半期報告書-第114期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2014/12/24 10:54
【資料】
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【項目】
71項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 経営成績の分析
当中間連結会計期間におきましては、当社を取り巻く市場環境は依然として厳しい状況が続いているものの、新規案件の獲得やコスト削減策が功を奏していることから、売上高は2,649百万円(前年同期2,431百万円)となりました。売上総利益は、製造原価の低減に努めました結果、384百万円(前年同期244百万円)、販売費及び一般管理費についても費用の削減を鋭意進めた結果365百万円(前年同期371百万円)、営業損益は19百万円の営業利益(前年同期営業損失127百万円)、経常損益は、39百万円の経常利益(前年同期経常損失82百万円)となり、中間純利益は22百万円(前年同期中間純損失61百万円)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて161百万円増加し、4,272百万円となりました。これは主に、現金及び預金が89百万円増加したことなどによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて9百万円減少し、4,165百万円となりました。これは主に、減価償却に伴い有形固定資産が24百万円減少し、投資有価証券が18百万円増加したことなどによるものであります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて152百万円増加し、8,438百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて135百万円増加し、4,597百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が156百万円増加したことなどによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて24百万円減少し、870百万円となりました。これは主に、退職給付に係る負債が24百万円増加し、長期借入金が54百万円減少したことなどによるものであります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて111百万円増加し、5,468百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて41百万円増加し、2,969百万円となりました。これは主に、利益剰余金22百万円の増加によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当中間連結会計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、主に、仕入債務の増加、減価償却費により209百万円の収入(前年同期223百万円の収入)となり、投資活動によるキャッシュ・フローは、主に、有形固定資産の取得により79百万円の支出(前年同期99百万円の支出)となりました。
その結果、営業活動によるキャッシュ・フローに投資活動によるキャッシュ・フローを加算したフリー・キャッシュ・フローは129百万円の収入(前年同期123百万円の収入)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に長期借入金の返済により55百万円の支出(前年同期185百万円の支出)となりました。