有価証券報告書-第18期(2022/04/01-2023/03/31)
③サステナビリティに関する戦略・指標及び目標
当社はサステナビリティ向上への取り組みの重要性を認識しています。社会と当社のサステナビリティ向上が、VISIONの実現に必要不可欠と考え、経営計画2021では、戦略目標4として「サステナビリティ向上の取り組みを強化」を設定しています。
また、社会と当社の双方にとって最も重要な課題を特定・優先順位付けしたマテリアリティ・マトリックスを策定し、サステナビリティの取り組みの指針としています。マテリアリティ・マトリックスでは、19の重要な課題を特定し、うち9つを最重要課題 (マテリアリティ) としました。この9つに最優先に取り組むことで、最先端の「価値」駆動型ライフサイエンス・イノベーターへの変革、及び社会の期待に応える強靭かつ持続可能な事業活動の強化によって、社会と当社、双方のサステナビリティの向上を目指しています。
9つのマテリアリティへの取り組みを、「最先端の『価値』駆動型ライフサイエンス・イノベーターへの変革」と「社会の期待に応える強靭かつ持続可能な事業活動の強化」の2つの柱で整理し、社会からの要請の高い環境に関する課題 (注) を加えて、それぞれ当社が中期的に優先する項目、具体的な取り組み、2025年度までのコミットメントをサステナビリティ方針として策定しています。
(注) 環境の課題に対する中期的に優先する項目、具体的な取り組み、2025年度までのコミットメントは、 (3) 環境 (気候変動) をご参照ください。
1. 最先端の「価値」駆動型ライフサイエンス・イノベーターへの変革
(注) 人的資本の考え方や取り組みの詳細については、 (2) 人的資本をご参照ください。
2. 社会の期待に応える強靭で持続可能な事業活動の強化
当社はサステナビリティ向上への取り組みの重要性を認識しています。社会と当社のサステナビリティ向上が、VISIONの実現に必要不可欠と考え、経営計画2021では、戦略目標4として「サステナビリティ向上の取り組みを強化」を設定しています。
また、社会と当社の双方にとって最も重要な課題を特定・優先順位付けしたマテリアリティ・マトリックスを策定し、サステナビリティの取り組みの指針としています。マテリアリティ・マトリックスでは、19の重要な課題を特定し、うち9つを最重要課題 (マテリアリティ) としました。この9つに最優先に取り組むことで、最先端の「価値」駆動型ライフサイエンス・イノベーターへの変革、及び社会の期待に応える強靭かつ持続可能な事業活動の強化によって、社会と当社、双方のサステナビリティの向上を目指しています。
9つのマテリアリティへの取り組みを、「最先端の『価値』駆動型ライフサイエンス・イノベーターへの変革」と「社会の期待に応える強靭かつ持続可能な事業活動の強化」の2つの柱で整理し、社会からの要請の高い環境に関する課題 (注) を加えて、それぞれ当社が中期的に優先する項目、具体的な取り組み、2025年度までのコミットメントをサステナビリティ方針として策定しています。
(注) 環境の課題に対する中期的に優先する項目、具体的な取り組み、2025年度までのコミットメントは、 (3) 環境 (気候変動) をご参照ください。
1. 最先端の「価値」駆動型ライフサイエンス・イノベーターへの変革
| 最重要課題 | 当社の中期優先項目 | 具体的な取り組み | 2025年度までの コミットメント |
| 革新的な治療手段による根本治療 新たなヘルスケアソリューション創出によるアンメットメディカルニーズの充足 | 研究開発におけるFocus Areaアプローチにより科学の進歩を「価値」に変え、アンメットメディカルニーズの高い疾患の治療のための新しい治療法やモダリティを創出する | アンメットメディカルニーズに応え、世界の患者さんや介護従事者の生活を改善し、従来よりも優れたアウトカムをもたらすソリューションを提供 | ヘルスケアシステム全体の負担軽減に貢献する |
| 保健医療へのアクセス | ・当社が創出するイノベーションへの患者さんのアクセスを最大化し、患者さんがより良いアウトカムを得られるようにする ・医薬品の枠を超え、新しいヘルスケアソリューションを開発し、事業化する | ・製品ライフサイクルを通じた包括的な医薬品アクセスプログラムを実施 ・パートナーシップやアステラス・グローバルヘルス財団によるヘルスケアシステム強化プログラムを支援 | ・より多くの患者さんにアステラス製品へのアクセスを提供する ・疾病の認識、予防、ヘルスケアサービスへのアクセスを改善することにより、3,600万人以上 (累計) にインパクトをもたらす |
| 価値に基づく価格設定 | 新しいモダリティの革新的な医薬品が世界の患者さんの健康に貢献し、持続可能なヘルスケアシステムを実現していくために、ステークホルダーに向けて価値に基づく価格設定をアドボケートする | 革新的な医療へのアクセスを支える基盤として、価値に基づく価格設定をアドボケート | ヘルスケアシステムの維持に貢献する |
| イノベーション実現のための人材と組織文化 (注) | ・当社にイノベーションを創出する環境を構築する ・イノベーションを促進する文化に支えられた、適切なケイパビリティを戦略と連動させる | 1人のマネジャーが管理する人数の最適化と階層の削減による組織構造のフラット化、後継者育成の強化、心理的安全性を確保し積極的なフィードバックを促す文化を醸成 | イノベーションを実現するための確かなケイパビリティを持つ人材と組織文化を醸成 |
(注) 人的資本の考え方や取り組みの詳細については、 (2) 人的資本をご参照ください。
2. 社会の期待に応える強靭で持続可能な事業活動の強化
| 最重要課題 | 当社の中期優先項目 | 具体的な取り組み | 2025年度までの コミットメント |
| 責任あるサプライチェーンマネジメント 法令遵守と高い倫理観を持った事業活動 | 予測不能な事態や緊急事態においても製品を継続的に供給する強靭なビジネスを維持する | ・非常用発電の強化や太陽光パネル等の再生可能エネルギーの自社設備への導入の検討等、エネルギー調達の強化 ・調達先の二重化や物流拠点の分散化等、原料調達や製品供給網の強化 | より持続可能で強靭なバリューチェーンを構築する |
| 製品の品質保証と安全性 製品の適正使用 | 製品の品質と安全性を保つためのケイパビリティをさらに高め、患者さんにとっての価値を最大化するために顧客との相互コミュニケーションを最適化する | ・リーダー層のコミットメント、従業員への働きかけ、患者さん中心の考え方の浸透による「品質重視の文化」を醸成 ・デジタルを活用した部門横断によるオムニチャネルでの顧客対応 | 顧客体験を向上させることによって、製品の品質と安全性を確保する |