四半期報告書-第33期第2四半期(平成29年4月1日-平成29年6月30日)
有報資料
以下、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において当社グループが判断したものです。
(非GAAP指標について)
当社グループは、当社が適用する会計基準であるIFRSにおいて定義されていない指標を追加的に開示しております。これらの指標は、当社グループが中長期的に持続的な成長を目指す上で、各事業運営の業績を把握するために経営管理にも利用している指標であり、財務諸表の利用者が当社グループの業績を評価する上でも、有用な情報であると考えております。
自社たばこ製品売上収益
たばこ事業においては、自社たばこ製品に係る売上収益を、売上収益の内訳として追加的に開示しております。具体的には、国内たばこ事業においては、国内免税市場及び当社の中国事業部管轄の中国・香港・マカ
オ市場における売上収益並びにEmerging Productsに係る売上収益が含まれていますが、輸入たばこ配送手数
料等に係る売上収益は含まれておりません。また、海外たばこ事業においては、水たばこ製品及びEmerging
Productsに係る売上収益が含まれていますが、物流事業及び製造受託等に係る売上収益は含まれておりませ
ん。
調整後営業利益
営業利益(損失)から買収に伴い生じた無形資産に係る償却費、調整項目(収益及び費用)を除いた調整後営業利益を開示しております。調整項目(収益及び費用)はのれんの減損損失、リストラクチャリング収益及び費用等です。
また、為替一定ベースの調整後営業利益の成長率も追加的に開示しております。これは、海外たばこ事業における当期の調整後営業利益を前年同期の為替レートを用いて換算・算出することにより、為替影響を除いた指標です。当社グループは、為替一定ベースの調整後営業利益の成長率における、中長期に亘る年平均mid to high single digit成長を全社利益目標としており、その達成を目指してまいります。
(Emerging Productsについて)
たばこ事業においては、既存のたばこ製品に加え、イノベーティブな新規製品カテゴリーでの価値創造を目指すべく、E-Vapor(電子たばこ)製品及びT-Vapor(たばこベイパー)製品等のEmerging Productsにも取り組んでおります。
E-Vapor製品は、たばこ葉を使用せず、装置内もしくは専用カートリッジ内のリキッド(液体)を電気加熱さ
せ、発生するベイパー(蒸気)を愉しむ製品です。
一方、T-Vapor製品は、たばこ葉を使用し、たばこ葉を燃焼させずに、加熱等によって発生するたばこベイパ
ー(たばこ葉由来の成分を含む蒸気)を愉しむ製品です。
(1)業績の状況
<売上収益>売上収益は、医薬事業における増収があったものの、国内たばこ事業における減収及び海外たばこ事業において不利な為替影響を受けたこと等により、前年同期比315億円減収の1兆453億円(前年同期比2.9%減)となりました。
(単位:億円)
※ 連結外部に対する収益を表示しております。
※ 売上収益には、上記のセグメントに係る売上収益の他、不動産賃貸等に係る売上収益があります。
<調整後営業利益、営業利益及び四半期利益(親会社所有者帰属)>為替影響を含めた調整後営業利益は、医薬事業及び海外たばこ事業における増益があったものの、国内たばこ事業における減益等により、前年同期比37億円減益の3,147億円(前年同期比1.2%減)となりました。なお、為替一定ベースの調整後営業利益は、前年同期比3.6%増となりました。
営業利益は、調整後営業利益の減益に加え、多額の不動産売却益等を計上した前年同期と比較して不動産売却益等が減少したことにより、前年同期比317億円減益の3,133億円(前年同期比9.2%減)となりました。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、営業利益の減益等により、前年同期比215億円減益の2,256億円(前年同期比8.7%減)となりました。
(単位:億円)
※ 調整後営業利益・営業利益には、不動産賃貸に係る事業活動等及び報告セグメントに帰属しない企業広報経費や本社コーポレート部門運営費等の本社経費を含みます。
各セグメントの業績は、次のとおりです。
[国内たばこ事業]
当第2四半期連結累計期間における紙巻販売数量(注1)は、T-Vapor(たばこベイパー)市場の拡大及び趨勢減等による紙巻総需要(注2)の減少等により、前年同期比11.2%減となりました。シェアについては、61.0%となりました(前年度シェア61.1%)。
(単位:億本)
自社たばこ製品売上収益については、2016年4月に実施したメビウス等一部銘柄の定価改定による効果等があったものの、紙巻販売数量の減少による影響により、前年同期比7.6%減となりました。
調整後営業利益については、コストの減少があったものの、自社たばこ製品売上収益の減少等により、前年同期比7.4%減となりました。
(単位:億円)
(注1)当該数値の他に、国内免税市場及び当社の中国事業部管轄の中国・香港・マカオ市場の当第2四半期連結累計期間における販売数量20億本(前年同期の当該数量は20億本)があります。なお、当該数値にはEmerging Products等の販売数量は含まれておりません。
(注2)紙巻総需要は、日本市場全体における紙巻たばこの販売数量を指しておりますが、Emerging Products等の販売数量は含まれておりません。
[海外たばこ事業]
当第2四半期連結累計期間においては、イラン及び台湾等における好調な実績があったものの、ロシア等における総需要の減少による影響及び前年第1四半期連結会計期間に発生した流通在庫調整による相対的なマイナス影響等により、総販売数量(注3)は前年同期比3.3%減となりました。一方、GFB(注4)販売数量は、シェアが伸長したことにより、前年同期と同水準となりました。
(単位:億本)
為替影響を含めたドルベースの自社たばこ製品売上収益については、単価上昇効果があったものの、総販売数量の減少による影響及びポンド等の現地通貨の不利な為替影響により、前年同期比1.9%減となりました。
為替影響を含めたドルベースの調整後営業利益については、ポンド等の現地通貨の不利な為替影響等があったものの、製造拠点最適化等のコスト低減効果が発現したことにより、前年同期比0.5%増となりました。なお、為替一定ベース(ドルベース)の調整後営業利益については、前年同期比9.1%増となりました。
(単位:百万ドル)
円ベースの自社たばこ製品売上収益及び調整後営業利益については、邦貨換算時に円安影響を受けたことにより、それぞれ前年同期比1.2%減及び1.0%増となりました。
(単位:億円)
(注3)製造受託、水たばこ製品及びEmerging Productsを除き、Fine cut、シガー、パイプ及びスヌースを含めております。
(注4)当社グループのブランドポートフォリオの中核を担う「ウィンストン」「キャメル」「メビウス」「LD」「ベンソン・アンド・ヘッジス」「グラマー」「ソブラニー」「シルクカット」「ナチュラル・アメリカン・スピリット」の9ブランドをGFB(グローバル・フラッグシップ・ブランド)としております。
※ 米国ドルに対する為替レートは、以下のとおりです。
[医薬事業]
次世代戦略品の研究開発推進と各製品の価値最大化を通じ、当社グループへの安定的な利益貢献を目指しております。開発状況としては、現在当社において7品目が臨床開発段階にあります。
当第2四半期連結累計期間における売上収益については、導出品の販売拡大に伴うロイヤリティ収入の増加等により、前年同期比69億円増収の472億円(前年同期比17.1%増)となりました。調整後営業利益については、売上収益の増加により、前年同期比62億円増益の90億円(前年同期比224.5%増)となりました。
[加工食品事業]
当第2四半期においては、引き続き、冷凍麺、冷凍米飯、パックご飯、焼成冷凍パン等のステープル(主食)商品を中心とした冷凍・常温加工食品、ベーカリー及び調味料に注力するとともに、コスト競争力の強化に努め、収益力の向上に取り組みました。
当第2四半期連結累計期間における売上収益については、調味料等の販売が伸長したものの、その他商品の販売が減少したことにより、前年同期比25億円減収の775億円(前年同期比3.1%減)となりました。調整後営業利益については、売上収益の減少により、前年同期比10億円減益の22億円(前年同期比30.9%減)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について前事業年度の有価証券報告書に記載した内容から重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費は、285億円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)生産、受注及び販売の状況
当第2四半期連結累計期間における国内で製造した紙巻たばこの数量は、前年同期に対し124億本減少し、495億
本(前年同期比20.0%減)となりました。
これは、国内における紙巻販売数量の減少に加え、一部輸出用の紙巻たばこを海外の工場へ製造移管したことによるものです。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
①資金需要
設備投資、運転資金、外部資源の獲得、借入の返済及び利息の支払い、配当金の支払い、自己株式の取得並びに法人税の支払い等に資金を充当しております。
②資金の源泉
主として営業活動によるキャッシュ・フロー、金融機関からの借入、社債及びコマーシャル・ペーパーの発行により、必要とする資金を調達しております。
<キャッシュ・フロー>当第2四半期連結会計期間末現在における現金及び現金同等物は、前年度末に比べ1,337億円減少し、1,605億円となりました(前年同期末残高1,910億円)。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、405億円の収入(前年同期は1,067億円の支出)となりました。これは、たばこ事業による安定したキャッシュ・フローの創出があった一方、国内外におけるたばこ税及び法人税の支払い等があったことによるものです。
なお、当第2四半期連結累計期間における国内のたばこ税の支払額については、前年度末が金融機関の休日であった影響から7ヶ月分となっております。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、526億円の支出(前年同期は5,795億円の支出)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出等があったことによるものです。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、1,236億円の支出(前年同期は3,714億円の収入)となりました。これは、コマーシャル・ペーパーの発行を行った一方で、借入金の返済及び配当金の支払い等があったことによるものです。
<有利子負債>(長期負債)
社債(1年内償還予定を含む)は、前年度末現在3,582億円、当第2四半期連結会計期間末現在3,504億円、金融機関からの長期借入金(1年内返済予定を含む)は、前年度末現在14億円、当第2四半期連結会計期間末現在20億円です。長期リース債務は、前年度末現在73億円、当第2四半期連結会計期間末現在93億円です。
(短期負債)
金融機関からの短期借入金は、前年度末現在1,879億円、当第2四半期連結会計期間末現在1,523億円です。コマーシャル・ペーパーの発行残高は、前年度末現在はありませんでしたが、当第2四半期連結会計期間末現在280億円です。短期リース債務は、前年度末現在4億円、当第2四半期連結会計期間末現在13億円です。
③流動性
当社グループは、従来から営業活動により多額のキャッシュ・フローを得ており、今後も引き続き資金源になると見込んでおります。営業活動によるキャッシュ・フローは今後も安定的で、通常の事業活動における必要資金はまかなえると予想しております。また、当第2四半期連結会計期間末現在、国内・海外の主要な金融機関からのコミットメント融資枠があります。更に、コマーシャル・ペーパープログラム、アンコミットメントベースの融資枠、国内社債発行登録枠及びユーロMTNプログラム等があります。
(非GAAP指標について)
当社グループは、当社が適用する会計基準であるIFRSにおいて定義されていない指標を追加的に開示しております。これらの指標は、当社グループが中長期的に持続的な成長を目指す上で、各事業運営の業績を把握するために経営管理にも利用している指標であり、財務諸表の利用者が当社グループの業績を評価する上でも、有用な情報であると考えております。
自社たばこ製品売上収益
たばこ事業においては、自社たばこ製品に係る売上収益を、売上収益の内訳として追加的に開示しております。具体的には、国内たばこ事業においては、国内免税市場及び当社の中国事業部管轄の中国・香港・マカ
オ市場における売上収益並びにEmerging Productsに係る売上収益が含まれていますが、輸入たばこ配送手数
料等に係る売上収益は含まれておりません。また、海外たばこ事業においては、水たばこ製品及びEmerging
Productsに係る売上収益が含まれていますが、物流事業及び製造受託等に係る売上収益は含まれておりませ
ん。
調整後営業利益
営業利益(損失)から買収に伴い生じた無形資産に係る償却費、調整項目(収益及び費用)を除いた調整後営業利益を開示しております。調整項目(収益及び費用)はのれんの減損損失、リストラクチャリング収益及び費用等です。
また、為替一定ベースの調整後営業利益の成長率も追加的に開示しております。これは、海外たばこ事業における当期の調整後営業利益を前年同期の為替レートを用いて換算・算出することにより、為替影響を除いた指標です。当社グループは、為替一定ベースの調整後営業利益の成長率における、中長期に亘る年平均mid to high single digit成長を全社利益目標としており、その達成を目指してまいります。
(Emerging Productsについて)
たばこ事業においては、既存のたばこ製品に加え、イノベーティブな新規製品カテゴリーでの価値創造を目指すべく、E-Vapor(電子たばこ)製品及びT-Vapor(たばこベイパー)製品等のEmerging Productsにも取り組んでおります。
E-Vapor製品は、たばこ葉を使用せず、装置内もしくは専用カートリッジ内のリキッド(液体)を電気加熱さ
せ、発生するベイパー(蒸気)を愉しむ製品です。
一方、T-Vapor製品は、たばこ葉を使用し、たばこ葉を燃焼させずに、加熱等によって発生するたばこベイパ
ー(たばこ葉由来の成分を含む蒸気)を愉しむ製品です。
(1)業績の状況
<売上収益>売上収益は、医薬事業における増収があったものの、国内たばこ事業における減収及び海外たばこ事業において不利な為替影響を受けたこと等により、前年同期比315億円減収の1兆453億円(前年同期比2.9%減)となりました。
(単位:億円)
| 2016年12月期 第2四半期 連結累計期間 | 2017年12月期 第2四半期 連結累計期間 | 増減 | ||||
| 売上収益 | 10,769 | 10,453 | △315 | △2.9% | ||
| 国内たばこ事業 | 3,359 | 3,104 | △256 | △7.6% | ||
| 内、自社たばこ製品 | 3,186 | 2,944 | △242 | △7.6% | ||
| 海外たばこ事業 | 6,160 | 6,067 | △93 | △1.5% | ||
| 内、自社たばこ製品 | 5,841 | 5,772 | △68 | △1.2% | ||
| 医薬事業 | 403 | 472 | 69 | 17.1% | ||
| 加工食品事業 | 799 | 775 | △25 | △3.1% | ||
※ 連結外部に対する収益を表示しております。
※ 売上収益には、上記のセグメントに係る売上収益の他、不動産賃貸等に係る売上収益があります。
<調整後営業利益、営業利益及び四半期利益(親会社所有者帰属)>為替影響を含めた調整後営業利益は、医薬事業及び海外たばこ事業における増益があったものの、国内たばこ事業における減益等により、前年同期比37億円減益の3,147億円(前年同期比1.2%減)となりました。なお、為替一定ベースの調整後営業利益は、前年同期比3.6%増となりました。
営業利益は、調整後営業利益の減益に加え、多額の不動産売却益等を計上した前年同期と比較して不動産売却益等が減少したことにより、前年同期比317億円減益の3,133億円(前年同期比9.2%減)となりました。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、営業利益の減益等により、前年同期比215億円減益の2,256億円(前年同期比8.7%減)となりました。
(単位:億円)
| 2016年12月期 第2四半期 連結累計期間 | 2017年12月期 第2四半期 連結累計期間 | 増減 | |||
| 調整後営業利益 | 3,183 | 3,147 | △37 | △1.2% | |
| 国内たばこ事業 | 1,296 | 1,200 | △96 | △7.4% | |
| 海外たばこ事業 | 1,931 | 1,951 | 20 | 1.0% | |
| 医薬事業 | 28 | 90 | 62 | 224.5% | |
| 加工食品事業 | 31 | 22 | △10 | △30.9% | |
| 営業利益 | 3,450 | 3,133 | △317 | △9.2% | |
| 四半期利益 (親会社所有者帰属) | 2,471 | 2,256 | △215 | △8.7% | |
※ 調整後営業利益・営業利益には、不動産賃貸に係る事業活動等及び報告セグメントに帰属しない企業広報経費や本社コーポレート部門運営費等の本社経費を含みます。
各セグメントの業績は、次のとおりです。
[国内たばこ事業]
当第2四半期連結累計期間における紙巻販売数量(注1)は、T-Vapor(たばこベイパー)市場の拡大及び趨勢減等による紙巻総需要(注2)の減少等により、前年同期比11.2%減となりました。シェアについては、61.0%となりました(前年度シェア61.1%)。
(単位:億本)
| 国内たばこ事業 | 2016年12月期 第2四半期 連結累計期間 | 2017年12月期 第2四半期 連結累計期間 | 増減 | |
| 紙巻販売数量 | 527 | 468 | △59 | △11.2% |
自社たばこ製品売上収益については、2016年4月に実施したメビウス等一部銘柄の定価改定による効果等があったものの、紙巻販売数量の減少による影響により、前年同期比7.6%減となりました。
調整後営業利益については、コストの減少があったものの、自社たばこ製品売上収益の減少等により、前年同期比7.4%減となりました。
(単位:億円)
| 国内たばこ事業 | 2016年12月期 第2四半期 連結累計期間 | 2017年12月期 第2四半期 連結累計期間 | 増減 | ||
| 売上収益 | 3,359 | 3,104 | △256 | △7.6% | |
| 内、自社たばこ製品 | 3,186 | 2,944 | △242 | △7.6% | |
| 調整後営業利益 | 1,296 | 1,200 | △96 | △7.4% | |
(注1)当該数値の他に、国内免税市場及び当社の中国事業部管轄の中国・香港・マカオ市場の当第2四半期連結累計期間における販売数量20億本(前年同期の当該数量は20億本)があります。なお、当該数値にはEmerging Products等の販売数量は含まれておりません。
(注2)紙巻総需要は、日本市場全体における紙巻たばこの販売数量を指しておりますが、Emerging Products等の販売数量は含まれておりません。
[海外たばこ事業]
当第2四半期連結累計期間においては、イラン及び台湾等における好調な実績があったものの、ロシア等における総需要の減少による影響及び前年第1四半期連結会計期間に発生した流通在庫調整による相対的なマイナス影響等により、総販売数量(注3)は前年同期比3.3%減となりました。一方、GFB(注4)販売数量は、シェアが伸長したことにより、前年同期と同水準となりました。
(単位:億本)
| 海外たばこ事業 | 2016年12月期 第2四半期 連結累計期間 | 2017年12月期 第2四半期 連結累計期間 | 増減 | ||
| 総販売数量 | 1,997 | 1,932 | △65 | △3.3% | |
| 内、GFB | 1,407 | 1,408 | 1 | 0.0% | |
為替影響を含めたドルベースの自社たばこ製品売上収益については、単価上昇効果があったものの、総販売数量の減少による影響及びポンド等の現地通貨の不利な為替影響により、前年同期比1.9%減となりました。
為替影響を含めたドルベースの調整後営業利益については、ポンド等の現地通貨の不利な為替影響等があったものの、製造拠点最適化等のコスト低減効果が発現したことにより、前年同期比0.5%増となりました。なお、為替一定ベース(ドルベース)の調整後営業利益については、前年同期比9.1%増となりました。
(単位:百万ドル)
| 海外たばこ事業 (ドルベース) | 2016年12月期 第2四半期 連結累計期間 | 2017年12月期 第2四半期 連結累計期間 | 増減 | ||
| 売上収益 | 5,524 | 5,403 | △121 | △2.2% | |
| 内、自社たばこ製品 | 5,239 | 5,141 | △98 | △1.9% | |
| 調整後営業利益 | 1,729 | 1,738 | 9 | 0.5% | |
円ベースの自社たばこ製品売上収益及び調整後営業利益については、邦貨換算時に円安影響を受けたことにより、それぞれ前年同期比1.2%減及び1.0%増となりました。
(単位:億円)
| 海外たばこ事業 | 2016年12月期 第2四半期 連結累計期間 | 2017年12月期 第2四半期 連結累計期間 | 増減 | ||
| 売上収益 | 6,160 | 6,067 | △93 | △1.5% | |
| 内、自社たばこ製品 | 5,841 | 5,772 | △68 | △1.2% | |
| 調整後営業利益 | 1,931 | 1,951 | 20 | 1.0% | |
(注3)製造受託、水たばこ製品及びEmerging Productsを除き、Fine cut、シガー、パイプ及びスヌースを含めております。
(注4)当社グループのブランドポートフォリオの中核を担う「ウィンストン」「キャメル」「メビウス」「LD」「ベンソン・アンド・ヘッジス」「グラマー」「ソブラニー」「シルクカット」「ナチュラル・アメリカン・スピリット」の9ブランドをGFB(グローバル・フラッグシップ・ブランド)としております。
※ 米国ドルに対する為替レートは、以下のとおりです。
| 為替レート (1米国ドル) | 2016年12月期 第2四半期 連結累計期間 | 2017年12月期 第2四半期 連結累計期間 |
| 円 | 111.70 | 112.34 |
| ルーブル | 70.29 | 57.98 |
| 英ポンド | 0.70 | 0.79 |
| ユーロ | 0.90 | 0.92 |
[医薬事業]
次世代戦略品の研究開発推進と各製品の価値最大化を通じ、当社グループへの安定的な利益貢献を目指しております。開発状況としては、現在当社において7品目が臨床開発段階にあります。
当第2四半期連結累計期間における売上収益については、導出品の販売拡大に伴うロイヤリティ収入の増加等により、前年同期比69億円増収の472億円(前年同期比17.1%増)となりました。調整後営業利益については、売上収益の増加により、前年同期比62億円増益の90億円(前年同期比224.5%増)となりました。
[加工食品事業]
当第2四半期においては、引き続き、冷凍麺、冷凍米飯、パックご飯、焼成冷凍パン等のステープル(主食)商品を中心とした冷凍・常温加工食品、ベーカリー及び調味料に注力するとともに、コスト競争力の強化に努め、収益力の向上に取り組みました。
当第2四半期連結累計期間における売上収益については、調味料等の販売が伸長したものの、その他商品の販売が減少したことにより、前年同期比25億円減収の775億円(前年同期比3.1%減)となりました。調整後営業利益については、売上収益の減少により、前年同期比10億円減益の22億円(前年同期比30.9%減)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について前事業年度の有価証券報告書に記載した内容から重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費は、285億円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)生産、受注及び販売の状況
当第2四半期連結累計期間における国内で製造した紙巻たばこの数量は、前年同期に対し124億本減少し、495億
本(前年同期比20.0%減)となりました。
これは、国内における紙巻販売数量の減少に加え、一部輸出用の紙巻たばこを海外の工場へ製造移管したことによるものです。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
①資金需要
設備投資、運転資金、外部資源の獲得、借入の返済及び利息の支払い、配当金の支払い、自己株式の取得並びに法人税の支払い等に資金を充当しております。
②資金の源泉
主として営業活動によるキャッシュ・フロー、金融機関からの借入、社債及びコマーシャル・ペーパーの発行により、必要とする資金を調達しております。
<キャッシュ・フロー>当第2四半期連結会計期間末現在における現金及び現金同等物は、前年度末に比べ1,337億円減少し、1,605億円となりました(前年同期末残高1,910億円)。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、405億円の収入(前年同期は1,067億円の支出)となりました。これは、たばこ事業による安定したキャッシュ・フローの創出があった一方、国内外におけるたばこ税及び法人税の支払い等があったことによるものです。
なお、当第2四半期連結累計期間における国内のたばこ税の支払額については、前年度末が金融機関の休日であった影響から7ヶ月分となっております。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、526億円の支出(前年同期は5,795億円の支出)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出等があったことによるものです。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、1,236億円の支出(前年同期は3,714億円の収入)となりました。これは、コマーシャル・ペーパーの発行を行った一方で、借入金の返済及び配当金の支払い等があったことによるものです。
<有利子負債>(長期負債)
社債(1年内償還予定を含む)は、前年度末現在3,582億円、当第2四半期連結会計期間末現在3,504億円、金融機関からの長期借入金(1年内返済予定を含む)は、前年度末現在14億円、当第2四半期連結会計期間末現在20億円です。長期リース債務は、前年度末現在73億円、当第2四半期連結会計期間末現在93億円です。
(短期負債)
金融機関からの短期借入金は、前年度末現在1,879億円、当第2四半期連結会計期間末現在1,523億円です。コマーシャル・ペーパーの発行残高は、前年度末現在はありませんでしたが、当第2四半期連結会計期間末現在280億円です。短期リース債務は、前年度末現在4億円、当第2四半期連結会計期間末現在13億円です。
③流動性
当社グループは、従来から営業活動により多額のキャッシュ・フローを得ており、今後も引き続き資金源になると見込んでおります。営業活動によるキャッシュ・フローは今後も安定的で、通常の事業活動における必要資金はまかなえると予想しております。また、当第2四半期連結会計期間末現在、国内・海外の主要な金融機関からのコミットメント融資枠があります。更に、コマーシャル・ペーパープログラム、アンコミットメントベースの融資枠、国内社債発行登録枠及びユーロMTNプログラム等があります。