有価証券報告書-第90期(2022/04/01-2023/03/31)
② 戦略
気候変動により世界全体の平均気温が4℃上昇することは、社会に非常に大きな影響を及ぼします。
気温上昇を1.5℃未満までに抑えることを目指すパリ協定を踏まえ、当社グループでは、1.5℃シナリオと2℃シナリオ及び4℃シナリオにて、リスクと機会を分析しております。
(主な事業リスクと機会)
気候変動により世界全体の平均気温が4℃上昇することは、社会に非常に大きな影響を及ぼします。
気温上昇を1.5℃未満までに抑えることを目指すパリ協定を踏まえ、当社グループでは、1.5℃シナリオと2℃シナリオ及び4℃シナリオにて、リスクと機会を分析しております。
(主な事業リスクと機会)
| 区分 | 種類 | 事業活動への影響 | 時間軸 | 評価 |
| 移行リスク (1.5℃/2℃) | 政策/法規制 | カーボンプライシング(炭素税、排出量取引等)による税負担の増加 | 中~長期 | 中 |
| 技術 | 低炭素化設備・低炭素プロセスへの転換による設備投資の増加 | 中~長期 | 中 | |
| 市場 | 原材料・エネルギーの調達コストの増加 | 中~長期 | 中 | |
| 複写機・プリンター使用控えによるトナーの需要減少 | 中~長期 | 中 | ||
| 評判 | 気候変動対応への取組みが不十分と評価された場合、顧客、投資家からの評価低下 | 中~長期 | 中 | |
| 物理的リスク (4℃) | 急性 | 自然災害による建物や設備への被害 | 中~長期 | 大 |
| サプライチェーン寸断による工場操業率低下 | 中~長期 | 中 | ||
| 慢性 | 海面上昇による沿岸部事業所への追加投資の発生 | 長期 | 大 | |
| 機会 | 製品/サービス | EV市場の拡大によるプラスチックマグネット、チタン酸バリウム及び非接触給電用部材の需要増加 | 中~長期 | 大 |
| 自然災害から農作物を守るためにビニールハウス市場の拡大による農業用ポリオレフィン保湿材の需要増加 | 中~長期 | 中 | ||
| 市場 | CCUS市場の拡大に伴うCO2固体回収材の需要増加 | 中~長期 | 大 | |
| メタン直接改質法による水素・カーボンナノチューブ供給の需要増加 | 中~長期 | 中 |