有価証券報告書-第157期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/26 10:54
【資料】
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【項目】
161項目
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、「戦略ビジネスユニット(SBU)」を中心とする組織を採用しており、各SBUが国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社は「メディカル・ヘルスケア事業」「スマート事業」「セイフティ事業」「マテリアル事業」「エンジニアリングプラスチック事業」の5つを報告セグメントとしております。
報告セグメントにおける主要製品は、以下の通りです。
<主な製品>
セグメント主要製品名
メディカル・
ヘルスケア事業
化粧品原料、健康食品、光学異性体分離カラム 他
スマート事業酢酸セルロース(液晶表示向けフィルム用)、高機能光学フィルム、半導体レジスト、
電子材料向け溶剤 他
セイフティ事業自動車エアバッグ用インフレータ、電流遮断器 他
マテリアル事業酢酸および酢酸誘導体、酢酸セルロース(液晶表示向けフィルム用途以外)、アセテート・トウ、カプロラクトン誘導体、エポキシ化合物 他
エンジニアリング
プラスチック事業
ポリアセタール樹脂、PBT樹脂、液晶ポリマー、ABS樹脂、エンプラアロイ樹脂、各種合成樹脂加工品 他
その他防衛関連製品、水処理用分離膜モジュール、運輸倉庫業 他

2.報告セグメントごとの売上高および利益または損失、資産、その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益および振替高は、主に市場価格や製造原価に基づいております。
当連結会計年度より、報告セグメントごとの業績をより適切に評価管理するため、全社共通費用の配賦方法を見直し、報告セグメントの利益又は損失、資産、その他の項目の算定方法の変更を行っております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の報告セグメント利益又は損失、資産、その他の項目の算定方法により作成したものを記載しております。

3.報告セグメントごとの売上高および利益または損失、資産、その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメントその他
(注)1
合計調整額
(注)2
連結
財務諸表
計上額
(注)3
メディカル・ヘルスケア事業スマート
事業
セイフティ事業マテリアル事業エンジニアリングプラスチック
事業
売上高
外部顧客への
売上高
19,49432,49069,455122,820212,267456,52711,409467,937-467,937
セグメント間の内部売上高又は振替高527640-11,06626412,49912,04324,543△24,543-
20,02133,13169,455133,887212,531469,02723,453492,481△24,543467,937
セグメント利益2,4394,0352,58318,33622,11049,5051,19250,697-50,697
セグメント資産30,13633,61380,771214,329226,414585,26518,394603,65995,177698,836
その他の項目
減価償却費1,5052,2805,23610,1587,11826,29865026,948-26,948
のれん償却額204-500--705-705-705
持分法適用会社への投資額---10,1803,05613,236-13,236-13,236
有形固定資産及び無形固定資産の増加額1,1553,2917,93120,1097,49539,98485540,840-40,840

(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、メンブレン事業および運輸倉庫業等を含んでおります。
2 セグメント資産の調整額は、セグメント間の債権の相殺消去等△3,294百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産98,471百万円であります。全社資産は、余資運用資金(現金及び預金、有価証券)、長期投資資金(投資有価証券)および管理部門、基礎研究部門等にかかる資産等であります。
3 セグメント利益の合計額は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメントその他
(注)1
合計調整額
(注)2
連結
財務諸表
計上額
(注)3
メディカル・ヘルスケア事業スマート
事業
セイフティ事業マテリアル事業エンジニアリングプラスチック
事業
売上高
外部顧客への
売上高
22,51829,59983,981154,813238,062528,9759,051538,026-538,026
セグメント間の内部売上高又は振替高196289-12,91328813,68712,41426,102△26,102-
22,71529,88883,981167,726238,350542,66221,465564,128△26,102538,026
セグメント利益又は損失(△)699△642△14321,93625,31047,16134747,508-47,508
セグメント資産29,53938,466113,611214,890265,325661,83315,586677,42088,186765,606
その他の項目
減価償却費2,8112,6896,4839,6958,57130,25158430,835-30,835
のれん償却額59----59-59-59
持分法適用会社への投資額---10,1173,40713,525-13,525-13,525
有形固定資産及び無形固定資産の増加額2,6934,1978,9878,61830,59655,0921,21656,308-56,308

(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、メンブレン事業および運輸倉庫業等を含んでおります。
2 セグメント資産の調整額は、セグメント間の債権の相殺消去等△2,015百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産90,202百万円であります。全社資産は、余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)および管理部門、基礎研究部門等にかかる資産等であります。
3 セグメント利益又は損失の合計額は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
1.製品およびサービスごとの情報
(単位:百万円)
メディカル・ヘルスケア
事業
スマート
事業
セイフティ
事業
マテリアル
事業
エンジニアリングプラスチック事業その他合計
外部顧客への
売上高
19,49432,49069,455122,820212,26711,409467,937

2.地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本アジアその他合計
中国その他
203,97492,40196,05975,502467,937

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本アジアその他合計
中国マレーシアその他
151,67628,00215,94317,87016,350229,843

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
1.製品およびサービスごとの情報
(単位:百万円)
メディカル・ヘルスケア
事業
スマート
事業
セイフティ
事業
マテリアル
事業
エンジニアリングプラスチック事業その他合計
外部顧客への
売上高
22,51829,59983,981154,813238,0629,051538,026

2.地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本アジアその他合計
中国その他
200,905106,032119,193111,894538,026

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本アジアその他合計
中国マレーシアその他
152,66643,35115,26322,41822,430256,130


【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(単位:百万円)
メディカル・ヘルスケア事業スマート
事業
セイフティ事業マテリアル事業エンジニアリングプラスチック
事業
その他全社・消去合計
減損損失9,791-193----9,985

(注) メディカル・ヘルスケア事業において、今後は投下資本に見合うだけの十分なキャッシュ・フローの回収が見込めなくなったと判断し、固定資産及びのれんについて、減損損失を計上しております。当該減損損失の計上額は、当連結会計年度において9,791百万円であります。
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(単位:百万円)
メディカル・ヘルスケア事業スマート
事業
セイフティ事業マテリアル事業エンジニアリングプラスチック
事業
その他全社・消去合計
当期償却額204-500----705
当期末残高363------363

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(単位:百万円)
メディカル・ヘルスケア事業スマート
事業
セイフティ事業マテリアル事業エンジニアリングプラスチック
事業
その他全社・消去合計
当期償却額59------59
当期末残高338------338

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
該当事項はありません。