有価証券報告書-第61期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/03/29 9:00
【資料】
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【項目】
120項目
34.偶発負債
当社子会社であるUnicharm India Private Ltd.は、インド政府の外国貿易政策において定められるExport Promotion Capital Goods(EPCG)スキームを適用し、輸入関税の免除を受けております。しかしながら、当該スキームは、免除された関税の額に一定の倍率を乗じた輸出高を一定期間内に達成することが条件のため、当該条件のうち達成できなかった部分につきましては、対応する関税の減免額等を事後的に支払う必要があります。
2020年6月に発生しました当該子会社の工場火災の影響を受け、当該条件を2022年まで達成できないと見込まれる部分については関税減免額及び延滞利息の事後的な支払義務として「その他の流動負債」に5,189百万円計上しております。
また、その他の部分につきましては、事業計画に基づく製品輸出高の見込みに従って2023年から2025年までに全て達成できる可能性が高いと考えております。なお、達成できなかった場合に潜在的に支払う可能性のある金額は、1,644百万円になると見積もっております。