有価証券報告書-第72期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
(5)【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方
投資株式の区分の基準は「純投資目的」か否かで判断しております。「純投資目的」とは、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を得ることを目的とする場合をいいます。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
(ア) 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の
内容
当社は、配当・キャピタルゲインの獲得以外に、経営戦略上、取引先との良好な関係を構築し、効率的・安定的な取引や業務提携等により事業の円滑な推進を図ることで中長期的な企業価値の向上を実現する観点から、必要と判断する上場企業の株式を保有することがあります。 こうした株式の中で、保有の意義が希薄と判断された株式については、可能な限り速やかに売却していくことを基本方針としております。 個別銘柄毎に、事業収益への貢献度合や資本コストをベースとする収益目標対比で実際のリターンが上回っているか等の経済合理性、保有目的・取引状況等の要素を総合的に勘案し、継続保有の可否や売却のスケジュールについて、毎年4月に開催される取締役会にて定期的に検証し、今後2~3年内に2019年度末比で20%相当の政策保有株式の縮減を行う方針を決議しております。 尚、2019年度は2銘柄の売却を行いました。
(イ) 銘柄数及び貸借対照表計上額
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
(ウ) 特定投資株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
(注)1.「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。
2.定量的な保有効果の記載は、取引先への配慮や企業機密等を考慮すると実務上困難なため記載を省略しております。個別銘柄毎に、事業収益への貢献度合や資本コストをベースとする収益目標対比で実際のリターンが上回っているか等の経済合理性、保有目的・取引状況等の要素を総合的に勘案し、継続保有の可否や売却のスケジュールについて、毎年4月に開催される取締役会にて定期的に検証しております。
(エ)保有目的が純投資目的である投資株式の前事業年度及び当事業年度における貸借対照表計上額の合計額並びに当事業年度における受取配当金、売却損益及び評価損益の合計額
(注) 非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「評価損益の合計額」は記載しておりません。
① 投資株式の区分の基準及び考え方
投資株式の区分の基準は「純投資目的」か否かで判断しております。「純投資目的」とは、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を得ることを目的とする場合をいいます。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
(ア) 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の
内容
当社は、配当・キャピタルゲインの獲得以外に、経営戦略上、取引先との良好な関係を構築し、効率的・安定的な取引や業務提携等により事業の円滑な推進を図ることで中長期的な企業価値の向上を実現する観点から、必要と判断する上場企業の株式を保有することがあります。 こうした株式の中で、保有の意義が希薄と判断された株式については、可能な限り速やかに売却していくことを基本方針としております。 個別銘柄毎に、事業収益への貢献度合や資本コストをベースとする収益目標対比で実際のリターンが上回っているか等の経済合理性、保有目的・取引状況等の要素を総合的に勘案し、継続保有の可否や売却のスケジュールについて、毎年4月に開催される取締役会にて定期的に検証し、今後2~3年内に2019年度末比で20%相当の政策保有株式の縮減を行う方針を決議しております。 尚、2019年度は2銘柄の売却を行いました。
(イ) 銘柄数及び貸借対照表計上額
銘柄数 (銘柄) | 貸借対照表計上額の 合計額(百万円) | |
非上場株式 | 10 | 234 |
非上場株式以外の株式 | 52 | 64,587 |
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
銘柄数 (銘柄) | 株式数の増加に係る取得 価額の合計額(百万円) | 株式数の増加の理由 | |
非上場株式 | 1 | 50 | 企業価値向上のための事業関係の維持強化を目的とした株式の取得 |
非上場株式以外の株式 | 3 | 4 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化を目的として取引先持株会を通じた株式の取得 |
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
銘柄数 (銘柄) | 株式数の減少に係る売却 価額の合計額(百万円) | |
非上場株式 | - | - |
非上場株式以外の株式 | 2 | 290 |
(ウ) 特定投資株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の 保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) | |||
貸借対照表計上額 (百万円) | 貸借対照表計上額 (百万円) | |||
小野薬品工業㈱ | 4,070,300 | 4,070,300 | 各種事業・取引における企業価値向上のための関係の維持強化 | 有 |
10,118 | 8,828 | |||
江崎グリコ㈱ | 2,100,000 | 2,100,000 | 各種事業・取引における企業価値向上のための関係の維持強化 | 有 |
9,534 | 12,222 | |||
ハウス食品グループ本社㈱ | 1,700,000 | 1,700,000 | 各種事業・取引における企業価値向上のための関係の維持強化 | 有 |
5,992 | 7,565 | |||
Premier Foods plc | 164,486,846 | 164,486,846 | 各種事業・取引における企業価値向上のための関係の維持強化 | 無 |
5,295 | 8,680 | |||
カゴメ㈱ | 1,559,000 | 1,559,000 | 各種事業・取引における企業価値向上のための関係の維持強化 | 無 |
4,372 | 4,848 | |||
大正製薬ホールディングス㈱ | 453,900 | 453,900 | 各種事業・取引における企業価値向上のための関係の維持強化 | 有 |
3,013 | 4,788 | |||
伊藤忠商事㈱ | 1,270,500 | 1,270,500 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 有 |
2,849 | 2,544 | |||
三菱商事㈱ | 1,079,000 | 1,079,000 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 有 |
2,472 | 3,316 | |||
サハ・パタナピブル Pub.Co.,Ltd. | 16,216,666 | 16,216,666 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
2,464 | 3,027 | |||
住友不動産㈱ | 847,000 | 847,000 | 各種事業・取引における企業価値向上のための関係の維持強化 | 有 |
2,231 | 3,884 | |||
㈱日清製粉グループ本社 | 1,184,256 | 1,184,256 | 資材調達における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 有 |
2,134 | 3,008 | |||
㈱ワコールホールディングス | 647,500 | 647,500 | 各種事業・取引における企業価値向上のための関係の構築 | 無 |
1,519 | 1,781 | |||
㈱東京放送ホールディングス | 968,000 | 968,000 | 各種事業・取引における企業価値向上のための関係の維持強化 | 有 |
1,455 | 1,961 | |||
久光製薬㈱ | 285,900 | 285,900 | 各種事業・取引における企業価値向上のための関係の構築 | 有 |
1,440 | 1,455 | |||
㈱セブン&アイ・ホールディングス | 395,184 | 395,184 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
1,413 | 1,650 | |||
大日本印刷㈱ | 610,000 | 610,000 | 資材調達における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
1,403 | 1,614 |
銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の 保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) | |||
貸借対照表計上額 (百万円) | 貸借対照表計上額 (百万円) | |||
㈱いなげや | 749,000 | 749,000 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 有 |
1,185 | 953 | |||
コクヨ㈱ | 734,600 | 734,600 | 購買活動における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 有 |
1,110 | 1,192 | |||
大和ハウス工業㈱ | 411,000 | 411,000 | 各種事業・取引における企業価値向上のための関係の維持強化 | 無 |
1,100 | 1,446 | |||
かどや製油㈱ | 300,000 | 300,000 | 資材調達における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 有 |
1,099 | 1,557 | |||
美津濃㈱ | 175,600 | 175,600 | 各種事業・取引における企業価値向上のための関係の維持強化 | 有 |
328 | 450 | |||
日東富士製粉㈱ | 51,800 | 51,800 | 資材調達における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 有 |
299 | 318 | |||
㈱ライフコーポレーション | 75,000 | 75,000 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
223 | 178 | |||
みずほフィナンシャルグループ㈱ | 1,536,760 | 1,536,760 | 財務活動における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 有 |
189 | 263 | |||
太陽化学㈱ | 121,000 | 121,000 | 資材調達における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 有 |
185 | 188 | |||
めぶきフィナンシャル・グループ㈱ | 702,000 | 702,000 | 財務活動における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 有 |
154 | 198 | |||
㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ | 360,850 | 360,850 | 財務活動における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 有 |
145 | 198 | |||
㈱三井住友フィナンシャルグループ | 35,610 | 35,610 | 財務活動における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 有 |
93 | 138 | |||
伊藤忠食品㈱ | 20,000 | 20,000 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 有 |
87 | 94 | |||
㈱関西スーパーマーケット | 67,739 | 66,037 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化、取引先持株会を通じた株式の取得 | 無 |
69 | 68 | |||
ヤマエ久野㈱ | 63,285 | 62,000 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化、取引先持株会を通じた株式の取得 | 無 |
68 | 73 | |||
㈱フジ | 37,734 | 37,734 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
67 | 72 |
銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の 保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) | |||
貸借対照表計上額 (百万円) | 貸借対照表計上額 (百万円) | |||
セントラルフォレストグループ㈱ | 30,000 | 30,000 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
50 | 45 | |||
㈱バローホールディングス | 25,344 | 25,344 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
48 | 67 | |||
アクシアルリテイリング㈱ | 12,100 | 12,100 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
48 | 41 | |||
㈱ヤマザワ | 30,492 | 30,492 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
48 | 51 | |||
丸三証券㈱ | 99,225 | 99,225 | 財務活動における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 有 |
44 | 64 | |||
㈱ヤオコー | 6,600 | 6,600 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
44 | 35 | |||
ユアサ・フナショク㈱ | 13,500 | 13,500 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 有 |
40 | 49 | |||
㈱アークス | 13,361 | 13,361 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
26 | 32 | |||
㈱マルイチ産商 | 23,100 | 23,100 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
20 | 24 | |||
㈱オークワ | 7,729 | 7,729 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
13 | 8 | |||
㈱ヤマナカ | 21,200 | 21,200 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
12 | 18 | |||
㈱マミーマート | 5,500 | 5,500 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
10 | 9 | |||
㈱りそなホールディングス | 30,000 | 30,000 | 財務活動における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
9 | 14 | |||
㈱平和堂 | 5,000 | 5,000 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
9 | 11 | |||
アルビス㈱ | 4,400 | 4,400 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
9 | 10 | |||
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス㈱ | 8,800 | 8,800 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
8 | 9 |
銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の 保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) | |||
貸借対照表計上額 (百万円) | 貸借対照表計上額 (百万円) | |||
㈱ポプラ | 17,579 | 16,394 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化、取引先持株会を通じた株式の取得 | 無 |
8 | 9 | |||
㈱エコス | 4,000 | 4,000 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
6 | 6 | |||
マックスバリュ西日本㈱ | 1,948 | 1,948 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
2 | 3 | |||
㈱マルヨシセンター | 1,000 | 1,000 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
2 | 3 | |||
不二製油グループ本社㈱ | - | 114,400 | 資材調達における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
- | 433 | |||
㈱スリーエフ | - | 6,050 | 営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化 | 無 |
- | 2 |
(注)1.「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。
2.定量的な保有効果の記載は、取引先への配慮や企業機密等を考慮すると実務上困難なため記載を省略しております。個別銘柄毎に、事業収益への貢献度合や資本コストをベースとする収益目標対比で実際のリターンが上回っているか等の経済合理性、保有目的・取引状況等の要素を総合的に勘案し、継続保有の可否や売却のスケジュールについて、毎年4月に開催される取締役会にて定期的に検証しております。
(エ)保有目的が純投資目的である投資株式の前事業年度及び当事業年度における貸借対照表計上額の合計額並びに当事業年度における受取配当金、売却損益及び評価損益の合計額
区分 | 当事業年度 | 前事業年度 | ||
銘柄数 (銘柄) | 貸借対照表計上額の 合計額(百万円) | 銘柄数 (銘柄) | 貸借対照表計上額の 合計額(百万円) | |
非上場株式 | 3 | 438 | 3 | 493 |
非上場株式以外の株式 | 1 | 959 | 1 | 1,124 |
区分 | 当事業年度 | ||
受取配当金の 合計額(百万円) | 売却損益の 合計額(百万円) | 評価損益の 合計額(百万円) | |
非上場株式 | - | - | (注) |
非上場株式以外の株式 | 39 | - | 787 |
(注) 非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「評価損益の合計額」は記載しておりません。