有価証券報告書-第17期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/20 16:42
【資料】
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【項目】
123項目
(重要な後発事象)
当社は、2020年11月11日開催の当社エグゼクティブ・コミッティにおいて、当社の完全子会社であるアステラス ファーマ テック株式会社及びアステラスグリーンサプライ株式会社を吸収合併することを決定し、2022年4月1日を企業結合日として合併しました。
(1) 取引の概要
①結合当事企業の名称及びその事業の内容
(i)結合当事企業の名称
当社、当社の完全子会社であるアステラス ファーマ テック株式会社、アステラスグリーンサプライ株式会社
(ii)事業の内容
アステラス製薬株式会社(当社):医薬品の製造・販売及び輸出入
アステラス ファーマ テック株式会社:医薬品・治験薬・原薬の製造
アステラスグリーンサプライ株式会社:アステラスグループ事業所内の環境緑化や資源リサイクルなど
②企業結合日
2022年4月1日
③企業結合の法的形式
当社を存続会社、アステラス ファーマ テック株式会社及びアステラスグリーンサプライ株式会社を消滅会社とする吸収合併
④結合後企業の名称
アステラス製薬株式会社
⑤その他取引の概要に関する事項
(i)アステラス ファーマ テック株式会社
当社の医療用医薬品や治験薬などの製造業務を行っています。今後、抗体医薬や細胞医療、遺伝子治療などのFocus Areaアプローチに基づく新たなモダリティを活用した新薬の早期上市、安定供給を実現するためには、早い段階から生産や供給を考慮して研究・開発を進めることが不可欠です。今回の吸収合併によって、2つの組織の隔たりがなくなり、製品化までのプロセス開発が加速され、さらに生産技術の融合が期待できます。
(ii)アステラスグリーンサプライ株式会社
環境緑化や資源リサイクルなどの業務を行い、障がい者雇用を推進しています。吸収合併することによって、より効率的な運営を行い、引き続き障がい者雇用に関する社会的責任を果たしていきます。
(2) 実施した会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」に基づき、共通支配下の取引として会計処理を行っています。当該合併に伴い、抱合せ株式消滅差益約232億円を特別利益のその他に計上する見込みです。