有価証券報告書-第79期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/26 11:14
【資料】
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【項目】
161項目
5.セグメント情報
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高意思決定機関が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、主として商品及び提供するサービスの性質に加えて販売又はサービスを提供する地域に応じて以下の3つの報告セグメントに区分し、経営管理を行っております。
加工事業本部-主に国内におけるハム・ソーセージ、加工食品、乳製品の製造・販売
食肉事業本部-主に国内における食肉の生産・販売
海外事業本部-主に海外子会社におけるハム・ソーセージ、加工食品及び食肉の生産・製造・販売
セグメント間の内部取引における価格は、外部顧客との取引価格に準じております。
(2) 報告セグメントに関する情報
各連結会計年度における報告セグメント情報は以下のとおりであります。
前連結会計年度(2022年4月1日~2023年3月31日)
(単位:百万円)
加工事業本部食肉事業本部海外事業本部その他消去調整他連結
(非継続事業調整前)
非継続事業へ振替連結
(非継続事業調整後)
売上高
外部顧客に対する
売上高
390,397685,332186,44913,8181,275,99613,9991,289,995△30,2031,259,792
セグメント間の内部売上高27,34164,777134,9803,234230,332△230,332---
417,738750,109321,42917,0521,506,328△216,3331,289,995△30,2031,259,792
セグメント利益
(△損失)
5,01829,082△5,036△48328,581△2,98525,5962,59528,191
セグメント資産278,588410,977162,72875,469927,7629,393937,155-937,155
その他の項目
減価償却費及び
償却費
12,2349,1574,07670926,17612,20338,379△66437,715
資本的支出10,73019,2734,00020,61954,62212,89767,519△36067,159
持分法で会計処理
されている投資
2804428,365-9,087-9,087-9,087


当連結会計年度(2023年4月1日~2024年3月31日)
(単位:百万円)
加工事業本部食肉事業本部海外事業本部その他消去調整他連結
(非継続事業調整前)
非継続事業へ振替連結
(非継続事業調整後)
売上高
外部顧客に対する
売上高
402,029719,861167,98520,6641,310,5393,5161,314,055△10,6231,303,432
セグメント間の内部売上高29,20460,735121,9793,202215,120△215,120---
431,233780,596289,96423,8661,525,659△211,6041,314,055△10,6231,303,432
セグメント利益
(△損失)
9,73034,0262,4601,92048,136△3,19744,93995845,897
セグメント資産281,634422,583168,88775,744948,8489,389958,237-958,237
その他の項目
減価償却費及び
償却費
12,3899,0133,7202,20227,32412,33739,661-39,661
資本的支出9,79325,8967,19977743,66517,27460,939△9060,849
持分法で会計処理
されている投資
281969,1213379,835-9,835-9,835

(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ボールパーク事業及び新規事業であります。ボールパーク事業においては、プロ野球球団・プロ野球球場の運営を行っております。
2 「消去調整他」には、配賦不能項目、セグメント間の内部取引消去他が含まれております。
3 全社費用及び特定の子会社の純損益は、一部の配賦不能項目を除き、各報告セグメントに配賦しております。これらの子会社は、各報告セグメントに含まれる当社グループのために間接的なサービス及び業務支援を行っております。
4 「セグメント利益(△損失)」は、売上高から売上原価、販売費及び一般管理費を控除し、当社グループが定める為替差損益を加味するとともにIFRS会計基準への調整及び非経常項目を除外して算出しております。
5 「消去調整他」に含まれるセグメント資産の主なものは、使用権資産等のIFRS会計基準への調整、親会社の現金及び現金同等物及び投資有価証券であります。
6 「減価償却費及び償却費」は、有形固定資産、使用権資産及び無形資産の償却額であります。各報告セグメントの「減価償却費及び償却費」は、(注)3の全社費用及び特定の子会社の損益に含まれる減価償却費及び償却費は含んでおりません。
7 「資本的支出」は、有形固定資産、使用権資産及び無形資産の増加額であります。
8 海外事業本部に含まれるBPUの売上高、損益等及び資本的支出を「非継続事業へ振替」において組替えを行っております。
各連結会計年度における、セグメント利益(△損失)の合計額と税引前当期利益との調整表は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度
(2022年4月1日
~2023年3月31日)
当連結会計年度
(2023年4月1日
~2024年3月31日)
セグメント利益(△損失)の合計額25,59644,939
IFRS会計基準調整(注)1△6,992△7,867
為替差損益(注)2△10,079△6,694
非継続事業に係る調整(注)32,4271,179
その他の収益19,09820,685
その他の費用12,19112,010
金融収益3,3603,219
金融費用1,8302,979
持分法による投資利益2,773127
税引前当期利益22,16240,599

(注) 1 IFRS会計基準調整の主なものは、IAS第41号「農業」による生物資産の公正価値変動額及びIAS第29号「超インフレ経済下における財務報告」による報告期間末日現在の測定単位への修正再表示額であります。
2 為替差損益は、営業取引に係る為替決済の際に発生した為替差損益を「セグメント利益(△損失)」の調整対象としております。
3 セグメント利益(△損失)の合計額、(注)1のIFRS会計基準調整及び(注)2の為替差損益のうち、非継続事業に係る金額を控除しております。ただし、全社費用及び特定の子会社の純損益は、セグメント利益(△損失)に配賦されていることから、本調整項目には含まれておりません。
(3) 地域別情報
各連結会計年度における地域別売上情報は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2022年4月1日
~2023年3月31日)
当連結会計年度
(2023年4月1日
~2024年3月31日)
日本1,100,7191,144,565
その他の地域159,073158,867
合計1,259,7921,303,432

(注)売上は、販売元が所在している地域により分類しております。
各連結会計年度末における地域別非流動資産(金融資産、繰延税金資産及び退職給付に係る資産を除く)は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度末
(2023年3月31日)
当連結会計年度末
(2024年3月31日)
日本402,485417,467
その他の地域28,00934,114
合計430,494451,581

(4) 主要な顧客に関する情報
外部顧客に対する売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める顧客が存在しないため、記載を省略しております。