有価証券報告書-第71期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/28 16:32
【資料】
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【項目】
102項目
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要並びに経営者の視点による認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。
(1) 経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の景気対策の継続などにより緩やかな回復基調が続いているものの、物価上昇懸念により個人消費は力強さを欠き、諸外国の政治・経済情勢の不確実性及び地政学的リスクの高まり等により依然として不透明な状況が続いています。
このような状況のもと、当社グループはお客様の「お困り事」をいち早く解決、お客様に「満足」をお届けすることを社員一人一人が意識し、サービスの向上、製品開発を行ってきました。また、関連する展示会等に出展、業界紙や自社ホームページ、フェイスブックをはじめ各種媒体での広告宣伝活動とPRに努めてきました。なお、平成27年8月17日に解散及び清算の決議をした阿童木(無錫)塗料有限公司につきましては、平成29年6月12日に清算結了しました。
この結果、当連結会計年度の経営成績は売上高111億78百万円(前連結会計年度比5.2%増)、営業利益5億78百万円(同8.4%増)、経常利益5億92百万円(同12.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4億93百万円(同35.4%減)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりです。
① 塗料販売事業
道路用塗料においては、路面標示用塗料及びその施工機械、インフラ補修関連製品が順調に伸長したため前年を上回りました。床用塗料においては、大型の改修案件が減少しているなか、2017年10月に発売した新製品「フロアトップアクア フォルティス」をはじめとする水性製品が伸長したため前年を若干上回りました。建築用塗料においては、天候不順による影響と戸建需要の減少により防水塗料が伸び悩み前年を下回りました。家庭用塗料においては、インターネット通販による売上は伸長したものの、ホームセンターをはじめとする小売流通での低迷が続き前年を下回りました。
この結果、当連結会計年度の塗料販売事業の売上高は前年同期に比べて70万円減少し、100億44百万円(前連結会計年度比0.0%減)となりました。
② 施工事業
子会社アトムテクノスで大型物件であった道路施設の剥落対策及び橋梁補修工事が完工し、その売上計上により、前年を大きく上回りました。
その結果、当連結会計年度の施工事業の売上高は前年同期と比べて5億50百万円増加し、11億34百万円(前連結会計年度比94.3%増)となりました。
(2) 財政状態
① 資産、負債及び純資産
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて3億28百万円増加し、146億79百万円となりました。この要因となった流動資産、固定資産の状況は次のとおりです。
流動資産は、前連結会計年度末に比べて2億16百万円増加し、90億65百万円となりました。これは主に、仕掛品で1億51百万円減少したものの、現金及び預金で69百万円、電子記録債権で1億31百万円、繰延税金資産で1億10百万円増加したことによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて1億11百万円増加し、56億13百万円となりました。これは主に、繰延税金資産で2億77百万円減少したものの、土地で3億44百万円、投資有価証券で1億47百万円増加したことによるものです。
また、負債及び純資産の状況は次のとおりです。
流動負債は、前連結会計年度末に比べて57百万円増加し、39億86百万円となりました。これは主に、未払法人税等で1億29百万円減少したものの、支払手形及び買掛金で49百万円、電子記録債務で1億51百万円増加したことによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて1億47百万円減少し、9億50百万円となりました。これは主に、長期借入金で1億45百万円減少したことによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べて4億19百万円増加し、97億42百万円となりました。これは主に、利益剰余金で3億97百万円増加したことによるものです。
(3) キャッシュ・フロー
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果、得られた資金は8億70百万円(前連結会計年度は9億59百万円獲得)となりました。これは主に、売上債権の増加により1億58百万円減少したものの、税金等調整前当期純利益で7億4百万円、減価償却費で3億18百万円増加したことによるものです。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果、使用した資金は5億19百万円(前連結会計年度は2億12百万円使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得により4億45百万円、無形固定資産の取得により74百万円支出したことによるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果、使用した資金は2億78百万円(前連結会計年度は2億77百万円使用)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出で1億45百万円、配当金の支払額で96百万円支出したことによるものです。
これらの結果、当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べて69百万円増加し28億77百万円となりました。
(4) 資本の財源及び資金の流動性に関する情報
当社グループの運転資金需要の主なものは、原材料の購入費用、生産設備の維持更新費用、研究開発活動費用です。これらの短期及び長期的な必要資金は自己資金や金融機関からの借入金を中心とし、金融商品等での運用や投機的な取引を行わないことを基本としています。資金の流動性については、事業計画、投資計画に応じた現金及び預金残高の確保と必要に応じて外部資金の調達を行うことにより維持していきます。
(生産、受注及び販売の実績)
(1) 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
セグメントの名称金額(千円)前年同期比(%)
塗料販売事業8,778,194101.7
施工事業983,134136.7
合計9,761,329104.4

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しています。
2 生産実績は販売価額で表示しています。
3 金額には、消費税等は含まれていません。
4 上記生産実績のほかに次のとおり製品の仕入を行っています。
なお、金額は仕入価額によっており、消費税等は含まれていません。
セグメントの名称金額(千円)前年同期比(%)
塗料販売事業740,07379.7
合計740,07379.7

(2) 受注実績
当社グループの製品は、主として見込生産を行っています。
なお、当連結会計年度における施工事業の受注実績を示すと、次のとおりです。
セグメントの名称受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)
施工事業892,09777.4419,66666.4

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しています。
2 金額には、消費税等は含まれていません。
(3) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
セグメントの名称金額(千円)前年同期比(%)
塗料販売事業10,044,128100.0
施工事業1,134,811194.3
合計11,178,940105.2

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しています。
2 金額には、消費税等は含まれていません。

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