有価証券報告書-第78期(2025/04/01-2026/03/31)
15.のれん及び無形資産
(1)増減表
のれん及び無形資産の取得原価、償却累計額及び減損損失累計額の増減並びに帳簿価額は以下のとおりであります。
取得原価
償却累計額及び減損損失累計額
(注) 無形資産の償却費は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれております。
帳簿価額
当社グループの前連結会計年度及び当連結会計年度における期中に費用として認識された研究開発活動による支出は361百万円及び574百万円であり、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれております。
(2)耐用年数が確定できない無形資産
上記の無形資産のうち耐用年数を確定できない資産は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ1,509百万円及び1,507百万円であります。このうち、主なものは企業結合時に取得した㈱ピーチ・ジョンの商標権であり、事業が継続する限り存続するため、耐用年数を確定できないものと判断しております。
(3)のれん及び耐用年数が確定できない無形資産の減損
企業結合で生じたのれん及び無形資産は、取得日に企業結合から利益がもたらされる資金生成単位グループに配分しております。
資金生成単位グループ別ののれんの帳簿価額は以下のとおりであります。
資金生成単位グループ別の耐用年数が確定できない無形資産の帳簿価額は以下のとおりであります。
当社グループは、のれん及び耐用年数が確定できない無形資産について、少なくとも年1回及び減損の兆候がある場合にはその都度、減損テストを実施しております。
減損損失は、連結損益計算書の「その他費用」に計上しております。
回収可能価額は、過去の経験及び外部からの情報を反映し、経営者が承認した今後5年度分の事業計画と成長率を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を、当該資金生成単位グループの税引前加重平均資本コストを基礎とした割引率13.8%(前連結会計年度13.9%)により現在価値に割引いて算定しております。事業計画には、販売数量拡大施策の達成可能性や展開地域での市場成長率などの重要な仮定が含まれております。事業計画の期間を超える成長率は、資金生成単位グループの属する産業もしくは国における長期の平均成長率を勘案して2.0%(前連結会計年度2.0%)と決定しており、市場の長期の平均成長率を超過しておりません。
WACOAL EUROPE LTD.グループにおいては、回収可能価額は使用価値に基づき算定しており、当該回収可能額はレベル3の公正価値により測定しております。当連結会計年度に実施した減損テストの結果、のれんの減損損失を1,006百万円計上しました。これは、主に主力チャネルの成長鈍化、米国関税やインフレによる販管費の増加に伴う利益率の圧迫が要因となっております。
上記以外の資金生成単位グループについては、回収可能価額は当該資金生成単位の帳簿価額を十分に上回っており、回収可能価額に用いた税引前割引率及び売上について合理的な範囲で変動があった場合にも、重要な減損損失が発生する可能性は低いと判断しております。
(1)増減表
のれん及び無形資産の取得原価、償却累計額及び減損損失累計額の増減並びに帳簿価額は以下のとおりであります。
取得原価
| (単位:百万円) |
| のれん | 無形資産 | |||||
| ソフト ウェア | ブランド | 商標権 | その他 | 合計 | ||
| 2024年4月1日 | 43,304 | 19,745 | 9,519 | 5,316 | 2,403 | 36,983 |
| 取得 | - | 1,359 | - | - | 3 | 1,362 |
| 企業結合による取得 | 3,186 | 11 | 1,907 | - | 432 | 2,350 |
| 売却又は処分 | - | △2,138 | - | - | △15 | △2,153 |
| 連結範囲の異動による減少 | - | △270 | - | - | △7 | △277 |
| 在外営業活動体の換算差額 | 87 | △6 | 117 | - | △9 | 102 |
| その他 | - | △9 | - | - | △3 | △12 |
| 2025年3月31日 | 46,577 | 18,692 | 11,543 | 5,316 | 2,804 | 38,355 |
| 取得 | - | 799 | - | - | 4 | 803 |
| 売却又は処分 | - | △2,566 | - | - | △8 | △2,574 |
| 連結範囲の異動による減少 | △16,030 | - | △1,523 | - | △1,146 | △2,669 |
| 在外営業活動体の換算差額 | 1,871 | 312 | 904 | - | 68 | 1,284 |
| その他 | - | △3 | - | - | - | △3 |
| 2026年3月31日 | 32,418 | 17,234 | 10,924 | 5,316 | 1,722 | 35,196 |
償却累計額及び減損損失累計額
| (単位:百万円) |
| のれん | 無形資産 | |||||
| ソフト ウェア | ブランド | 商標権 | その他 | 合計 | ||
| 2024年4月1日 | △31,499 | △13,084 | △5,822 | △4,827 | △1,360 | △25,093 |
| 償却費 | - | △2,599 | △429 | - | △18 | △3,046 |
| 減損損失 | - | △39 | - | - | - | △39 |
| 売却又は処分 | - | 1,913 | - | - | 3 | 1,916 |
| 連結範囲の異動による減少 | - | 229 | - | - | - | 229 |
| 在外営業活動体の換算差額 | 121 | 12 | △36 | - | 15 | △9 |
| その他 | - | 9 | - | - | 1 | 10 |
| 2025年3月31日 | △31,378 | △13,559 | △6,287 | △4,827 | △1,359 | △26,032 |
| 償却費 | - | △2,021 | △922 | - | △39 | △2,982 |
| 減損損失 | △1,006 | - | - | - | - | - |
| 売却又は処分 | - | 2,556 | - | - | 6 | 2,562 |
| 連結範囲の異動による減少 | 16,030 | - | 1,523 | - | 1,146 | 2,669 |
| 在外営業活動体の換算差額 | △567 | △270 | △50 | - | △32 | △352 |
| その他 | - | - | - | - | - | - |
| 2026年3月31日 | △16,921 | △13,294 | △5,736 | △4,827 | △278 | △24,135 |
(注) 無形資産の償却費は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれております。
帳簿価額
| (単位:百万円) |
| のれん | 無形資産 | |||||
| ソフト ウェア | ブランド | 商標権 | その他 | 合計 | ||
| 2024年4月1日 | 11,805 | 6,661 | 3,697 | 489 | 1,043 | 11,890 |
| 2025年3月31日 | 15,199 | 5,133 | 5,256 | 489 | 1,445 | 12,323 |
| 2026年3月31日 | 15,497 | 3,940 | 5,188 | 489 | 1,444 | 11,061 |
当社グループの前連結会計年度及び当連結会計年度における期中に費用として認識された研究開発活動による支出は361百万円及び574百万円であり、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれております。
(2)耐用年数が確定できない無形資産
上記の無形資産のうち耐用年数を確定できない資産は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ1,509百万円及び1,507百万円であります。このうち、主なものは企業結合時に取得した㈱ピーチ・ジョンの商標権であり、事業が継続する限り存続するため、耐用年数を確定できないものと判断しております。
(3)のれん及び耐用年数が確定できない無形資産の減損
企業結合で生じたのれん及び無形資産は、取得日に企業結合から利益がもたらされる資金生成単位グループに配分しております。
資金生成単位グループ別ののれんの帳簿価額は以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 報告セグメント | 資金生成単位グループ | のれん | |
| 前連結会計年度 (2025年3月31日) | 当連結会計年度 (2026年3月31日) | ||
| ワコール事業(海外) | WACOAL EUROPE LTD.グループ | 15,199 | 15,497 |
資金生成単位グループ別の耐用年数が確定できない無形資産の帳簿価額は以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 報告セグメント | 資金生成単位グループ | 耐用年数が確定できない無形資産 | |
| 前連結会計年度 (2025年3月31日) | 当連結会計年度 (2026年3月31日) | ||
| ピーチ・ジョン事業 | ピーチ・ジョングループ | 489 | 489 |
当社グループは、のれん及び耐用年数が確定できない無形資産について、少なくとも年1回及び減損の兆候がある場合にはその都度、減損テストを実施しております。
減損損失は、連結損益計算書の「その他費用」に計上しております。
回収可能価額は、過去の経験及び外部からの情報を反映し、経営者が承認した今後5年度分の事業計画と成長率を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を、当該資金生成単位グループの税引前加重平均資本コストを基礎とした割引率13.8%(前連結会計年度13.9%)により現在価値に割引いて算定しております。事業計画には、販売数量拡大施策の達成可能性や展開地域での市場成長率などの重要な仮定が含まれております。事業計画の期間を超える成長率は、資金生成単位グループの属する産業もしくは国における長期の平均成長率を勘案して2.0%(前連結会計年度2.0%)と決定しており、市場の長期の平均成長率を超過しておりません。
WACOAL EUROPE LTD.グループにおいては、回収可能価額は使用価値に基づき算定しており、当該回収可能額はレベル3の公正価値により測定しております。当連結会計年度に実施した減損テストの結果、のれんの減損損失を1,006百万円計上しました。これは、主に主力チャネルの成長鈍化、米国関税やインフレによる販管費の増加に伴う利益率の圧迫が要因となっております。
上記以外の資金生成単位グループについては、回収可能価額は当該資金生成単位の帳簿価額を十分に上回っており、回収可能価額に用いた税引前割引率及び売上について合理的な範囲で変動があった場合にも、重要な減損損失が発生する可能性は低いと判断しております。