- #1 事業等のリスク
(5)投資に関わるリスク
Santenグループでは、眼科領域におけるグローバルでの持続的な成長を目指し、パイプラインの強化、グローバルでの事業展開の加速、新規医療技術・イノベーション、またグローバルな事業基盤の拡充のために、他社とのアライアンス・M&A(製品・技術導入、買収及び合弁事業等)や設備投資等を積極的に行っています。これらについては、投資判断を行った時点に想定をしていた水準を超える外部環境の悪化等により、当初想定した効果や利益が実現されない可能性があります。また、このような場合には、投資に伴い計上した有形固定資産や無形資産の減損処理により、Santenグループの業績に影響を与える可能性があります。
Santenグループでは、これらの投資について、経営戦略との整合性等定性的な観点に加え、収益性の観点から、資本コストを基礎とした社内の評価基準に基づき投資の判断を行っています。これらの投資判断を含めた意思決定プロセスの透明性・客観性を向上させるため、重要な戦略課題について審議する戦略審議委員会を設置し、中長期戦略及び事業・開発ポートフォリオ議論と取締役会に付議される個別議案の有機的な連携を図ると共に、個別案件の全体戦略における位置づけの明確化、論点整理に取り組んでいます。また、取締役会で決議した案件を着実に成果につなげるためのモニタリングを定期的且つ継続的に行う仕組みを導入し、コーポレート・ガバナンスの充実・強化に取り組んでいます。
2022/06/24 15:08- #2 注記事項-その他の費用、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(注)1 減損損失については、「15.有形固定資産(2)減損損失」及び「16.無形資産(2)減損損失」に記載しています。
2 条件付対価の公正価値の変動については、「33.企業結合(2)条件付対価」に記載しています。
2022/06/24 15:08- #3 注記事項-企業結合、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(注) のれんは、主に期待される将来の超過収益力の合理的な見積りにより発生したものです。なお、当該のれんは税法上、損金には計上できません。
当連結会計年度において、取得対価の配分が完了したことに伴い、当初の暫定的な金額を遡及修正しました。これに伴い取得日において、主として無形資産が17,063百万円及び繰延税金負債が3,550百万円それぞれ増加し、のれんは13,705百万円減少しました。なお、前連結会計年度の連結純損益及びその他の包括利益計算書においては、主として米国連結納税への加入に伴う繰延税金資産計上及び無形資産に係る減価償却費の変動影響により当期利益が2,481百万円増加しています。
また、前連結会計年度の連結財政状態計算書についても、上記取得対価の配分の完了による遡及修正を行っており、主として無形資産が17,086百万円及び繰延税金負債が336百万円それぞれ増加し、のれんは14,154百万円減少しました。
2022/06/24 15:08- #4 注記事項-無形資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当連結会計年度は150百万円(前連結会計年度は40,365百万円)の減損損失を計上しており、連結純損益及びその他の包括利益計算書の「その他の費用」に計上しています。
前連結会計年度において認識した減損損失は、主にSTN2000100(DE-128、PRESERFLO MicroShunt(プリザーフロ マイクロシャント))に係る無形資産及び同製品を開発するInnFocus, Inc.(米国)に係るのれんの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失40,312百万円(製品に係る無形資産24,628百万円、のれん15,684百万円)を認識したことによるものです。この回収可能価額は、使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローを適切な割引率で割り引いて算定しています。将来キャッシュ・フローは当社が米国において2020年6月に市販前承認(PMA)申請を行ったSTN2000100(DE-128、PRESERFLO MicroShunt(プリザーフロ マイクロシャント))について、2021年2月末に米国食品医薬品局(FDA)から審査に関するフィードバックを受け、以降協議を実施しており、今後、協議に時間がかかる可能性も考えられることから、2021年度上期を想定していた米国における承認時期の遅延を前提に見直した開発成功確率及び事業計画を基に見積もっています。
当連結会計年度において認識した減損損失は、製品に係る無形資産であり、開発中止に伴い収益が見込めなくなったため減損したものです。
2022/06/24 15:08- #5 注記事項-繰延税金及び法人所得税、連結財務諸表(IFRS)(連結)
① 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| | | | (単位:百万円) |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | △5,976 | - | 27 | △5,949 |
| 製品に係る無形資産 | △13,394 | 2,084 | - | △11,310 |
| その他 | △26 | △1 | - | △27 |
(注) 純損益を通じて認識には、在外営業活動体の換算差額及び企業結合による影響が含まれています。
上表の純損益を通じて認識された一時差異の純額と、「(2)法人所得税費用 ①純損益を通じて認識される法人所得税」に記載の繰延法人所得税小計との差額は上記によるものです。
2022/06/24 15:08- #6 注記事項-重要な会計上の見積り及び判断、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(1)のれん 13,715百万円及び製品に係る無形資産 103,838百万円
のれん及び未だ使用可能でない製品に係る無形資産については、資産又は資金生成単位の減損の兆候の有無にかかわらず、毎年、減損テストを実施し、回収可能性を評価しています。また、使用可能である製品に係る無形資産については、各報告期間の末日現在に、資産又は資金生成単位が減損している可能性を示す兆候があるか否かを評価し、減損の兆候がある場合には、減損テストを実施し、回収可能性を評価しています。
回収可能性の評価においては、処分費用控除後の公正価値と使用価値のいずれか高い方を回収可能価額とし、この回収可能価額と帳簿価額を比較して、回収可能価額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、その額を減損損失として純損益で認識しています。
2022/06/24 15:08- #7 注記事項-重要な会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(5)研究開発費
Santenグループ内部で発生する研究開発に関する支出は、主要な市場における当局からの販売承認が得られない段階においては、IAS第38号「無形資産」(以下、IAS第38号)における資産計上の要件を満たさないと判断し、全て研究開発費として発生時に費用処理しています。
(6)政府補助金
2022/06/24 15:08- #8 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、配当金の支払い、有形固定資産及び無形資産の取得による支出などがあった一方、短期借入れ及び長期借入れによる収入、営業活動の結果得た資金が460億円あったことなどにより、前連結会計年度末と比べ201億円増加し、830億円となりました。
③生産、受注及び販売の実績
2022/06/24 15:08- #9 設備投資等の概要
当連結会計年度の設備投資額は、222億円となりました。拡大を続ける需要に対し、安定供給のための生産能力確保を目的として、滋賀プロダクトサプライセンター敷地内に医療用点眼薬製造棟の増設、並びに中国の現地法人「参天製薬(中国)有限公司」の新工場にかかる投資を継続しています。今後、見込まれる市場成長に対し、早期にキャパシティを構築することで、グローバルでの競争優位を確立し、さらなる事業の成長に繋げていきます。また、事業のグローバル展開を支え、業務標準化と抜本的な生産性向上を目的として、次世代ERPへの投資等を継続しています。
なお、投資額には、有形固定資産の他に無形資産(製品に係る無形資産及び使用権資産を除く)を含んでいます。
2022/06/24 15:08- #10 連結キャッシュ・フロー計算書(IFRS)(連結)
④【連結キャッシュ・フロー計算書】
| | | (単位:百万円) |
| 有形固定資産の取得による支出 | | △4,139 | △17,344 |
| 無形資産の取得による支出 | | △19,665 | △18,497 |
| その他 | | △55 | 838 |
2022/06/24 15:08- #11 連結包括利益計算書(1計算書)(IFRS)(連結)
①【連結純損益及びその他の包括利益計算書】
| | | (単位:百万円) |
| 研究開発費 | 8,29 | △24,112 | △26,377 |
| 製品に係る無形資産償却費 | 16 | △10,650 | △9,734 |
| その他の収益 | 9 | 16,007 | 1,043 |
2022/06/24 15:08- #12 連結財政状態計算書(IFRS)(連結)
②【連結財政状態計算書】
| | | (単位:百万円) |
| 有形固定資産 | 15,29 | 39,489 | 56,287 |
| 無形資産 | 16 | 115,808 | 130,217 |
| 金融資産 | 17 | 31,903 | 28,673 |
2022/06/24 15:08