有価証券報告書-第64期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/30 15:20
【資料】
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【項目】
118項目

対処すべき課題

今後のわが国の経済見通しにつきましては、金融・経済政策の効果が公共事業を中心に顕在化し、円安を背景とした輸出の回復が期待されるものの、欧州経済の下振れ懸念や円安の影響による原油価格、輸入物価の上昇など引き続き予断を許さない経営環境で推移するものと思われます。
このような環境のもと、当社グループとしましては、引き続き全力を使って付加価値を創出し、社会に貢献する事業運営を経営の基本として、高品質・高機能の不織布・フェルトの技術開発を推進し、お客さま満足度を向上させてまいります。
なお、今後とも収益力の改善対策として、一段の生産体制の効率化や、新製品の開発によりコスト競争力の強化を図り、企業価値の向上につとめてまいります。
海外関係につきましては、グローバルな運営体制のもと、アジア、欧州、米国などで環境・エネルギー資材や工業資材を中心に積極的な事業展開を図るとともに、インドネシア工場の本格稼働等により、活動基盤を拡大し、より強固な事業基盤を構築してまいります。
環境面につきましては、当社グループは、ISO14001を通じ、地球環境保全に取り組み、環境に配慮した事業活動を環境方針に掲げ、ホームページ等を通じ社外へ開示しております。
また、当社グループの技術の優位性の追求及びコンプライアンスの一層の徹底にも積極的に取り組み、継続的な企業価値の向上につとめてまいります。