率は、資金生成単位が属する市場の成長率予測2.0%で算定しております。割引率は、当該資金生成単位が属する市場の税引後加重平均資本コスト等を基礎に9.1%で算定しております。また、当該公正価値のヒエラルキーは重要な観察可能でないインプットを含むことからレベル3に区分しております。
なお、当連結会計年度において、海外事業本部のBreeders & Packers Uruguay S.Aは収益性の低下により、のれんの減損損失を3,793百万円計上しました。連結損益計算書上「その他の費用」に含めて表示しております。