半期報告書-第80期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりです。
(1)経営成績の状況
当中間連結会計期間のわが国の経済は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済活動の抑制により、大きく落ち込みました。感染症対策を講じつつ、経済活動の再開・拡大を進めているものの、国内外の感染症への懸念はいまだ大きく、先行き不透明な状況となっております。
医薬品業界では、伸び続ける社会保障問題を背景に医療費抑制政策が継続的に推進されており、各企業は一層のコスト競争力強化や海外展開が求められる等、引き続き厳しい環境下にあります。また、先進創薬で次世代医療を牽引することが期待されていますが、新薬開発の難度の高まりと、それに伴う研究開発費の高騰により、経営は引き続き厳しい環境下に置かれていると言わざるを得ません。
このような状況のもと、2016年度からスタートした'16年度-'20年度中期経営計画において、「確実な売上・シェア拡大」「海外戦略地域でのプレゼンスの向上」「研究開発への集中投資」「現有リソースの徹底活用」「組織・システムのパフォーマンスの最大化」を最重要課題にかかげ積極的に事業活動を展開してまいりました結果、当中間連結会計期間の売上高は204億88百万円(前年同期比 0.7%減)となりました。
利益面におきましては、主に経費の減少等により、営業利益は35億91百万円(前年同期比 269.9%増)、経常利益は45億97百万円(前年同期比 147.8%増)、親会社株主に帰属する中間純利益35億84百万円(前年同期比 90.0%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
[① 製薬事業]
15員環マクロライド系抗生物質点眼剤「アジマイシン点眼液」、ニューキノロン系抗菌点眼剤「ガチフロ点眼液」等が前年同期を下回る販売実績となりましたが、新製品である緑内障・高眼圧症治療剤「アイラミド配合懸濁性点眼液」、緑内障・高眼圧症治療剤「アイベータ配合点眼液」が伸長しました。
以上の結果、当事業における売上高は、204億70百万円(前年同期比 0.7%減)となりました。
[② その他事業]
化粧品原料「EPC」と「CME」の当事業における売上高は、18百万円(前年同期比 2.8%減)となりました。
(2)財政状態の状況
当中間連結会計期間末の資産総額は、前連結会計年度に比べ、39億96百万円増加し、692億44百万円となりました。
これは主に、無形固定資産が1億91百万円減少した一方で、現金及び預金が17億93百万円、受取手形及び売掛金が13億71百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。
負債総額は、前連結会計年度に比べ、15百万円減少し、106億74百万円となりました。
これは主に未払法人税等が13億76百万円増加した一方で、支払手形及び買掛金が19億23百万円減少したこと等によるものであります。
また、純資産につきましては前連結会計年度に比べ、40億12百万円増加し、585億69百万円となりました。
これは主に利益剰余金が34億57百万円増加したこと等によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前中間連結会計期間に比べ、69億86百万円増加し、281億39百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は26億67百万円(前年同期は16億24百万円の獲得)となりました。
これは主に仕入債務の減少18億38百万円、売上債権の増加13億91百万円となった一方で、税金等調整前中間純利益の増加27億91百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は7億82百万円(前年同期は2億24百万円の使用)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出2億93百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は1億26百万円(前年同期は1億26百万円の使用)となりました。
これは配当金の支払1億26百万円によるものであります。
生産、受注及び販売の実績
(1)生産実績
当中間連結会計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)商品仕入実績
当中間連結会計期間の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3)受注実績
当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ。)は見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
(4)販売実績
当中間連結会計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引ついては相殺消去しております。
2.前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)当中間連結会計期間の経営成績の分析
当社グループの当中間連結会計期間の経営成績の分析につきましては、「経営成績等の状況の概要」 (1)経営成績の状況をご参照ください。
(2)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループを取り巻く事業環境は非常に競争が厳しく、また、薬価基準改訂、受診者負担増を始めとした医療費抑制策強化など、薬剤費抑制の傾向が一層強まっております。
重要な影響を与える要因については、外的要因として、主に眼科薬領域における新薬の開発販売競争の激化と薬価基準改訂、受診者負担増等の社会的要因を考えており、内的要因として、武田薬品工業株式会社との「一手販売の契約」(1年宛自動延長)の継続及びガバナンス体制の維持を考えております。
(3)当中間連結会計期間の財政状態の分析
当社グループの財政状態の状況につきましては、「経営成績等の状況の概要」 (2)財政状態の状況をご参照ください。
(4) 当中間連結会計期間のキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループのキャッシュ・フローの状況につきましては、「経営成績等の状況の概要」(3)キャッシュ・フローの状況をご参照ください。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは運転資金並びに設備資金及び研究開発資金等、必要な資金についてはすべて自己資金で賄っております。取引銀行と当座貸越契約を締結しておりますが、当面の運転資金及び設備資金に加え、一定の戦略的投資機会にも備えられる現預金水準を確保しているため、外部調達の必要性は生じておらず、今後の事業展開につきましても自己資金で賄っていく予定であります。
(6) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
当社グループの中間連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 中間連結財務諸表等(1)中間連結財務諸表 注記事項 中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
なお、会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症の影響の考え方については、「第5 経理の状況」の連結財務諸表の「注記事項 (追加情報) 」に記載しております。
当中間連結会計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりです。
(1)経営成績の状況
当中間連結会計期間のわが国の経済は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済活動の抑制により、大きく落ち込みました。感染症対策を講じつつ、経済活動の再開・拡大を進めているものの、国内外の感染症への懸念はいまだ大きく、先行き不透明な状況となっております。
医薬品業界では、伸び続ける社会保障問題を背景に医療費抑制政策が継続的に推進されており、各企業は一層のコスト競争力強化や海外展開が求められる等、引き続き厳しい環境下にあります。また、先進創薬で次世代医療を牽引することが期待されていますが、新薬開発の難度の高まりと、それに伴う研究開発費の高騰により、経営は引き続き厳しい環境下に置かれていると言わざるを得ません。
このような状況のもと、2016年度からスタートした'16年度-'20年度中期経営計画において、「確実な売上・シェア拡大」「海外戦略地域でのプレゼンスの向上」「研究開発への集中投資」「現有リソースの徹底活用」「組織・システムのパフォーマンスの最大化」を最重要課題にかかげ積極的に事業活動を展開してまいりました結果、当中間連結会計期間の売上高は204億88百万円(前年同期比 0.7%減)となりました。
利益面におきましては、主に経費の減少等により、営業利益は35億91百万円(前年同期比 269.9%増)、経常利益は45億97百万円(前年同期比 147.8%増)、親会社株主に帰属する中間純利益35億84百万円(前年同期比 90.0%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
[① 製薬事業]
15員環マクロライド系抗生物質点眼剤「アジマイシン点眼液」、ニューキノロン系抗菌点眼剤「ガチフロ点眼液」等が前年同期を下回る販売実績となりましたが、新製品である緑内障・高眼圧症治療剤「アイラミド配合懸濁性点眼液」、緑内障・高眼圧症治療剤「アイベータ配合点眼液」が伸長しました。
以上の結果、当事業における売上高は、204億70百万円(前年同期比 0.7%減)となりました。
[② その他事業]
化粧品原料「EPC」と「CME」の当事業における売上高は、18百万円(前年同期比 2.8%減)となりました。
(2)財政状態の状況
当中間連結会計期間末の資産総額は、前連結会計年度に比べ、39億96百万円増加し、692億44百万円となりました。
これは主に、無形固定資産が1億91百万円減少した一方で、現金及び預金が17億93百万円、受取手形及び売掛金が13億71百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。
負債総額は、前連結会計年度に比べ、15百万円減少し、106億74百万円となりました。
これは主に未払法人税等が13億76百万円増加した一方で、支払手形及び買掛金が19億23百万円減少したこと等によるものであります。
また、純資産につきましては前連結会計年度に比べ、40億12百万円増加し、585億69百万円となりました。
これは主に利益剰余金が34億57百万円増加したこと等によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前中間連結会計期間に比べ、69億86百万円増加し、281億39百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は26億67百万円(前年同期は16億24百万円の獲得)となりました。
これは主に仕入債務の減少18億38百万円、売上債権の増加13億91百万円となった一方で、税金等調整前中間純利益の増加27億91百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は7億82百万円(前年同期は2億24百万円の使用)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出2億93百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は1億26百万円(前年同期は1億26百万円の使用)となりました。
これは配当金の支払1億26百万円によるものであります。
生産、受注及び販売の実績
(1)生産実績
当中間連結会計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当中間連結会計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年9月30日) | 前年同期比(%) |
| 製薬事業(百万円) | 18,141 | 113.3 |
| 報告セグメント計(百万円) | 18,141 | 113.3 |
| その他事業(百万円) | 20 | 102.7 |
| 合計(百万円) | 18,162 | 113.3 |
(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)商品仕入実績
当中間連結会計期間の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当中間連結会計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年9月30日) | 前年同期比(%) |
| 製薬事業(百万円) | 236 | 60.3 |
| 報告セグメント計(百万円) | 236 | 60.3 |
| その他事業(百万円) | - | - |
| 合計(百万円) | 236 | 60.3 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3)受注実績
当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ。)は見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
(4)販売実績
当中間連結会計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当中間連結会計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年9月30日) | 前年同期比(%) |
| 製薬事業(百万円) | 20,470 | 99.3 |
| 報告セグメント計(百万円) | 20,470 | 99.3 |
| その他事業(百万円) | 18 | 97.2 |
| 合計(百万円) | 20,488 | 99.3 |
(注)1.セグメント間の取引ついては相殺消去しております。
2.前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前中間連結会計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) | 当中間連結会計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年9月30日) | ||
| 武田薬品工業㈱ | 金額(百万円) | 割合(%) | 金額(百万円) | 割合(%) |
| 17,288 | 83.8 | 16,337 | 79.7 | |
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)当中間連結会計期間の経営成績の分析
当社グループの当中間連結会計期間の経営成績の分析につきましては、「経営成績等の状況の概要」 (1)経営成績の状況をご参照ください。
(2)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループを取り巻く事業環境は非常に競争が厳しく、また、薬価基準改訂、受診者負担増を始めとした医療費抑制策強化など、薬剤費抑制の傾向が一層強まっております。
重要な影響を与える要因については、外的要因として、主に眼科薬領域における新薬の開発販売競争の激化と薬価基準改訂、受診者負担増等の社会的要因を考えており、内的要因として、武田薬品工業株式会社との「一手販売の契約」(1年宛自動延長)の継続及びガバナンス体制の維持を考えております。
(3)当中間連結会計期間の財政状態の分析
当社グループの財政状態の状況につきましては、「経営成績等の状況の概要」 (2)財政状態の状況をご参照ください。
(4) 当中間連結会計期間のキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループのキャッシュ・フローの状況につきましては、「経営成績等の状況の概要」(3)キャッシュ・フローの状況をご参照ください。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは運転資金並びに設備資金及び研究開発資金等、必要な資金についてはすべて自己資金で賄っております。取引銀行と当座貸越契約を締結しておりますが、当面の運転資金及び設備資金に加え、一定の戦略的投資機会にも備えられる現預金水準を確保しているため、外部調達の必要性は生じておらず、今後の事業展開につきましても自己資金で賄っていく予定であります。
(6) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
当社グループの中間連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 中間連結財務諸表等(1)中間連結財務諸表 注記事項 中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
なお、会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症の影響の考え方については、「第5 経理の状況」の連結財務諸表の「注記事項 (追加情報) 」に記載しております。