有価証券報告書-第32期(平成29年10月1日-平成30年9月30日)

【提出】
2018/12/20 9:05
【資料】
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【項目】
74項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度の売上高は3,878,810千円(前事業年度比8.1%減)、営業損失は70,252千円(前事業年度は営業利益78,831千円)、経常損失は68,861千円(前事業年度は経常利益80,290千円)、当期純損失は99,024千円(前事業年度は当期純利益51,883千円)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(小売事業)
当社は、「三代目茂蔵」のブランド力を強化・確立することで、売上高及び利益の向上を図ってまいります。
商品につきましては、消費者にとって価値のある商品づくりを目指し、①豆腐、豆乳、おから等を使用した「茂蔵オリジナル商品」、②それ以外の厳選された「定番商品」、③協力工場等からの「本日のお買い得品」の3つに分類し、この中でも特に茂蔵でしか購入することのできない「茂蔵オリジナル商品」を開発・強化してまいります。
当事業年度におきましては、「茂蔵オリジナル商品」を開発・販売することで顧客数の増加に努めました。店舗におきましては、「三代目茂蔵」ブランドの認知度向上を推し進めることによる新規顧客の獲得と既存顧客のリピート率向上を目的とし、豆腐専門店としての認知度をより高めるため、7店舗の既存店舗においてリニューアル改装を行いました。また、従業員による販売力の強化と売り場でのノウハウの共有化を行うため、従業員向けの研修センターを立ち上げ、人材の育成に努めてまいりました。
これらより、1商品あたり買上単価は前事業年度比103.2%となったことが貢献し、1店舗平均の顧客単価は同101.1%となりました。しかしながら、「茂蔵オリジナル商品」の見直しや強化及び店舗のリニューアル改装による顧客数の増加には、時間がかかると考えており、1店舗平均の顧客数は前事業年度比93.5%となりました。なお、出店につきましては、当社のオリジナル商品である豆腐・豆乳・おからを中心とした専門店として、既存業態を4店舗出店しました。
上記のことから、売上高は前事業年度比5.3%減少しました。また、適正な在庫数を見直し、今後、使用する見込みがないと判断した資材・包材等27,305千円を売上原価に計上したことにより、売上総利益率は同1.2ポイント減少となりました。販管費につきましては、パート従業員の時給上昇などにより人件費が前事業年度比8.3%増となったこと等が要因となり、販管費率は前事業年度と比較して2.7ポイント上昇し、営業利益率は前事業年度の4.8%から3.9ポイント減少し0.9%となりました。
以上の結果、小売事業の売上高は3,306,979千円(前事業年度比5.3%減)、セグメント利益(営業利益)は28,757千円(前事業年度比82.7%減)となりました。
(その他事業)
その他事業は、小売加盟店及び業務用得意先への卸売事業並びに通販事業であります。
その他事業の売上高は571,831千円(前事業年度比21.4%減)、セグメント利益(営業利益)は38,936千円(前事業年度比9.8%増)となりました。
なお、当事業年度の出店状況は、次のとおりであります。
(単位:店)
前事業年度末
店舗数
増加減少当事業年度末
店舗数
小売事業「三代目茂蔵」(直営店)554950
その他事業「三代目茂蔵」(加盟店)15027577
合計205684127

②キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度と比較して153,377千円減少し430,987千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、103,175千円(前事業年度は265,398千円の収入)となりました。これは主に、資金増加要因として、減価償却費及びその他の償却費34,935千円、売上債権の減少額34,520千円、たな卸資産の減少額48,178千円、資金減少要因として、税引前当期純損失79,068千円、仕入債務の減少額78,837千円、未払金の減少額17,831千円及び未払消費税等の減少額12,415千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、15,216千円(前事業年度は4,233千円の収入)となりました。これは主に、資金増加要因として、敷金及び保証金の回収による収入16,218千円、リース債権の回収による収入5,978千円、資金減少要因として、有形固定資産の取得による支出27,514千円、敷金及び保証金の差入による支出6,817千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、34,986千円(前事業年度は14,110千円の支出)となりました。これは配当金の支払額34,986千円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
該当事項はありません。
b.仕入実績
当事業年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当事業年度
(自 2017年10月1日
至 2018年9月30日)
前年同期比(%)
小売事業(千円)2,296,17294.0
その他事業(千円)446,99178.0
合計(千円)2,743,16490.9

(注)1.金額には、消費税等は含まれておりません。
2.金額は、仕入価格で記載しております。
c.受注実績
該当事項はありません。
d.販売実績
当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当事業年度
(自 2017年10月1日
至 2018年9月30日)
前年同期比(%)
小売事業(千円)3,306,97994.7
その他事業(千円)571,83178.6
合計(千円)3,878,81091.9

(注)1.金額には、消費税等は含まれておりません。
2.販売実績総額に対する割合が、100分の10以上に該当する相手先はありません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 注記事項(重要な会計方針)」をご参照下さい。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.売上高
当事業年度における売上高は、前事業年度と比較して340,592千円減少し、3,878,810千円となりました。主力事業である小売事業におきましては、不採算店舗等を閉店したことにより店舗数が前事業年度末より5店舗減少したことや、商品施策において、「本日のお買い得品」の強化により、「茂蔵オリジナル商品」のアイテム数が減少し、「三代目茂蔵」のブランド力や認知度が低下したことが原因となり、1店舗平均の顧客数が前事業年度比93.5%となったこと等が要因となり、前事業年度比5.3%減、184,602千円の減少となりました。また、その他事業におきましては、加盟店のセーブオンがローソンへと業態変更したことにより取引が終了となったこと等により店舗数が前事業年度末より73店舗減少したことが要因となり、前事業年度比21.4%減、155,989千円の減少となりました。
b.売上原価及び売上総利益
当事業年度における売上原価は2,791,029千円となり、売上総利益は前事業年度より138,049千円減の1,087,780千円、対売上高比28.0%となり、前事業年度の29.1%から1.1ポイントの低下となりました。当事業年度において、適正な在庫数を見直し、今後、使用する見込みがないと判断した資材・包材等27,305千円を売上原価に計上したことが主な要因となっております。
c.販売費及び一般管理費及び営業利益
当事業年度における販売費及び一般管理費は1,158,032千円となり、前事業年度と比較し11,034千円の増加、対売上高比27.2%から29.9%となりました。増加要因としましては、役員報酬の増額やパート従業員の時給上昇などにより、人件費が前事業年度比7.5%増、39,113千円の増加となったこと等であります。また、その他事業における加盟店であったセーブオンへの配送方法を見直した結果、運賃及び保管料等が前事業年度と比較して36,246千円減少しました。この結果、前事業年度の営業利益78,831千円から営業損失70,252千円となり、前事業年度比149,083千円減少し、対売上高比は1.9%から△1.8%となりました。
d.当期純利益
当期純利益につきましては、前述のa.~c.が主な要因となったこと、特別損失として、小売事業である直営店舗6店舗について減損損失2,252千円を計上したことや店舗閉鎖損失9,122千円の計上及び法人税、住民税及び事業税19,955千円を計上した結果、前事業年度の当期純利益51,883千円から当期純損失99,024千円となりました。
③当事業年度の財政状態の分析
a.資産
当事業年度末における資産の残高は、前事業年度末と比較して267,892千円減少し1,542,544千円となりました。これは主に、現金及び預金の減少153,377千円、売掛金の減少34,528千円、商品の減少48,422千円、敷金及び保証金の減少11,427千円等によるものであります。
b.負債
当事業年度末における負債の残高は、前事業年度末と比較して133,438千円減少し450,187千円となりました。これは主に、買掛金の減少78,837千円、未払金の減少31,380千円、未払法人税等の20,363千円等によるものであります。
c.純資産
当事業年度末における純資産の残高は、前事業年度末と比較して134,454千円減少し1,092,357千円となりました。これは主に、当期純損失の計上99,024千円、剰余金の配当35,394千円等によるものであります。
④経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照下さい。
⑤資本の財源及び資金の流動性についての分析
当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。
当社の資金需要の主なものは、商品の仕入れ、販売費及び一般管理費に係る運転資金、新規出店及び既存店舗のリニューアル改装に係る設備投資であります。
資金については、主に営業活動によって得られる資金によって賄い、必要な都度、主に金融機関から調達する方針であります。

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