- #1 コーポレート・ガバナンスの概要(連結)
(会計監査人)
・当社はEY新日本有限責任監査法人が会社法及び金融商品取引法に基づく会計監査並びに内部統制監査を実施しております。
(内部監査室)
2024/06/28 11:36- #2 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
1.戦略
当社の気候変動に関するリスクおよび機会が事業に及ぼす影響を主に財務面でのインパクトを中心に評価いたしました。当社は主要な展開国においては現地に開発・生産拠点を保有し、気候変動に伴うバリューチェーンの分断に強い体制を築いております。シナリオ分析では、主要なグローバル拠点である
日本、中国、ベトナム、米国等を総合し、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が公表する複数のシナリオ等を参照の上、1.5℃/2℃シナリオと4℃シナリオのそれぞれについて影響を検討しました。TCFDの定義する分類(移行リスク、物理的リスク、機会)に基づき、気候変動が事業に及ぼす可能性のある影響度および現時点での対応は以下の表の通りであります。今後も継続的に分析と評価を進め、多様なシナリオにおいての対策検討を実施するとともに、不確実な将来に向けてのレジリエンスを高めてまいります。
<想定されるシナリオ>
1.5℃/2℃ シナリオ | ・世界的な脱炭素への要求の高まりにより、炭素税導入やプラスチックをはじめとする化石燃料由来原料に対する規制が強化され、脱炭素な過程で生産された原材料や容器包材の仕入、再生エネルギーの使用など、更なる環境配慮を前提とする企業活動への転換が進む |
・消費者や小売業者の志向変化により、低カーボンな製造方法により生産された製品や持続性に配慮した調達品の取引や販売が求められる。またその技術革新が進む |
移行リスクと機会
2024/06/28 11:36- #3 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
2024/06/28 11:36- #4 主要な設備の状況
2 ※1は、本社工場土地に含まれております。※2は、中央物流センター土地に含まれております。
3 帳簿価額は、減損損失計上後の金額を記載しております。
4 上記の他、主要な賃借設備として東京支社(日本、その他設備)及びグランフロント大阪オフィス(日本、その他設備)を賃借しており、年間賃借料はそれぞれ339百万円、248百万円であります。
2024/06/28 11:36- #5 主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名 | 売上高 | 関連するセグメント名 |
㈱大木 | 48,681 | 日本 |
2024/06/28 11:36- #6 事業の内容
当社及び当社の関係会社の事業における当社及び当社の関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。
(日本)
当社を中心に、アイケア関連、スキンケア関連、内服関連及びその他の製品(サービス)を製造・販売しております。また、ロートニッテン㈱においては、主にアイケア関連の製品(サービス)の製造・販売を行っております。
2024/06/28 11:36- #7 報告セグメントの概要(連結)
当社は、主にヘルス&ビューティケアの領域で製造・販売活動をしており、国内においては主に当社が担当し、海外においては、「アメリカ」を主にメンソレータム社が、「ヨーロッパ」を主にメンソレータム社・イギリスが、「アジア」をメンソレータム社・アジアパシフィック及びメンソレータム社・中国並びにその他の現地法人が、それぞれ担当しております。現地法人はそれぞれ独立した経営単位であり、取り扱う製品(サービス)について各地域の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社は、製造・販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「日本」「アメリカ」「ヨーロッパ」及び「アジア」の4つを報告セグメントとしております。各報告セグメントでは、アイケア関連(目薬、洗眼薬等)、スキンケア関連(外皮用薬、リップクリーム、日やけ止め、機能性化粧品等)、内服関連(胃腸薬、漢方薬、サプリメント等)及びその他(体外検査薬等)の製品(サービス)を製造・販売しております。
2024/06/28 11:36- #8 売上高、地域ごとの情報(連結)
(単位:百万円)
日本 | 中国 | その他 | 合計 |
155,884 | 40,206 | 74,748 | 270,840 |
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
2024/06/28 11:36- #9 従業員の状況(連結)
2024年3月31日現在
セグメントの名称 | 従業員数(名) |
日本 | 2,866 |
(425) |
(注) 従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均雇用人員を外数で記載しております。
(2) 提出会社の状況
2024/06/28 11:36- #10 提出会社の株式事務の概要(連結)
第6 【提出会社の株式事務の概要】
事業年度 | 4月1日から3月31日まで |
買取・買増手数料 | 株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額 |
公告掲載方法 | 当社の公告方法は電子公告とします。但し、事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載して行います。なお、電子公告は当社のホームページに掲載しており、そのアドレスは次の通りであります。(https://www.rohto.co.jp/ir/notice) |
株主に対する特典 | 【対象】毎年3月31日現在の株主名簿及び実質株主名簿に記載された1単元(100株)以上保有の株主【実施】年1回【内容】100株以上500株未満保有の株主(1)当社通販製品の割引(2)ココロートパーク500ポイント付与さらに3年以上継続保有の株主には3,000円以上の当社製品を追加贈呈500株以上1,500株未満保有の株主(1)3,000円相当の当社製品詰合せ(2)当社通販製品の割引(3)ココロートパーク500ポイント付与さらに3年以上継続保有の株主には5,000円以上の当社製品を追加贈呈1,500株以上保有の株主(1)10,000円相当の当社製品詰合せ、又は10,000円の寄付のいずれかを選択(2)当社通販製品の割引(3)ココロートパーク500ポイント付与さらに3年以上継続保有の株主には5,000円以上の当社グループ製品(スポーツ関連商品を含む)を追加贈呈(注1)3年以上継続保有の株主とは、毎年3月31日現在の株主名簿に同一株主番号で、連続して4回以上記載又は記録された株主(注2)ココロートパークポイント付与には会員登録が必要 |
(注) 当社の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができません。
(1) 会社法第189条第2項各号に掲げる権利
2024/06/28 11:36- #11 有形固定資産、地域ごとの情報(連結)
(単位:百万円)
日本 | 中国 | その他 | 合計 |
51,397 | 4,830 | 12,379 | 68,607 |
2024/06/28 11:36- #12 未適用の会計基準等、連結財務諸表(連結)
要
2018年2月に企業会計基準第28号「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等(以下「企業会計基準第28号等」)が公表され、日本公認会計士協会における税効果会計に関する実務指針の企業会計基準委員会への移管が完了されましたが、その審議の過程で、次の2つの論点について、企業会計基準第28号等の公表後に改めて検討を行うこととされていたものが、審議され、公表されたものであります。
・税金費用の計上区分(その他の包括利益に対する課税)
2024/06/28 11:36- #13 減損損失に関する注記(連結)
※5 減損損失等の内容は、次のとおりであります。
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
2024/06/28 11:36- #14 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
1985年4月 | 日本ヴィックス㈱(現P&Gジャパン(同))入社 |
1997年6月 | 当社入社 |
2018年6月 | 取締役就任 |
2022年3月 | チーフストラテジーオフィサー(CSO)(現) |
2022年6月 | 取締役就任 |
2023年6月 | 常務取締役就任(現) |
2024/06/28 11:36- #15 監査報酬(連結)
a. 監査法人の名称
EY新日本有限責任監査法人
b.継続監査期間
2024/06/28 11:36- #16 税効果会計関係、連結財務諸表(連結)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| 前連結会計年度(2023年3月31日) | 当連結会計年度(2024年3月31日) |
デット・エクイティ・スワップ損失 | 305 | 百万円 | 305 | 百万円 |
固定資産減損損失 | 892 | 百万円 | 791 | 百万円 |
無形固定資産償却費 | 347 | 百万円 | 484 | 百万円 |
(注) 1. 評価性引当額が383百万円減少しております。これは主に、税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額が656百万円減少したことに伴うものであります。
(注) 2. 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
2024/06/28 11:36- #17 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
1. OTC医薬品事業
“日本におけるOTC医薬品リーディングカンパニーを目指す”
猛威を振るったコロナ禍を経て、セルフメディケーションの重要性は一層の高まりを見せております。健康寿命の延伸にOTC医薬品は欠かせません。当社は長年の技術とブランド力を活かし、OTC医薬品リーディングカンパニーを目指してまいります。リーディングは必ずしも規模のことに限定せず、顧客満足や市場での影響力、健康意識への貢献度の点において業界トップを走るということであります。既存の眼科用薬、皮膚用薬、胃腸薬、漢方薬、検査薬などに加え、高齢化ニーズ、女性の健康ニーズに応えるカテゴリーに積極的に挑戦します。その基盤となる開発と技術力の優位性を維持していくため技術革新に注力するとともに、ベンチャー企業や国内外研究者との共同研究を図るなど、有機的な研究体制の構築を積極的に推進しております。また必要に応じて異業種を含め他社との提携強化を行ってまいります。
2024/06/28 11:36- #18 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 生産高(百万円) | 前期比(%) |
日本 | 141,907 | 108.9 |
アメリカ | 12,338 | 98.0 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 金額は、販売価格によっております。
2024/06/28 11:36- #19 設備投資等の概要
当連結会計年度の設備投資額は、9,211百万円であります。
日本においては、当社、クオリテックファーマ㈱の生産設備の増強に関する設備投資が中心であり、設備投資額は6,345百万円であります。
アジアにおいては、メンソレータム社・中国の生産設備の増強に関する設備投資が中心であり、設備投資額は1,771百万円であります。
2024/06/28 11:36