有価証券報告書-第102期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)
今後の経営環境は、景気回復の兆しはあるものの、円安による原燃料の価格上昇や海外経済の減速による下振れリスク、国内における消費増税による消費マインドの低下が懸念され、依然として先行き不透明な状況が継続すると予想されます。
このような中、あらゆる環境の変化にも対応できるよう、生産体制の見直しを中心とした強固な事業基盤を構築致します。また、持続的な成長の実現を目指すための戦略的な投資を継続して参ります。
①先端ファブリックの開発・新規市場の開拓
グループ内や国内外の有力企業、産官学との戦略的連携(クラスター)の強化を図り、美・健康・快適・安全の4つのテーマを軸としたグローバル・マーケットに通用する先端ファブリックのスピーディな開発と新規市場の開拓に努めます。主力の繊維事業の拡大は勿論のこと、特殊セラミックス基盤グリーンビズの事業拡大や先端材料を使用した産業資材分野への取り組みで、新規事業の確立拡大に挑み続けます。
②海外市場の拡大
先行する欧州ファッション市場の維持拡大を図るとともに質、量ともに成長著しい中国に代表されるアジア市場での拡大を図ります。ここ近年事業が低迷していた中国事業の商品の見直しを行い、日本と中国の両生産拠点より海外に向けて販売力の強化を進めます。また、今後も同業を含めた海外企業との連携を更に広げて海外市場の拡大を進めて参ります。
③環境対応経営の促進
環境材料や低環境負荷素材等の開発と市場導入を図ると共に、省エネ・省資源・低環境負荷を可能にする生産技術を継続的に向上させ、低エネルギー社会の実現に向けた環境適応ビジネスの推進を強化します。