四半期報告書-第104期第3四半期(平成26年10月1日-平成26年12月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績等の状況
当第3四半期連結累計期間における国内経済は、緩やかな回復基調となっておりますが、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動等により国内経済の持ち直しの動きは鈍く、中国をはじめとした新興国経済の景気減速、欧州景気の下押し懸念及び原油価格の急落等により、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
紙パルプ業界におきましては、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動等により内需が低調に推移するなか、古紙価格や円安に伴う輸入原材料価格が上昇する等、引き続き厳しい事業環境となっております。
このような状況の中で、当社グループは平成26年度を最終年度とする中期事業計画(平成24年9月7日発表)達成に向け、紙・板紙事業ではグループ一体となったコスト低減の取組みや、いわき大王製紙のマシン増設による板紙・段ボール事業の強化を進めております。
また、ホーム&パーソナルケア事業では、国内でベビー・大人用紙おむつを中心とした拡販を進めるとともに、成長著しいアジア市場において、タイ及び中国(南通)で現地生産工場を立ち上げるなど、ベビー用紙おむつを中心とした事業の展開を推進しております。当社グループの成長分野であるホーム&パーソナルケア事業のフェミニンケア用品・ベビー用紙おむつ及び大人用紙おむつを生産する新工場(福島県いわき市)の建設、当社可児工場のティシュー生産設備の拡充、中国(南通)でのベビー用紙おむつの加工能力を拡充するため、平成26年7月までに18,583百万円の新株式発行による資金調達を行いました。
当社グループは、成長分野への投資による収益力の向上を通じて有利子負債の削減を進め、財務安定性の向上及び財務基盤の強化に取組んでおります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、以下のとおりとなりました。
セグメントの状況は、次のとおりであります。
①紙・板紙
新聞用紙は、広告出稿量の増加により頁数が微増となりましたが、発行部数減少の影響が大きく、販売数量・金額ともに前年同四半期を下回りました。
印刷用紙は、消費税率引き上げ後、チラシなどの需要が落ち込んだことにより、販売数量は前年同四半期を下回りました。一方、販売金額は前期の価格修正に加え、品種構成改善を推進したことにより、前年同四半期を上回りました。
板紙・段ボールは、夏場の天候不順により飲料等の夏場需要が落ち込んだものの、青果物等の秋物需要の増加及びいわき大王製紙での新マシン稼動もあり、販売数量は前年同四半期並となりました。一方、販売金額は段ボールにおいて原材料価格高騰分の製品価格への転嫁遅れがあったものの、板紙で原紙値上げを進めた結果、前年同四半期を上回りました。
②ホーム&パーソナルケア
衛生用紙は、ほのかな香りがついた「香織る+(かおるプラス)ティシュー」や通常の2倍の長さでたっぷり使える「i:na(イーナ)トイレットティシュー」等の新商品に加え、より収益性の高い「エリエール+Water」、「贅沢保湿ティシュー」及び「フラワープリントトイレットティシュー」等の製品拡販に取組んだ結果、販売数量・金額ともに前年同四半期を上回りました。
大人用紙おむつは、家庭用では、慣れない方でも簡単に使用できる「すきまモレ安心」シリーズの新商品、吸収スピードを改善した軽失禁「さら肌パッド」の配荷拡大に取り組んだ結果、販売数量・金額ともに前年同四半期を上回りました。また、介護施設用では、鳥取大学協力のもと尿モレ防止を強化した「アテント Sケア長時間安心パッドダブルブロックタイプ」の発売もあり、販売数量・金額ともに前年同四半期を上回りました。
ベビー用紙おむつは、海外向けの販売が好調なことに加え、国内においてもイヤなニオイを香りに変える新商品「GOO.Nアロマジック」を軸に差別化を図るとともに、季節に応じたデザインを付した商品を販売することによって配荷拡大に取組んだ結果、販売数量・金額ともに前年同四半期を上回りました。
フェミニンケアは、「elis Megami」において、肌トラブル改善に着目した商品改良を進めるとともに、「elis ウルトラガード 朝まで超安心・極吸(ごくすい)」の期間限定商品を販売することによって配荷拡大に取組んだ結果、販売数量・金額ともに前年同四半期を上回りました。
③その他
(2)財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ24,593百万円増加し、670,705百万円となりました。主な増加要因は、増資による現金及び預金の増加によるものであります。
負債は前連結会計年度末に比べ8,950百万円減少し、517,909百万円となりました。主な減少要因は、社債の償還及びその他有利子負債の削減によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ33,544百万円増加し、152,796百万円となりました。主な増加要因は、新株式の発行により資本金及び資本剰余金がそれぞれ9,291百万円増加したことによるものであります。また、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ4.3ポイント上昇し、21.3%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、1,956百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)業績等の状況
当第3四半期連結累計期間における国内経済は、緩やかな回復基調となっておりますが、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動等により国内経済の持ち直しの動きは鈍く、中国をはじめとした新興国経済の景気減速、欧州景気の下押し懸念及び原油価格の急落等により、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
紙パルプ業界におきましては、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動等により内需が低調に推移するなか、古紙価格や円安に伴う輸入原材料価格が上昇する等、引き続き厳しい事業環境となっております。
このような状況の中で、当社グループは平成26年度を最終年度とする中期事業計画(平成24年9月7日発表)達成に向け、紙・板紙事業ではグループ一体となったコスト低減の取組みや、いわき大王製紙のマシン増設による板紙・段ボール事業の強化を進めております。
また、ホーム&パーソナルケア事業では、国内でベビー・大人用紙おむつを中心とした拡販を進めるとともに、成長著しいアジア市場において、タイ及び中国(南通)で現地生産工場を立ち上げるなど、ベビー用紙おむつを中心とした事業の展開を推進しております。当社グループの成長分野であるホーム&パーソナルケア事業のフェミニンケア用品・ベビー用紙おむつ及び大人用紙おむつを生産する新工場(福島県いわき市)の建設、当社可児工場のティシュー生産設備の拡充、中国(南通)でのベビー用紙おむつの加工能力を拡充するため、平成26年7月までに18,583百万円の新株式発行による資金調達を行いました。
当社グループは、成長分野への投資による収益力の向上を通じて有利子負債の削減を進め、財務安定性の向上及び財務基盤の強化に取組んでおります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、以下のとおりとなりました。
| 連結売上高 | 332,097 | 百万円 | (前年同四半期比 4.8%増) | |
| 連結営業利益 | 15,351 | 百万円 | (前年同四半期比 44.0%増) | |
| 連結経常利益 | 12,406 | 百万円 | (前年同四半期比 74.0%増) | |
| 連結四半期純利益 | 7,391 | 百万円 | (前年同四半期比 460.9%増) |
セグメントの状況は、次のとおりであります。
①紙・板紙
| 売上高 | 214,422 | 百万円 | (前年同四半期比 2.1%増) | |
| セグメント利益 | 10,115 | 百万円 | (前年同四半期比 34.8%増) |
新聞用紙は、広告出稿量の増加により頁数が微増となりましたが、発行部数減少の影響が大きく、販売数量・金額ともに前年同四半期を下回りました。
印刷用紙は、消費税率引き上げ後、チラシなどの需要が落ち込んだことにより、販売数量は前年同四半期を下回りました。一方、販売金額は前期の価格修正に加え、品種構成改善を推進したことにより、前年同四半期を上回りました。
板紙・段ボールは、夏場の天候不順により飲料等の夏場需要が落ち込んだものの、青果物等の秋物需要の増加及びいわき大王製紙での新マシン稼動もあり、販売数量は前年同四半期並となりました。一方、販売金額は段ボールにおいて原材料価格高騰分の製品価格への転嫁遅れがあったものの、板紙で原紙値上げを進めた結果、前年同四半期を上回りました。
②ホーム&パーソナルケア
| 売上高 | 108,206 | 百万円 | (前年同四半期比 9.9%増) | |
| セグメント利益 | 8,159 | 百万円 | (前年同四半期比 6.1%増) |
衛生用紙は、ほのかな香りがついた「香織る+(かおるプラス)ティシュー」や通常の2倍の長さでたっぷり使える「i:na(イーナ)トイレットティシュー」等の新商品に加え、より収益性の高い「エリエール+Water」、「贅沢保湿ティシュー」及び「フラワープリントトイレットティシュー」等の製品拡販に取組んだ結果、販売数量・金額ともに前年同四半期を上回りました。
大人用紙おむつは、家庭用では、慣れない方でも簡単に使用できる「すきまモレ安心」シリーズの新商品、吸収スピードを改善した軽失禁「さら肌パッド」の配荷拡大に取り組んだ結果、販売数量・金額ともに前年同四半期を上回りました。また、介護施設用では、鳥取大学協力のもと尿モレ防止を強化した「アテント Sケア長時間安心パッドダブルブロックタイプ」の発売もあり、販売数量・金額ともに前年同四半期を上回りました。
ベビー用紙おむつは、海外向けの販売が好調なことに加え、国内においてもイヤなニオイを香りに変える新商品「GOO.Nアロマジック」を軸に差別化を図るとともに、季節に応じたデザインを付した商品を販売することによって配荷拡大に取組んだ結果、販売数量・金額ともに前年同四半期を上回りました。
フェミニンケアは、「elis Megami」において、肌トラブル改善に着目した商品改良を進めるとともに、「elis ウルトラガード 朝まで超安心・極吸(ごくすい)」の期間限定商品を販売することによって配荷拡大に取組んだ結果、販売数量・金額ともに前年同四半期を上回りました。
③その他
| 売上高 | 9,468 | 百万円 | (前年同四半期比 15.5%増) | |
| セグメント利益 | 1,174 | 百万円 | (前年同四半期比 112.8%増) |
(2)財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ24,593百万円増加し、670,705百万円となりました。主な増加要因は、増資による現金及び預金の増加によるものであります。
負債は前連結会計年度末に比べ8,950百万円減少し、517,909百万円となりました。主な減少要因は、社債の償還及びその他有利子負債の削減によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ33,544百万円増加し、152,796百万円となりました。主な増加要因は、新株式の発行により資本金及び資本剰余金がそれぞれ9,291百万円増加したことによるものであります。また、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ4.3ポイント上昇し、21.3%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、1,956百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。