有価証券報告書-第151期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/26 13:10
【資料】
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【項目】
148項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び連結子会社は、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を設けております。また、従業員の退職に際して、退職給付会計に準拠した数理計算による退職給付債務の対象とされない割増退職金を支払う場合があります。
一部の連結子会社が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。
なお、一部の連結子会社においては、確定拠出型の制度として確定拠出年金制度及び中小企業退職金共済制度を設けております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
退職給付債務の期首残高19,796百万円19,785百万円
勤務費用898900
利息費用124125
数理計算上の差異の発生額△70103
退職給付の支払額△899△998
その他△63△32
退職給付債務の期末残高19,78519,884

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
年金資産の期首残高26,996百万円27,304百万円
期待運用収益837730
数理計算上の差異の発生額△438△1,576
事業主からの拠出額753760
退職給付の支払額△840△936
その他△3△1
年金資産の期末残高27,30426,280

(3)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
退職給付に係る負債の期首残高1,195百万円1,219百万円
退職給付費用145159
退職給付の支払額△42△70
制度への拠出額△82△92
その他2△1
退職給付に係る負債の期末残高1,2191,214

(4)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
積立型制度の退職給付債務20,937百万円20,956百万円
年金資産△28,675△27,664
△7,738△6,708
非積立型制度の退職給付債務1,4391,526
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△6,299△5,182
退職給付に係る負債2,4682,634
退職給付に係る資産△8,767△7,816
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△6,299△5,182

(注)簡便法を適用した制度を含みます。
(5)退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
勤務費用898百万円900百万円
利息費用124125
期待運用収益△837△730
数理計算上の差異の処理額218477
簡便法で計算した退職給付費用145159
その他1336
確定給付制度に係る退職給付費用563968

(6)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
数理計算上の差異149百万円1,202百万円
合 計1491,202

(7)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
未認識数理計算上の差異△625百万円577百万円
合 計△625577

(8)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
債券59%61%
株式3025
その他1114
合 計100100

② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(9)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
割引率0.6~1.6%0.2~0.8%
長期期待運用収益率2.0~4.5%2.0~4.5%
予想昇給率1.1~5.8%1.3~5.9%

3.確定拠出制度
連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度35百万円、当連結会計年度19百万円であります。