- #1 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、主にヘルス&ビューティケアの領域で製造・販売活動をしており、国内においては主に当社が担当し、海外においては、「アメリカ」を主にメンソレータム社が、「ヨーロッパ」を主にメンソレータム社・イギリスが、「アジア」をメンソレータム社・アジアパシフィック及びメンソレータム社・中国並びにその他の現地法人が、それぞれ担当しております。現地法人はそれぞれ独立した経営単位であり、取り扱う製品(サービス)について各地域の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社は、製造・販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「日本」「アメリカ」「ヨーロッパ」及び「アジア」の4つを報告セグメントとしております。各報告セグメントでは、アイケア関連(目薬、洗眼薬等)、スキンケア関連(外皮用薬、リップクリーム、日やけ止め、機能性化粧品等)、内服関連(胃腸薬、漢方薬、サプリメント等)及びその他(体外検査薬等)の製品(サービス)を製造・販売しております。
2024/06/28 11:36- #2 セグメント表の脚注(連結)
(注) | 1 | 「アメリカ」の区分は米国、ブラジル等の現地法人の事業活動、「ヨーロッパ」の区分は英国、ポーランド、 南アフリカ等の現地法人の事業活動、「アジア」の区分は中国、台湾、ベトナム等の現地法人の事業活動を含んでいます。 |
| 2 | 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、オーストラリアの現地法人の事業活動を含んでいます。 |
| 3 | (1) セグメント利益の調整額750百万円は、全額がセグメント間取引消去であります。 |
| | (2) セグメント資産の調整額△31,049百万円及びセグメント負債の調整額△2,401百万円は、全額がセグメント間取引消去であります。 |
| 4 | セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 |
2024/06/28 11:36- #3 事業の内容
メンソレータム社・イギリスを中心に、主にスキンケア関連の製品(サービス)を製造・販売しております。
(アジア)
メンソレータム社・アジアパシフィック及びメンソレータム社・中国並びにその他の現地法人が、主にアイケア関連、スキンケア関連の製品(サービス)を製造・販売しております。
2024/06/28 11:36- #4 会計方針に関する事項(連結)
(6) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外連結子会社の資産及び負債は、在外連結子会社の決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は在外連結子会社の会計期間に基づく期中平均為替相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めております。
(7) のれんの償却方法及び償却期間
2024/06/28 11:36- #5 従業員の状況(連結)
2024年3月31日現在
セグメントの名称 | 従業員数(名) |
(3) |
アジア | 3,483 |
(1,078) |
(注) 従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均雇用人員を外数で記載しております。
(2) 提出会社の状況
2024/06/28 11:36- #6 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
④ グローバル事業
全体売上の約4割を占め、2024年3月末時点で110か国以上をカバーしている海外事業については、引き続き現地に根付いて消費者と向き合いながら企業価値の向上を目指してまいります。特にOTC目薬、スキンケア、内服の導入を進めてまいります。日本とビジネス上の親和性の高いアジア地域(中国および東南アジア)を中心に積極的に経営資源の投入を行い、欧米については子会社メンソレータム社の成長戦略の策定と実行を軸に維持・拡大に努めます。
⑤ SDGs
2024/06/28 11:36- #7 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 生産高(百万円) | 前期比(%) |
ヨーロッパ | 10,229 | 118.6 |
アジア | 60,600 | 101.7 |
計 | 225,076 | 106.6 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 金額は、販売価格によっております。
2024/06/28 11:36- #8 設備投資等の概要
日本においては、当社、クオリテックファーマ㈱の生産設備の増強に関する設備投資が中心であり、設備投資額は6,345百万円であります。
アジアにおいては、メンソレータム社・中国の生産設備の増強に関する設備投資が中心であり、設備投資額は1,771百万円であります。
所要資金については、自己資金及び借入金によっております。
2024/06/28 11:36- #9 連結子会社の事業年度等に関する事項(連結)
結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社46社のうち、クオリテックファーマ㈱他16社の決算日は連結決算日と一致しており、メンソレータム社・中国他15社は12月末日であり、ロートUSA、メンソレータム社、メンソレータム社・アジアパシフィック他10社は2月末日であります。連結財務諸表の作成にあたり、決算日の異なる連結子会社については、連結決算日との間に生じた重要な取引について、連結上必要な調整を行っております。
2024/06/28 11:36- #10 重要な後発事象、連結財務諸表(連結)
② 企業結合を行った主な理由
当社は、世界の人々に商品やサービスを通じて「健康」をお届けすることによって、当社を取り巻くすべての個人や社会を「Well-being」に導くことを存在意義(パーパス)として事業を展開し、事業領域ビジョン2030では一般用医薬品、スキンケア、食品のコア事業の更なる拡大・強化を目指しています。製品及びサービス別売上でスキンケアは現在65%を占めていますが、あらゆる健康に対してソリューションを提供するには一般用医薬品・食品の更なる強化は必須であり、地域別売上で約30%を占めているアジア地域は今後更なる成長が期待できます。EYS のアジアにおける強い製品・ブランド力と当社の研究技術開発・販売力が連携することで、革新的なビジネスにつなげ、前例のない健康事業の実現を目指します。
③ 企業結合日
2024/06/28 11:36- #11 1株当たり情報、連結財務諸表(連結)
2 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
項目 | 前連結会計年度(2023年3月31日) | 当連結会計年度(2024年3月31日) |
純資産の部の合計額(百万円) | 215,078 | 247,036 |
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) | 5,890 | 1,093 |
(うち新株予約権(百万円)) | (382) | (382) |
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