半期報告書-第78期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
経営成績等の状況の概要
(1)経営成績
当中間連結会計期間における我が国経済は、豪雨や地震、台風等の自然災害の相次ぐ発生という不安要因もありましたが、雇用や所得環境の改善により緩やかな景気回復基調が推移いたしました。しかしながら、米国の政策やアジア諸国の経済動向等、世界的な経済情勢に対する懸念は払しょくされておらず、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
医薬品業界では、高齢化による需要の拡大や医療技術の高度化による薬剤の単価の増大が想定されるものの、後発医薬品の使用促進や長期収載品に対する薬価の引き下げ、先発医薬品の価格抑制策適用により、事業の予見性が低下しております。また、新薬開発型企業は、先進創薬で次世代医療を牽引することが期待されていますが、新薬開発の難度の高まりと、それに伴う研究開発費の高騰により、経営は引き続き厳しい環境下に置かれていると言わざるを得ません。
このような状況のもと、2016年度よりスタートさせた'16年度-'20年度中期経営計画において、「確実な売上・シェア拡大」「海外戦略地域でのプレゼンスの向上」「研究開発への集中投資」「現有リソースの徹底活用」「組織・システムのパフォーマンスの最大化」を最重要課題にかかげ積極的に事業活動を展開してまいりました結果、当中間連結会計期間の売上高は208億6百万円(前年同期比 12.0%増)となりました。
利益面におきましては、売上高が大きく進捗したことにより、営業利益は16億37百万円(前年同期比 88.6%増)となり、売上高の進捗に加え、為替相場の変動に伴う為替差益の発生等により、経常利益は35億47百万円(前年同期比 31.1%増)、親会社株主に帰属する中間純利益28億47百万円(前年同期比76.2%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
[① 製薬事業]
緑内障・高眼圧症治療剤「アイファガン点眼液」「ラタチモ配合点眼液」、春季カタル治療剤「タリムス点眼液」などが順調に推移し、大きく売り上げに貢献しました。しかしながら、非ステロイド性抗炎症点眼剤「ブロナック点眼液」「ニフラン点眼液」が前年を下回りました。
以上の結果、当事業における売上高は、207億89百万円(前年同期比 12.1%増)となりました。
[② その他事業]
化粧品原料「EPC」と「CME」の当事業における売上高は、16百万円(前年同期比 42.2%減)となりました。
(2)財政状態の状況
当中間連結会計期間末の資産総額は、前連結会計年度に比べ、36億77百万円増加し、623億20百万円となりました。
これは主に現金及び預金が9億49百万円、受取手形及び売掛金が19億17百万円、建物及び構築物(純額)が8億4百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。
負債総額は、前連結会計年度に比べ、8億2百万円増加し、114億95百万円となりました。
これは主に未払法人税等が8億71百万円増加したこと等によるものであります。
また、純資産につきましては前連結会計年度に比べ、28億75百万円増加し、508億25百万円となりました。
これは主に利益剰余金が27億20百万円増加したことに加え、その他有価証券差額金が1億87百万円増加したことこと等によるものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準28号 平成30年2月16日)等を当中間連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前中間連結会計期間に比べ、17億16百万円減少し、150億82百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は18億29百万円(前年同期は9億69百万円の獲得)となりました。
これは主に税金等調整前中間純利益36億38百万円、減価償却費8億81百万円となった一方、売上債権の増加18億49百万円、その他の流動資産の増加8億51百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は12億87百万円(前年同期は26億28百万円の使用)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出10億95百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は1億26百万円(前年同期は1億27百万円の使用)となりました。
これは配当金の支払い1億26百万円によるものであります。
生産、受注及び販売の実績
(1)生産実績
当中間連結会計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)商品仕入実績
当中間連結会計期間の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3)受注実績
当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ。)は見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
(4)販売実績
当中間連結会計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引ついては相殺消去しております。
2.前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
経営者による経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況の分析
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの中間連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この中間連結財務諸表の作成に当たりまして、報告数値に影響を与える見積りは、その時点で最も合理的と考えられる基準にて実施しておりますが、見積り等の不確実性があるため実際の結果は異なる場合があります。
なお、当社グループの中間連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 中間連結財務諸表等(1)中間連結財務諸表 注記事項 中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
(2)当中間連結会計年度の経営成績の分析
当社グループの経営成績の状況につきましては、「経営成績等の状況の概要」 (1)経営成績をご参照ください。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループを取り巻く事業環境は非常に競争が厳しく、また、薬価基準改訂、受診者負担増を始めとした医療費抑制策強化など、薬剤費抑制の傾向が一層強まっております。
重要な影響を与える要因については、外的要因として、主に眼科薬領域における新薬の開発販売競争の激化と薬価基準改訂、受診者負担増等の社会的要因を考えており、内的要因として、武田薬品工業株式会社との「一手販売の契約」(1年宛自動延長)の継続及びガバナンス体制の維持を考えております。
(4)当中間連結会計年度の財務状態の分析
当社グループの財務状態の状況につきましては、「経営成績等の状況の概要」 (2)財政状態の状況をご参照ください。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループのキャッシュ・フローの状況につきましては、「経営成績等の状況の概要」 (3)キャッシュ・フローの状況をご参照ください。
(1)経営成績
当中間連結会計期間における我が国経済は、豪雨や地震、台風等の自然災害の相次ぐ発生という不安要因もありましたが、雇用や所得環境の改善により緩やかな景気回復基調が推移いたしました。しかしながら、米国の政策やアジア諸国の経済動向等、世界的な経済情勢に対する懸念は払しょくされておらず、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
医薬品業界では、高齢化による需要の拡大や医療技術の高度化による薬剤の単価の増大が想定されるものの、後発医薬品の使用促進や長期収載品に対する薬価の引き下げ、先発医薬品の価格抑制策適用により、事業の予見性が低下しております。また、新薬開発型企業は、先進創薬で次世代医療を牽引することが期待されていますが、新薬開発の難度の高まりと、それに伴う研究開発費の高騰により、経営は引き続き厳しい環境下に置かれていると言わざるを得ません。
このような状況のもと、2016年度よりスタートさせた'16年度-'20年度中期経営計画において、「確実な売上・シェア拡大」「海外戦略地域でのプレゼンスの向上」「研究開発への集中投資」「現有リソースの徹底活用」「組織・システムのパフォーマンスの最大化」を最重要課題にかかげ積極的に事業活動を展開してまいりました結果、当中間連結会計期間の売上高は208億6百万円(前年同期比 12.0%増)となりました。
利益面におきましては、売上高が大きく進捗したことにより、営業利益は16億37百万円(前年同期比 88.6%増)となり、売上高の進捗に加え、為替相場の変動に伴う為替差益の発生等により、経常利益は35億47百万円(前年同期比 31.1%増)、親会社株主に帰属する中間純利益28億47百万円(前年同期比76.2%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
[① 製薬事業]
緑内障・高眼圧症治療剤「アイファガン点眼液」「ラタチモ配合点眼液」、春季カタル治療剤「タリムス点眼液」などが順調に推移し、大きく売り上げに貢献しました。しかしながら、非ステロイド性抗炎症点眼剤「ブロナック点眼液」「ニフラン点眼液」が前年を下回りました。
以上の結果、当事業における売上高は、207億89百万円(前年同期比 12.1%増)となりました。
[② その他事業]
化粧品原料「EPC」と「CME」の当事業における売上高は、16百万円(前年同期比 42.2%減)となりました。
(2)財政状態の状況
当中間連結会計期間末の資産総額は、前連結会計年度に比べ、36億77百万円増加し、623億20百万円となりました。
これは主に現金及び預金が9億49百万円、受取手形及び売掛金が19億17百万円、建物及び構築物(純額)が8億4百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。
負債総額は、前連結会計年度に比べ、8億2百万円増加し、114億95百万円となりました。
これは主に未払法人税等が8億71百万円増加したこと等によるものであります。
また、純資産につきましては前連結会計年度に比べ、28億75百万円増加し、508億25百万円となりました。
これは主に利益剰余金が27億20百万円増加したことに加え、その他有価証券差額金が1億87百万円増加したことこと等によるものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準28号 平成30年2月16日)等を当中間連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前中間連結会計期間に比べ、17億16百万円減少し、150億82百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は18億29百万円(前年同期は9億69百万円の獲得)となりました。
これは主に税金等調整前中間純利益36億38百万円、減価償却費8億81百万円となった一方、売上債権の増加18億49百万円、その他の流動資産の増加8億51百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は12億87百万円(前年同期は26億28百万円の使用)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出10億95百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は1億26百万円(前年同期は1億27百万円の使用)となりました。
これは配当金の支払い1億26百万円によるものであります。
生産、受注及び販売の実績
(1)生産実績
当中間連結会計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当中間連結会計期間 (自 平成30年4月1日 至 平成30年9月30日) | 前年同期比(%) |
| 製薬事業(百万円) | 18,157 | 112.8 |
| 報告セグメント計(百万円) | 18,157 | 112.8 |
| その他事業(百万円) | 25 | 119.7 |
| 合計(百万円) | 18,183 | 112.8 |
(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)商品仕入実績
当中間連結会計期間の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当中間連結会計期間 (自 平成30年4月1日 至 平成30年9月30日) | 前年同期比(%) |
| 製薬事業(百万円) | 313 | 76.8 |
| 報告セグメント計(百万円) | 313 | 76.8 |
| その他事業(百万円) | - | - |
| 合計(百万円) | 313 | 76.8 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3)受注実績
当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ。)は見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
(4)販売実績
当中間連結会計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当中間連結会計期間 (自 平成30年4月1日 至 平成30年9月30日) | 前年同期比(%) |
| 製薬事業(百万円) | 20,789 | 112.1 |
| 報告セグメント計(百万円) | 20,789 | 112.1 |
| その他事業(百万円) | 16 | 57.8 |
| 合計(百万円) | 20,806 | 112.0 |
(注)1.セグメント間の取引ついては相殺消去しております。
2.前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前中間連結会計期間 (自 平成29年4月1日 至 平成29年9月30日) | 当中間連結会計期間 (自 平成30年4月1日 至 平成30年9月30日) | ||
| 武田薬品工業㈱ | 金額(百万円) | 割合(%) | 金額(百万円) | 割合(%) |
| 14,960 | 80.5 | 16,165 | 77.7 | |
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
経営者による経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況の分析
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの中間連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この中間連結財務諸表の作成に当たりまして、報告数値に影響を与える見積りは、その時点で最も合理的と考えられる基準にて実施しておりますが、見積り等の不確実性があるため実際の結果は異なる場合があります。
なお、当社グループの中間連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 中間連結財務諸表等(1)中間連結財務諸表 注記事項 中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
(2)当中間連結会計年度の経営成績の分析
当社グループの経営成績の状況につきましては、「経営成績等の状況の概要」 (1)経営成績をご参照ください。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループを取り巻く事業環境は非常に競争が厳しく、また、薬価基準改訂、受診者負担増を始めとした医療費抑制策強化など、薬剤費抑制の傾向が一層強まっております。
重要な影響を与える要因については、外的要因として、主に眼科薬領域における新薬の開発販売競争の激化と薬価基準改訂、受診者負担増等の社会的要因を考えており、内的要因として、武田薬品工業株式会社との「一手販売の契約」(1年宛自動延長)の継続及びガバナンス体制の維持を考えております。
(4)当中間連結会計年度の財務状態の分析
当社グループの財務状態の状況につきましては、「経営成績等の状況の概要」 (2)財政状態の状況をご参照ください。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループのキャッシュ・フローの状況につきましては、「経営成績等の状況の概要」 (3)キャッシュ・フローの状況をご参照ください。