訂正有価証券報告書-第72期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2022/07/08 10:38
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【項目】
144項目
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要並びに経営者の視点による認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。
(1) 経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得改善に支えられ、緩やかな回復基調で推移しました。しかし、長期化する米中の通商問題、中国における環境規制の強化による各種原材料供給不安と価格の高騰、輸送コストの上昇等、経営環境は厳しい状況が続きました。
このような状況のもと、当社グループは「環境対策」「安全・安心」をキーワードに、環境対策製品や他社と差別化できるオンリーワンの製品及び工法の開発をスピード感をもって行うと共に、「競争力のある工場」を目指し各工場の運営体制の見直しによる原価低減にも努めてきました。輸送コストの上昇分について、下期より一部の運賃改定を実施させていただきました。
この結果、当連結会計年度の経営成績は売上高103億21百万円(前連結会計年度比7.7%減)、営業利益2億80百万円(同51.6%減)、経常利益3億1百万円(同49.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1億84百万円(同62.7%減)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりです。
① 塗料販売事業
道路用塗料は、視覚障がい者誘導用シートが順調に推移したものの、路面標示用塗料では標準施工単価の上昇、車道に併設する自転車道の仕様変更により材料使用量が減少したこと、上期の西日本災害等による工事発注の遅れが年度末までに回復しなかったことにより前年を大幅に下回りました。床用塗料は、「フロアトップアクア フォルティス」をはじめとする水性製品や、より安全性が高い製品が伸長し前年を若干上回りました。建築用塗料は、戸建ては順調に推移しましたが、工場関連の案件が取れず前年を下回りました。家庭用塗料においては、主要なホームセンターへの販売が伸びず前年を下回りました。また、今期より発足したレイズ事業部では,主力のアトムレイズ製品関連の案件を順調に受注することができ当初計画を達成しました。
この結果、当連結会計年度の塗料販売事業の売上高は前年に比べて5億49百万円減少し、94億94百万円(前連結会計年度比5.5%減)となりました。
② 施工事業
工事案件の大型化に伴い、工期の長期化と受注価格の増大が進み、その売上計上によって年度ごとの増減が大きくなっています。年度末における官公庁の工事発注量が少なかったこと及び前連結会計年度末において、道路施設の剥落対策及び橋梁補修工事が完工し、その売上計上をしているため前年を下回っています。
その結果、当連結会計年度の施工事業の売上高は、前年と比べて3億8百万円減少し、8億26百万円(前連結会計年度比27.2%減)となりました。
(2) 財政状態
① 資産、負債及び純資産
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて4億67百万円減少し、142億11百万円となりました。この要因となった流動資産、固定資産の状況は次のとおりです。
流動資産は、前連結会計年度末に比べて3億63百万円減少し、85億8百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金で2億83百万円、現金及び預金で1億51百万円、電子記録債権で22百万円減少したことによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて1億4百万円減少し、57億3百万円となりました。これは主に、有形固定資産で54百万円増加したものの、投資有価証券で1億50百万円減少したことによるものです。
また、負債及び純資産の状況は次のとおりです。
流動負債は、前連結会計年度末に比べて3億45百万円減少し、36億41百万円となりました。これは主に、未払法人税等で35百万円増加したものの、支払手形及び買掛金で2億10百万円、短期借入金で1億円、賞与引当金で90百万円減少したことによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて1億9百万円減少し、8億41百万円となりました。これは主に、長期借入金で1億45百万円減少したことによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べて13百万円減少し、97億28百万円となりました。これは主に、利益剰余金で87百万円増加しましたが、その他有価証券評価差額金で1億3百万円減少したことによるものです。
(3) キャッシュ・フロー
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果、得られた資金は5億円(前連結会計年度は8億70百万円獲得)となりました。これは、税金等調整前当期純利益3億1百万円、減価償却費3億28百万円、売上債権の減少3億6百万円が主な増加要因で、賞与引当金の減少90百万円、仕入債務の減少1億94百万円が主な減少要因です。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果、使用した資金は2億74百万円(前連結会計年度は5億19百万円使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得により2億18百万円、無形固定資産の取得により57百万円支出したことによるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果、使用した資金は3億79百万円(前連結会計年度は2億78百万円使用)となりました。これは主に、短期借入金の返済による支出で1億円、長期借入金の返済による支出で1億45百万円、配当金の支払額で96百万円支出したことによるものです。
これらの結果、当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べて1億51百万円減少し27億26百万円となりました。
(4) 資本の財源及び資金の流動性に関する情報
当社グループの運転資金需要の主なものは、原材料の購入費用、生産設備の維持更新費用、研究開発活動費用及び広告宣伝費用です。これらの短期及び長期的な必要資金は自己資金や金融機関からの借入金を中心とし、金融商品等での運用や投機的な取引を行わないことを基本としています。資金の流動性については、事業計画、投資計画に応じた現金及び預金残高の確保と必要に応じて外部資金の調達を行うことにより維持していきます。
(生産、受注及び販売の実績)
(1) 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
セグメントの名称金額(千円)前年同期比(%)
塗料販売事業8,403,33495.7
施工事業792,19180.6
合計9,195,52694.2

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しています。
2 生産実績は販売価額で表示しています。
3 金額には、消費税等は含まれていません。
4 上記生産実績のほかに次のとおり製品の仕入を行っています。
なお、金額は仕入価額によっており、消費税等は含まれていません。
セグメントの名称金額(千円)前年同期比(%)
塗料販売事業653,80288.3
合計653,80288.3

(2) 受注実績
当社グループの製品は、主として見込生産を行っています。
なお、当連結会計年度における施工事業の受注実績を示すと、次のとおりです。
セグメントの名称受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)
施工事業1,220,434136.8834,996199.0

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しています。
2 金額には、消費税等は含まれていません。
(3) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
セグメントの名称金額(千円)前年同期比(%)
塗料販売事業9,494,78394.5
施工事業826,29272.8
合計10,321,07692.3

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しています。
2 金額には、消費税等は含まれていません。

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