有価証券報告書-第124期(令和3年1月1日-令和3年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在における判断に基づくものであり、その達成を保証するものではありません。
(1)経営の基本方針
当社グループは「経営理念」「経営ビジョン」「行動指針」の3つの要素から構成される「The DIC Way」を経営の基本的な考え方としています。
「経営理念」は当社グループが追い求める究極的な「ありたい姿」を、「経営ビジョン」は「経営理念」を実現するために当社グループが進むべき事業の大きな方向性を、「行動指針」は「経営理念」を実現するにあたり当社グループ社員が、常に心に刻み、具体的な行動の道標にすべき行動原則をそれぞれ表しています。
新「経営ビジョン」について
地球温暖化は、10年後に向かって目指すべき社会を鮮明にしました。「カーボンニュートラル」という視点が入って、世界は時間軸をもって地球的解決に向けて動き出したといえます。
また、新型コロナウイルス感染症の出現で、これを契機にしたニューノーマル、デジタル社会への移行は大きく加速するものと思われます。
こうしたパラダイムシフトに対して、企業として持つべき視点は、“財務的利益の極大化”だけにとらわれない“社会的意義の極大化”です。自らが新たな使命を認識するとともに、ステークホルダーの皆様と“会社の大義”を共有させていただき、「パーパスドリブンな経営」を推し進めてまいりたいと思います。
このような観点から、当社グループは、“Color & Comfort”をより進化させた新経営ビジョン(=パーパス)として再定義することと致しました。
(2)当社グループの経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社グループは新経営ビジョンの実現に向け、長期経営計画「DIC Vision 2030」を策定しました。
2030年に向けて、“DICが貢献する社会”を「グリーン」「デジタル」「Quality of Life(QOL)」とし、DICの強みを活かして貢献できる5つの重点事業領域を定め、経営資源を集中し、“社会の持続的繁栄に貢献する事業ポートフォリオを構築”と“地球環境と社会のサステナビリティ実現に貢献”を目指していきます。また企業にとって最も重要な資本である社員の価値を高めていくために必要な投資を行うことで、DICならではの「ユニークで社会から信頼されるグローバル企業」として発展していきます。
~「DIC Vision 2030」基本方針~
“進化した“Color & Comfort”の価値提供を通じて、株主利益を包摂する社会的利益を追求し、長期的な企業価値の向上を目指す”
-“インキ製品に依存しない事業ポートフォリオの確立”と“カーボンニュートラル社会の実現に向けて”-
1.基本戦略
①事業ポートフォリオの変革
● 「グリーン社会」・「デジタル社会」・「QOL社会」に対し、当社の強みを活かして貢献できる5つの重点事業領域を定め、経営資源を集中
● 市場成長性・社会に対する影響度を基準に、社会課題・社会要請とDICの強みが重なり合う5つの重点的領域を設定
・サステナブルエネルギー領域 ・ヘルスケア領域 ・スマートリビング領域
・カラーサイエンス領域 ・サステナブルパッケージ領域
● サステナブルエネルギー領域、ヘルスケア領域を新たな事業の柱として育成
● スマートリビング領域、カラーサイエンス領域、サステナブルパッケージ領域については、Value Transformationを推進し、よりサステナブルな事業への転換を推進


[事業ポートフォリオ変革のための重要施策]
- 人的資本経営の強化
- 戦略投資(2025年までの戦略投資枠2,300億円)
- 技術プラットフォームの拡充
- グローバル経営体制の強化
- IT・DXの推進
②サステナビリティ戦略
● DICの強みを発揮し、社会課題の解決に貢献できるサステナブル製品を拡大
目標:2030年サステナブル製品の売上高比率 60%(2020年:40%)
(注)サステナブル製品:DICの強みを発揮し、社会課題の解決に貢献できるかを基準とした独自の指標
● CO₂排出量削減を推進し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献
目標:2030年CO2排出量 50%削減(2013年度比) 2050年カーボンネットゼロ
● サーキュラーエコノミーへの対応を進め持続可能な社会に貢献
③事業部門別戦略

(3)目標とする経営指標
長期経営計画「DIC Vision 2030」における目標とする経営指標は次のとおりです。
* EBITDA = 親会社株主に帰属する当期純利益+法人税等合計+支払利息-受取利息+減価償却費+のれん償
却額
** ROIC = 税引き後営業利益÷ (ネット有利子負債+純資産)
*** ネットD/Eレシオ = ネット有利子負債 ÷ 自己資本
**** ネットD/Cレシオ = ネット有利子負債 ÷(ネット有利子負債+純資産)
(1)経営の基本方針
当社グループは「経営理念」「経営ビジョン」「行動指針」の3つの要素から構成される「The DIC Way」を経営の基本的な考え方としています。
「経営理念」は当社グループが追い求める究極的な「ありたい姿」を、「経営ビジョン」は「経営理念」を実現するために当社グループが進むべき事業の大きな方向性を、「行動指針」は「経営理念」を実現するにあたり当社グループ社員が、常に心に刻み、具体的な行動の道標にすべき行動原則をそれぞれ表しています。
The DIC Way [経営理念]絶えざるイノベーションにより豊かな価値を創造し、顧客と社会の持続可能な発展に貢献する 新[経営ビジョン] 彩りと快適を提供し、人と地球の未来をより良いものに -Color & Comfort- [行動指針] 進取、誠実、勤勉、協働、共生 |
新「経営ビジョン」について
地球温暖化は、10年後に向かって目指すべき社会を鮮明にしました。「カーボンニュートラル」という視点が入って、世界は時間軸をもって地球的解決に向けて動き出したといえます。
また、新型コロナウイルス感染症の出現で、これを契機にしたニューノーマル、デジタル社会への移行は大きく加速するものと思われます。
こうしたパラダイムシフトに対して、企業として持つべき視点は、“財務的利益の極大化”だけにとらわれない“社会的意義の極大化”です。自らが新たな使命を認識するとともに、ステークホルダーの皆様と“会社の大義”を共有させていただき、「パーパスドリブンな経営」を推し進めてまいりたいと思います。
このような観点から、当社グループは、“Color & Comfort”をより進化させた新経営ビジョン(=パーパス)として再定義することと致しました。
(2)当社グループの経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社グループは新経営ビジョンの実現に向け、長期経営計画「DIC Vision 2030」を策定しました。
2030年に向けて、“DICが貢献する社会”を「グリーン」「デジタル」「Quality of Life(QOL)」とし、DICの強みを活かして貢献できる5つの重点事業領域を定め、経営資源を集中し、“社会の持続的繁栄に貢献する事業ポートフォリオを構築”と“地球環境と社会のサステナビリティ実現に貢献”を目指していきます。また企業にとって最も重要な資本である社員の価値を高めていくために必要な投資を行うことで、DICならではの「ユニークで社会から信頼されるグローバル企業」として発展していきます。
~「DIC Vision 2030」基本方針~
“進化した“Color & Comfort”の価値提供を通じて、株主利益を包摂する社会的利益を追求し、長期的な企業価値の向上を目指す”
-“インキ製品に依存しない事業ポートフォリオの確立”と“カーボンニュートラル社会の実現に向けて”-
1.基本戦略
①事業ポートフォリオの変革
● 「グリーン社会」・「デジタル社会」・「QOL社会」に対し、当社の強みを活かして貢献できる5つの重点事業領域を定め、経営資源を集中
● 市場成長性・社会に対する影響度を基準に、社会課題・社会要請とDICの強みが重なり合う5つの重点的領域を設定
・サステナブルエネルギー領域 ・ヘルスケア領域 ・スマートリビング領域
・カラーサイエンス領域 ・サステナブルパッケージ領域
● サステナブルエネルギー領域、ヘルスケア領域を新たな事業の柱として育成
● スマートリビング領域、カラーサイエンス領域、サステナブルパッケージ領域については、Value Transformationを推進し、よりサステナブルな事業への転換を推進


[事業ポートフォリオ変革のための重要施策]
- 人的資本経営の強化
- 戦略投資(2025年までの戦略投資枠2,300億円)
- 技術プラットフォームの拡充
- グローバル経営体制の強化
- IT・DXの推進
②サステナビリティ戦略
● DICの強みを発揮し、社会課題の解決に貢献できるサステナブル製品を拡大
目標:2030年サステナブル製品の売上高比率 60%(2020年:40%)
(注)サステナブル製品:DICの強みを発揮し、社会課題の解決に貢献できるかを基準とした独自の指標
● CO₂排出量削減を推進し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献
目標:2030年CO2排出量 50%削減(2013年度比) 2050年カーボンネットゼロ
● サーキュラーエコノミーへの対応を進め持続可能な社会に貢献
③事業部門別戦略

(3)目標とする経営指標
長期経営計画「DIC Vision 2030」における目標とする経営指標は次のとおりです。
| (単位:億円) | 2021年実績 | 2022年見通し | 2025年計画 | 対2021年比 |
| 売上高 | 8,554 | 9,500 | 11,000 | +29% |
| 営業利益 | 429 | 540 | 800 | +371 |
| 売上高営業利益率 | 5.0% | 5.7% | 7.3% | +2.3pt |
| 親会社株主に帰属する 当期純利益 | 44 | 280 | 450 | +406 |
| EBITDA* | 690 | 880 | 1,370 | +680 |
| ROIC** | 4.8% | 5.2% | 6.0% | +1.2pt |
| ネットD/Eレシオ*** (ネットD/Cレシオ)**** | 1.0倍 (47.6%) | 1.0倍 (48.7%) | 1倍以下 (50%以下) | - |
* EBITDA = 親会社株主に帰属する当期純利益+法人税等合計+支払利息-受取利息+減価償却費+のれん償
却額
** ROIC = 税引き後営業利益÷ (ネット有利子負債+純資産)
*** ネットD/Eレシオ = ネット有利子負債 ÷ 自己資本
**** ネットD/Cレシオ = ネット有利子負債 ÷(ネット有利子負債+純資産)
[経営理念]