四半期報告書-第97期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/09 11:57
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間を振り返りますと、ワクチン接種率の上昇に伴い世界的に景況感が持ち直しつつある一方で、新型コロナウイルス変異株による感染の急拡大や半導体不足の深刻化、依然として緊張状態にある米中関係の影響など、当社グループを取り巻く環境は厳しい状況で推移しました。
当社グループはこのような環境のもとで、引き続き「ZΣ運動」による徹底したコスト削減に努めるとともに、エラストマー素材事業におきましては採算性の重視と生産・販売のグローバル展開、高機能材料事業におきましては付加価値の高い新製品の開発と事業拡大に取り組んでまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,687億56百万円となり、前年同期間に比べて524億52百万円の増収となりました。また、営業利益は364億5百万円と前年同期間に比べて153億35百万円の増益、経常利益は391億27百万円と前年同期間に比べて162億1百万円の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は273億64百万円と前年同期間に比べて99億19百万円の増益となりました。
セグメントの業績は、次の通りであります。
(エラストマー素材事業部門)
合成ゴム関連では、自動車減産の状況下でも需要は依然として堅調に推移し、国内・輸出・海外子会社とも販売は好調に推移しました。その結果、売上高、営業利益ともに前年同期間を大幅に上回りました。
合成ラテックス関連では、医療・衛生用手袋向けの需要拡大に加え、樹脂改質用途が堅調に推移したことにより、売上高、営業利益ともに前年同期間を上回りました。
化成品関連では、需要は堅調に推移したものの水島工場及びタイ子会社の定期検査による出荷調整に加え、輸出コンテナ不足や船繰り難等の影響により、販売数量は前年同期間を下回りました。一方で、原料価格上昇分および物流費高騰分の一部を価格に転嫁したことにより、売上高、営業利益ともに前年同期間を上回りました。
以上の結果、エラストマー素材事業部門全体の売上高は前年同期間に比べて335億27百万円増加し1,479億26百万円、営業利益は前年同期間に比べて106億12百万円増加し159億30百万円となりました。
(高機能材料事業部門)
高機能樹脂関連では、半導体不足の影響によりスマートフォンやタブレット向けの出荷が伸び悩みましたが、大型テレビ、医療用途向けの需要は底堅く、光学樹脂、光学フィルムともに販売は堅調に推移しました。この結果、高機能樹脂全体の売上高、営業利益ともに前年同期間を上回りました。
高機能ケミカル関連では、半導体不足による調整、輸出コンテナ不足等の影響を一部受けましたが、総じて需要は堅調に推移し、電池材料、化学品、トナー、電子材料の全てにおいて売上高、営業利益ともに前年同期間を上回りました。
以上の結果、高機能材料事業部門全体の売上高は前年同期間に比べて101億16百万円増加し803億14百万円、営業利益は前年同期間に比べて40億70百万円増加し203億96百万円となりました。
(その他の事業部門)
その他の事業においては、子会社の商事部門等の売上高が前年同期間を上回りました。
以上の結果、その他の事業部門全体の売上高は前年同期間に比べて97億52百万円増加し428億57百万円、営業利益は前年同期間に比べて8億37百万円増加し19億31百万円となりました。
(資産)
当四半期連結会計期間末の資産合計は前連結会計年度末に比べ、589億14百万円増加し、5,077億35百万円となりました。前連結会計年度末との差の主な要因は、現金及び預金、商品及び製品、未収入金の増加等によるものであります。
(負債)
当四半期連結会計期間末の負債合計は前連結会計年度末に比べ、350億23百万円増加し、1,855億98百万円となりました。前連結会計年度末との差の主な要因は、支払手形及び買掛金の増加等によるものであります。
(純資産)
当四半期連結会計期間末の純資産合計は前連結会計年度末に比べ、238億90百万円増加し、3,221億36百万円となりました。
なお、第1四半期連結会計期間の期首より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は110億77百万円であります。
なお当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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