有価証券報告書-第68期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社グループは、経営理念に「我々は会社の事業を通じて、社会の人々に喜びと豊かさを提供し、その見返りとして、この事業に携わる者とその関係者の豊かな生活と社会的地位の向上を図り、併せて地域社会の経済的発展に貢献せんとするものである」を掲げ、お客様に安全で安心できる価値ある商品とサービスを提供するとともに、「日本の伝統ある食文化を世界に広め、人々に喜びと豊かさを提供すること」を使命として、かかる使命の追求を通じた企業価値の向上を目指しております。
(2)経営戦略等
当社グループは、「『お米』のおいしさ創造企業」を目指し、「おいしさでNo.1でありたい」「新鮮さでNo.1でありたい」「おいしさにこだわる私たち自身がNo.1でありたい」という夢のもと、世界中の人々においしさの笑顔をお届けすべく、2019年4月から始まる3ヶ年の中期経営計画『プライド・BEIKAプラン~「米菓」から「BEIKA」へ』を策定しております。
構造改革を進めながら経営基盤の強化を図り、当社グループ固有の戦略的ポジションを確保することを目指し取り組んでまいります。
[成長戦略…「米菓」から「BEIKA」へ]
・国産米100%の米菓市場拡大
あられおかきを中心とした品揃えによりシェア拡大を図る。
・「BEIKA Lab」の設立
おいしさと新ジャンルへの挑戦を新工場「BEIKA Lab(ベイカ ラボ)」で実施する。
・BEIKAを世界へ
旺旺集団との連携を強化し、またIWATSUKA USA Inc.を拠点として、海外事業を拡充する。
[構造改革…生産性の追求]
・TOP6ブランドへの集中
TOP6ブランド+ベビーへの選択と集中によりブランド力と生産性の向上を図る。
・グループ会社の再編
お客様ニーズや市場変化に対しグループとして迅速に対応する。
・製造原価の低減
生産工場の再編を行い製造原価の低減を図る。
[持続経営…経営基盤の強化]
・事業拡大に対応した人財の育成
事業拡充に見合った人財確保、生産技術継承や次世代リーダーのための育成プログラムを実施する。
※「人=財産」との考えから「人材」を「人財」と表記しております。
・長期的な経営視点で実行できる体制づくり
部門間の連携強化を前提とした業務プロセス改善、多様な働き方の推進、投資家との対話の充実について体制づくりに努める。
・ESG経営の取り組み強化
環境・社会・企業統治の観点からの経営に力を入れるとともに、SDGs(国際連合が提唱する持続可能な開発目標)についても併せ貢献することを目指す。
(3)経営環境
米菓業界におきましては、一時的に巣ごもり需要が高まったものの、夏場以降失速し、生産金額、小売金額は横這いで推移しております。新型コロナウイルス感染症の収束が見えないなか、消費者の節約志向が強まりを見せてきており、販売競争の激化から経営環境は更に厳しさを増すものと思われます。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社グループは中期経営計画の最終年度にあたり「世界中のお客様に岩塚の美味しさの笑顔を届けよう!」をスローガンに掲げ、基本方針を『「プライド・BEIKAプラン」の総仕上げ~未来への挑戦~』と定めて、次の経営課題に取り組んでまいります。
・マーケティング機能を発揮する全社営業体制の構築
製造+営業+開発+グループ会社の全社体制を目指した組織変更のもとで、事業戦略を再構築し岩塚グループシナジーを発揮することで顧客接点を拡大、変化する市場ニーズに迅速に対応し、岩塚ブランド認知の向上を目指します。
・新工場の稼働によるグループシナジーの発揮
新たな経営資源である安全安心を担保した最新鋭工場「BEIKA Lab」と「長岡新工場」を、岩塚グループシナジー発揮の拠点とし、働き方の改革にも取り組み、生産効率の向上を目指します。
・BEIKA Labによる美味しさ・楽しさ・豊かさの創造
BEIKA Lab1階の工場では、もち商品の仕込工場として生産性・品質の向上を図り、2階では、ラボラトリー機能を活用した研究開発を行い、市場変化に迅速に対応するとともに新機軸の「ニューコンセプトBEIKA」の開発にも挑戦し、BEIKAの可能性を探求します。
・TOP7+モチ商品のシェアアップ
TOP6ブランドに当社の強みのもち商品「黄金揚げもち」を加え、TOP7ブランドとして岩塚ブランドの強化を図ります。TOP7ブランドの販売強化により、生産性の向上や効率化を図り、日本のお米100%の米菓の美味しさをお届けするとともに、もち商品のシェアNo.1を目指します。
・BEIKAの輸出事業の推進
NB商品の輸出強化を図り、輸出事業の再構築を行います。旺旺集団との連携を強化し、日本のお米100%の米菓を「BEIKA」として世界へ発信してまいります。
・社員に寄り添う人事制度の構築
働きがいの追求を目指した新人事制度の導入により、積極的な適材適所・異動配置・人財育成を実施します。適材適所の異動配置により生産性の向上を図り、階層・部門・テーマ別の社員教育制度の充実など社員のスキルアップを実現する人財育成や、働きがい改革にも取り組み、社員に寄り添った人事制度を構築します。
・SDGs経営の推進
ESGに適切に対応し、社会から必要とされる企業として、SDGs経営に取り組みます。社員一人ひとりが「できることから始める」意識を持ち、SDGsを推進します。
(5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、「売上高営業利益率」を本業での利益体質確保の指標とし安定的な利益確保を目標としております。
また、資産効率の向上及び株主資本の有効利用がすべてのステークホルダーの利益に合致するものと考え、「自己資本利益率(ROE)」を重要な指標として位置付けております。
直近の状況を示すと、次のとおりであります。
(1)経営方針
当社グループは、経営理念に「我々は会社の事業を通じて、社会の人々に喜びと豊かさを提供し、その見返りとして、この事業に携わる者とその関係者の豊かな生活と社会的地位の向上を図り、併せて地域社会の経済的発展に貢献せんとするものである」を掲げ、お客様に安全で安心できる価値ある商品とサービスを提供するとともに、「日本の伝統ある食文化を世界に広め、人々に喜びと豊かさを提供すること」を使命として、かかる使命の追求を通じた企業価値の向上を目指しております。
(2)経営戦略等
当社グループは、「『お米』のおいしさ創造企業」を目指し、「おいしさでNo.1でありたい」「新鮮さでNo.1でありたい」「おいしさにこだわる私たち自身がNo.1でありたい」という夢のもと、世界中の人々においしさの笑顔をお届けすべく、2019年4月から始まる3ヶ年の中期経営計画『プライド・BEIKAプラン~「米菓」から「BEIKA」へ』を策定しております。
構造改革を進めながら経営基盤の強化を図り、当社グループ固有の戦略的ポジションを確保することを目指し取り組んでまいります。
[成長戦略…「米菓」から「BEIKA」へ]
・国産米100%の米菓市場拡大
あられおかきを中心とした品揃えによりシェア拡大を図る。
・「BEIKA Lab」の設立
おいしさと新ジャンルへの挑戦を新工場「BEIKA Lab(ベイカ ラボ)」で実施する。
・BEIKAを世界へ
旺旺集団との連携を強化し、またIWATSUKA USA Inc.を拠点として、海外事業を拡充する。
[構造改革…生産性の追求]
・TOP6ブランドへの集中
TOP6ブランド+ベビーへの選択と集中によりブランド力と生産性の向上を図る。
・グループ会社の再編
お客様ニーズや市場変化に対しグループとして迅速に対応する。
・製造原価の低減
生産工場の再編を行い製造原価の低減を図る。
[持続経営…経営基盤の強化]
・事業拡大に対応した人財の育成
事業拡充に見合った人財確保、生産技術継承や次世代リーダーのための育成プログラムを実施する。
※「人=財産」との考えから「人材」を「人財」と表記しております。
・長期的な経営視点で実行できる体制づくり
部門間の連携強化を前提とした業務プロセス改善、多様な働き方の推進、投資家との対話の充実について体制づくりに努める。
・ESG経営の取り組み強化
環境・社会・企業統治の観点からの経営に力を入れるとともに、SDGs(国際連合が提唱する持続可能な開発目標)についても併せ貢献することを目指す。
(3)経営環境
米菓業界におきましては、一時的に巣ごもり需要が高まったものの、夏場以降失速し、生産金額、小売金額は横這いで推移しております。新型コロナウイルス感染症の収束が見えないなか、消費者の節約志向が強まりを見せてきており、販売競争の激化から経営環境は更に厳しさを増すものと思われます。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社グループは中期経営計画の最終年度にあたり「世界中のお客様に岩塚の美味しさの笑顔を届けよう!」をスローガンに掲げ、基本方針を『「プライド・BEIKAプラン」の総仕上げ~未来への挑戦~』と定めて、次の経営課題に取り組んでまいります。
・マーケティング機能を発揮する全社営業体制の構築
製造+営業+開発+グループ会社の全社体制を目指した組織変更のもとで、事業戦略を再構築し岩塚グループシナジーを発揮することで顧客接点を拡大、変化する市場ニーズに迅速に対応し、岩塚ブランド認知の向上を目指します。
・新工場の稼働によるグループシナジーの発揮
新たな経営資源である安全安心を担保した最新鋭工場「BEIKA Lab」と「長岡新工場」を、岩塚グループシナジー発揮の拠点とし、働き方の改革にも取り組み、生産効率の向上を目指します。
・BEIKA Labによる美味しさ・楽しさ・豊かさの創造
BEIKA Lab1階の工場では、もち商品の仕込工場として生産性・品質の向上を図り、2階では、ラボラトリー機能を活用した研究開発を行い、市場変化に迅速に対応するとともに新機軸の「ニューコンセプトBEIKA」の開発にも挑戦し、BEIKAの可能性を探求します。
・TOP7+モチ商品のシェアアップ
TOP6ブランドに当社の強みのもち商品「黄金揚げもち」を加え、TOP7ブランドとして岩塚ブランドの強化を図ります。TOP7ブランドの販売強化により、生産性の向上や効率化を図り、日本のお米100%の米菓の美味しさをお届けするとともに、もち商品のシェアNo.1を目指します。
・BEIKAの輸出事業の推進
NB商品の輸出強化を図り、輸出事業の再構築を行います。旺旺集団との連携を強化し、日本のお米100%の米菓を「BEIKA」として世界へ発信してまいります。
・社員に寄り添う人事制度の構築
働きがいの追求を目指した新人事制度の導入により、積極的な適材適所・異動配置・人財育成を実施します。適材適所の異動配置により生産性の向上を図り、階層・部門・テーマ別の社員教育制度の充実など社員のスキルアップを実現する人財育成や、働きがい改革にも取り組み、社員に寄り添った人事制度を構築します。
・SDGs経営の推進
ESGに適切に対応し、社会から必要とされる企業として、SDGs経営に取り組みます。社員一人ひとりが「できることから始める」意識を持ち、SDGsを推進します。
(5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、「売上高営業利益率」を本業での利益体質確保の指標とし安定的な利益確保を目標としております。
また、資産効率の向上及び株主資本の有効利用がすべてのステークホルダーの利益に合致するものと考え、「自己資本利益率(ROE)」を重要な指標として位置付けております。
直近の状況を示すと、次のとおりであります。
| 回次 | 第64期 | 第65期 | 第66期 | 第67期 | 第68期 |
| 決算年月 | 2017年3月 | 2018年3月 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 |
| 売上高営業利益率(%) | 1.6 | 0.3 | 0.0 | 0.8 | 0.8 |
| 自己資本利益率(%) | 2.5 | 2.0 | 2.4 | 3.3 | 3.7 |