有価証券報告書-第94期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/21 14:01
【資料】
PDFをみる
【項目】
85項目
(4)【役員の報酬等】
① 役員の報酬の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項
基本的な考え方
取締役(社外取締役を除く)及び執行役員等の報酬制度は、役割と職責に照らし、合理的かつ体系的な仕組み
とし、会社業績との連動性の高い報酬体系としております。
報酬は月額報酬(固定給)と賞与(業績連動給)で構成し、特に賞与は各期の連結営業利益をベースとし、中
長期の企業価値(社会的価値・経済的価値)向上度、配当、従業員の賞与水準、他社動向及び過去の支給実績な
どを総合的に勘案しております。
社外取締役、常勤監査役及び社外監査役は独立した立場で経営の監督・監視機能を担う役割のため、賞与の支
給はありません。
なお、当社の役員報酬に関する株主総会の決議年月日は、2012年6月14日であり、取締役の報酬限度額は月額
50百万円以内、監査役の報酬限度額は月額8百万円以内と定めており、各役員の報酬はこの総額の範囲内で決定
しております。
役員の報酬等については、社外役員が過半数を占める経営諮問会議で審議し、その結果を踏まえて取締役会に
提案し、決議しております。
2019年3月期の役員の報酬等の額の決定過程において、2019年3月29日に経営諮問会議を実施しております。
(当社の役員報酬体系)
1)月額報酬
取締役及び執行役員としての役割と職責に見合った職位間格差に応じて金額を決定し、月額固定報酬とし
て支給しております。
その設定方法は、基準となる役員の報酬額から、職責に応じて一定額の比率を乗じて合理的に月額報酬を
決定しております。
なお、社外取締役及び監査役については、昇給枠のある基本報酬ではなく、それぞれの役割に応じて金額
を設定した月額固定報酬額を支給しております。
2)賞与
賞与に係る指標は、連結営業利益と中期の企業価値向上度の成果としており、その達成度を総合的に勘案
しております。この指標による賞与が報酬に占める比率は基準値で約35%以上となります。
賞与の評価は、全社一律の年度業績と個人別の年度方針達成度を反映させており、また、中長期の企業価
値(社会的価値・経済的価値)向上度も賞与支給の評価に取り入れております。
その設定方法は、会社業績を反映する指標として、連結営業利益額を用い、全社一律で金額設定し、また
個人別には方針達成度に従い、査定評価を行っております。当社の賞与の算定の基礎となる指標は連結営業
利益額であり、2019年3月期(日本基準)の実績は580億円です。
② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
取締役(うち社外取締役)監査役(うち社外監査役)計(うち社外役員)
人員(名)金額
(百万円)
人員(名)金額
(百万円)
人員(名)金額
(百万円)
役員報酬13( 5)348(43)6( 3)94(18)19( 8)442(61)
役員賞与6(-)149(-)-(-)-(-)6(-)149(-)
-498(43)-94(18)-592(61)

(注) 上記には、2018年6月13日開催の第93回定時株主総会終結のときをもって退任した取締役3名及び監査役2名(うち社外監査役1名)が含まれております。