当第1四半期累計期間(2023年11月1日~2024年1月31日)のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の法律上の分類が第5類に移行され、インバウンド需要等の回復を背景に経済活動がコロナ禍前の状態に大きく近づき、日経平均株価もバブル後の最高値を更新いたしました。一方、原材料やエネルギー価格の高騰、急激な為替変動、物価の上昇等により事業環境は厳しさを増し、こうしたコスト上昇は慢性的な人手不足によって労務費にも波及するなど、全般的には緩やかな景気回復が続きました。
このような環境のもと、中期経営計画「NEXT STEP 10」の2年目を迎え、最重点施策である「ハウス・エコ事業におけるMグレード認定工場の取得」につきましては、後述の重要な後発事象に記載のとおり1年半前倒しとなる2024年3月に1つ上の上位グレードであるHグレードを保有する寿鉄工株式会社を子会社化するなど、同中期経営計画の達成に向けて大きな第一歩を踏み出しました。
その結果、売上高は24億55百万円(前年同四半期比88.8%)、営業利益は1億13百万円(前年同四半期比92.3%)、経常利益は1億8百万円(前年同四半期比93.2%)、四半期純利益は前年同四半期に賃貸用不動産の売却益を計上した反動減から72百万円(前年同四半期比34.8%)となりました。
2024/03/15 15:02