有価証券報告書-第75期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/26 13:21
【資料】
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注記事項-のれん及び無形資産、連結財務諸表(IFRS)

11.無形資産及びのれん
(1) 帳簿価額の増減、取得原価並びに償却累計額及び減損損失累計額は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
帳簿価額のれんソフトウェアソフトウェア
仮勘定
その他合計
前連結会計年度期首
(2018年4月1日)
4,2502,9537672,35910,329
取得-8161,23212,049
処分-△13-△4△17
科目振り替え-1,244△1,3361△91
償却費-△1,216-△277△1,493
減損損失△3,793△4-△8△3,805
為替換算差額175△2△1△21151
その他-10△31△5△26
前連結会計年度末
(2019年3月31日)
6323,7886312,0467,097
会計方針の変更による
影響額(注)
---00
会計方針の変更を
反映した期首残高
(2019年4月1日)
6323,7886312,0467,097
取得-4993,9434224,864
処分-△13-△63△76
科目振り替え-1,397△1,387010
償却費-△1,409-△270△1,679
減損損失△177△15-△859△1,051
為替換算差額△18△7△22△109△156
その他-0239△295△56
当連結会計年度末
(2020年3月31日)
4374,2403,4048728,953

(注)IFRS第16号適用に伴う影響額であります。
(単位:百万円)
取得原価のれんソフトウェアソフトウェア
仮勘定
その他合計
前連結会計年度期首
(2018年4月1日)
7,17625,8297674,40438,176
前連結会計年度末
(2019年3月31日)
6,59627,2666314,03038,523
当連結会計年度末
(2020年3月31日)
6,14228,5933,4043,92842,067

(単位:百万円)
償却累計額及び
減損損失累計額
のれんソフトウェアソフトウェア
仮勘定
その他合計
前連結会計年度期首
(2018年4月1日)
2,92622,876-2,04527,847
前連結会計年度末
(2019年3月31日)
5,96423,478-1,98431,426
当連結会計年度末
(2020年3月31日)
5,70524,353-3,05633,114

無形資産の償却費は、連結損益計算書の「売上原価」、「販売費及び一般管理費」に含めております。
(2) 研究開発費
当社グループの前連結会計年度及び当連結会計年度における期中に費用として認識された研究開発活動による支出は3,159百万円及び3,195百万円であり、連結損益計算書上「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含めて表示しております。
(3) のれんを含む資金生成単位の減損テスト
① 資金生成単位
当社グループはのれんについて、連結会計年度末までに最低年に一度又は減損の兆候がある場合にはその都度、減損テストを実施しております。資金生成単位別ののれんの帳簿価額は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度末
(2019年3月31日)
当連結会計年度末
(2020年3月31日)
Breeders & Packers Uruguay S.A180-
その他452437
合計632437

② 回収可能価額の算定基礎
前連結会計年度において、Breeders & Packers Uruguay S.Aに係るのれんを減損しております。
回収可能価額は処分費用控除後の公正価値にて算定しております。処分費用控除後の公正価値はインカム・アプローチを採用しており、経営者が承認した5ヶ年の事業計画に成長率を加味したキャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引いて算定しております。この事業計画は業界の趨勢に関する経営者の評価と過去のデータを反映したものであり、外部情報及び内部情報に基づき作成しております。公正価値の決定に用いた成長率は、資金生成単位が属する市場の成長率予測2.0%で算定しております。割引率は、当該資金生成単位が属する市場の税引後加重平均資本コスト等を基礎に9.1%で算定しております。また、当該公正価値のヒエラルキーは重要な観察可能でないインプットを含むことからレベル3に区分しております。
当連結会計年度においては、のれんの金額に重要性がないため、記載を省略しております。
(4) 減損損失
減損損失は、連結損益計算書上、「その他の費用」に含めて表示しています。
前連結会計年度において、海外事業本部のBreeders & Packers Uruguay S.Aは収益性の低下により、のれんの減損損失を3,793百万円計上しました。
当連結会計年度において、海外事業本部のBreeders & Packers Uruguay S.Aは収益性の低下により、無形資産及びのれんの減損損失を1,030百万円計上しました。
算定の基礎とした無形資産の回収可能価額は、使用価値により算定しております。使用価値は5年間の事業計画に過去の実績を反映した将来キャッシュ・フローにて見積もられ、見積額がマイナスと見込まれるため、ゼロとしております。