半期報告書-第79期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりです。
(1)経営成績の状況
当中間連結会計期間における我が国経済は、企業収益や雇用環境等の改善が続き、緩やかな景気回復基調で推移いたしました。しかしながら、中国経済の景気減速や長期化する米中間の貿易摩擦問題等、世界的な経済情勢に対する懸念は払しょくされておらず、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
医薬品業界では、高齢化による需要の拡大や医療技術の高度化による薬剤の単価の増大が想定されるものの、後発医薬品の使用促進や長期収載品に対する薬価の引き下げ、先発医薬品の価格抑制策適用により、事業の予見性が低下しております。また、新薬開発型企業は、先進創薬で次世代医療を牽引することが期待されていますが、新薬開発の難度の高まりと、それに伴う研究開発費の高騰により、経営は引き続き厳しい環境下に置かれていると言わざるを得ません。
このような状況のもと、2016年度よりスタートさせた'16年度-'20年度中期経営計画において、「確実な売上・シェア拡大」「海外戦略地域でのプレゼンスの向上」「研究開発への集中投資」「現有リソースの徹底活用」「組織・システムのパフォーマンスの最大化」を最重要課題にかかげ積極的に事業活動を展開してまいりました結果、当中間連結会計期間の売上高は206億32百万円(前年同期比 0.8%減)となりました。
利益面におきましては、海外事業の拡大に向けた投資等が増加しており、営業利益は9億70百万円(前年同期比 40.7%減)となり、加えて為替相場の変動に伴う為替差損の発生等により、経常利益は18億55百万円(前年同期比 47.7%減)、親会社株主に帰属する中間純利益18億85百万円(前年同期比 33.8%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
[① 製薬事業]
緑内障・高眼圧症治療剤「アイファガン点眼液」、角結膜上皮障害治療用点眼剤「ティアバランス点眼液」などが順調に推移し、大きく売り上げに貢献しました。しかしながら、緑内障・高眼圧症治療剤「ルミガン点眼液」、非ステロイド性抗炎症点眼剤「ニフラン点眼液」などが前年同期を下回りました。
以上の結果、当事業における売上高は、206億13百万円(前年同期比 0.8%減)となりました。
[② その他事業]
化粧品原料「EPC」と「CME」の当事業における売上高は、18百万円(前年同期比 12.5%増)となりました。
(2)財政状態の状況
当中間連結会計期間末の資産総額は、前連結会計年度に比べ、3億26百万円増加し、656億53百万円となりました。
これは主に受取手形及び売掛金が25億32百万円、有形固定資産が19億13百万円それぞれ減少した一方で、現金及び預金が28億85百万円、未収入金が3億39百万円、前払費用が9億45百万円、投資有価証券が7億5百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。
負債総額は、前連結会計年度に比べ、11億45百万円減少し、125億19百万円となりました。
これは主に未払金及び未払費用が8億8百万円増加した一方で、支払手形及び買掛金が10億2百万円、未払法人税等が8億56百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。
また、純資産につきましては前連結会計年度に比べ、14億71百万円増加し、531億34百万円となりました。
これは主に利益剰余金が14億6百万円増加したことこと等によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前中間連結会計期間に比べ、60億70百万円増加し、211億52百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は16億24百万円(前年同期は18億29百万円の獲得)となりました。
これは主に税金等調整前中間純利益19億97百万円、売上債権の減少25億72百万円となった一方、その他の流動資産の増加9億70百万円、仕入債務の減少9億78百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は2億24百万円(前年同期は12億87百万円の使用)となりました。
これは主に、定期預金の増加による支出14億1百万円、関係会社株式の取得による支出2億96百万円となった一方、有形固定資産の売却による収入15億6百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は1億26百万円(前年同期は1億26百万円の使用)となりました。
これは配当金の支払1億26百万円によるものであります。
生産、受注及び販売の実績
(1)生産実績
当中間連結会計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)商品仕入実績
当中間連結会計期間の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3)受注実績
当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ。)は見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
(4)販売実績
当中間連結会計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引ついては相殺消去しております。
2.前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの中間連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この中間連結財務諸表の作成に当たりまして、報告数値に影響を与える見積りは、その時点で最も合理的と考えられる基準にて実施しておりますが、見積り等の不確実性があるため実際の結果は異なる場合があります。
なお、当社グループの中間連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 中間連結財務諸表等(1)中間連結財務諸表 注記事項 中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
(2)当中間連結会計期間の経営成績の分析
当社グループの当中間連結会計期間の経営成績の分析につきましては、「経営成績等の状況の概要」 (1)経営成績の状況をご参照ください。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループを取り巻く事業環境は非常に競争が厳しく、また、薬価基準改訂、受診者負担増を始めとした医療費抑制策強化など、薬剤費抑制の傾向が一層強まっております。
重要な影響を与える要因については、外的要因として、主に眼科薬領域における新薬の開発販売競争の激化と薬価基準改訂、受診者負担増等の社会的要因を考えており、内的要因として、武田薬品工業株式会社との「一手販売の契約」(1年宛自動延長)の継続及びガバナンス体制の維持を考えております。
(4)当中間連結会計期間の財務状態の分析
当社グループの財務状態の状況につきましては、「経営成績等の状況の概要」 (2)財政状態の状況をご参照ください。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは運転資金並びに設備資金及び研究開発活動等、必要な資金についてはすべて自己資金で賄っております。取引銀行と当座貸越契約を締結しておりますが、当面の運転資金及び設備資金に加え、一定の戦略的投資機会にも備えられる現預金水準を確保しているため、外部調達の必要性は生じておらず、今後の事業展開につきましても自己資金で賄っていく予定であります。
当中間連結会計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりです。
(1)経営成績の状況
当中間連結会計期間における我が国経済は、企業収益や雇用環境等の改善が続き、緩やかな景気回復基調で推移いたしました。しかしながら、中国経済の景気減速や長期化する米中間の貿易摩擦問題等、世界的な経済情勢に対する懸念は払しょくされておらず、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
医薬品業界では、高齢化による需要の拡大や医療技術の高度化による薬剤の単価の増大が想定されるものの、後発医薬品の使用促進や長期収載品に対する薬価の引き下げ、先発医薬品の価格抑制策適用により、事業の予見性が低下しております。また、新薬開発型企業は、先進創薬で次世代医療を牽引することが期待されていますが、新薬開発の難度の高まりと、それに伴う研究開発費の高騰により、経営は引き続き厳しい環境下に置かれていると言わざるを得ません。
このような状況のもと、2016年度よりスタートさせた'16年度-'20年度中期経営計画において、「確実な売上・シェア拡大」「海外戦略地域でのプレゼンスの向上」「研究開発への集中投資」「現有リソースの徹底活用」「組織・システムのパフォーマンスの最大化」を最重要課題にかかげ積極的に事業活動を展開してまいりました結果、当中間連結会計期間の売上高は206億32百万円(前年同期比 0.8%減)となりました。
利益面におきましては、海外事業の拡大に向けた投資等が増加しており、営業利益は9億70百万円(前年同期比 40.7%減)となり、加えて為替相場の変動に伴う為替差損の発生等により、経常利益は18億55百万円(前年同期比 47.7%減)、親会社株主に帰属する中間純利益18億85百万円(前年同期比 33.8%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
[① 製薬事業]
緑内障・高眼圧症治療剤「アイファガン点眼液」、角結膜上皮障害治療用点眼剤「ティアバランス点眼液」などが順調に推移し、大きく売り上げに貢献しました。しかしながら、緑内障・高眼圧症治療剤「ルミガン点眼液」、非ステロイド性抗炎症点眼剤「ニフラン点眼液」などが前年同期を下回りました。
以上の結果、当事業における売上高は、206億13百万円(前年同期比 0.8%減)となりました。
[② その他事業]
化粧品原料「EPC」と「CME」の当事業における売上高は、18百万円(前年同期比 12.5%増)となりました。
(2)財政状態の状況
当中間連結会計期間末の資産総額は、前連結会計年度に比べ、3億26百万円増加し、656億53百万円となりました。
これは主に受取手形及び売掛金が25億32百万円、有形固定資産が19億13百万円それぞれ減少した一方で、現金及び預金が28億85百万円、未収入金が3億39百万円、前払費用が9億45百万円、投資有価証券が7億5百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。
負債総額は、前連結会計年度に比べ、11億45百万円減少し、125億19百万円となりました。
これは主に未払金及び未払費用が8億8百万円増加した一方で、支払手形及び買掛金が10億2百万円、未払法人税等が8億56百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。
また、純資産につきましては前連結会計年度に比べ、14億71百万円増加し、531億34百万円となりました。
これは主に利益剰余金が14億6百万円増加したことこと等によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前中間連結会計期間に比べ、60億70百万円増加し、211億52百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は16億24百万円(前年同期は18億29百万円の獲得)となりました。
これは主に税金等調整前中間純利益19億97百万円、売上債権の減少25億72百万円となった一方、その他の流動資産の増加9億70百万円、仕入債務の減少9億78百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は2億24百万円(前年同期は12億87百万円の使用)となりました。
これは主に、定期預金の増加による支出14億1百万円、関係会社株式の取得による支出2億96百万円となった一方、有形固定資産の売却による収入15億6百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は1億26百万円(前年同期は1億26百万円の使用)となりました。
これは配当金の支払1億26百万円によるものであります。
生産、受注及び販売の実績
(1)生産実績
当中間連結会計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当中間連結会計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) | 前年同期比(%) |
| 製薬事業(百万円) | 16,011 | 88.2 |
| 報告セグメント計(百万円) | 16,011 | 88.2 |
| その他事業(百万円) | 19 | 77.2 |
| 合計(百万円) | 16,030 | 88.2 |
(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)商品仕入実績
当中間連結会計期間の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当中間連結会計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) | 前年同期比(%) |
| 製薬事業(百万円) | 392 | 125.2 |
| 報告セグメント計(百万円) | 392 | 125.2 |
| その他事業(百万円) | - | - |
| 合計(百万円) | 392 | 125.2 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3)受注実績
当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ。)は見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
(4)販売実績
当中間連結会計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当中間連結会計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) | 前年同期比(%) |
| 製薬事業(百万円) | 20,613 | 99.2 |
| 報告セグメント計(百万円) | 20,613 | 99.2 |
| その他事業(百万円) | 18 | 112.5 |
| 合計(百万円) | 20,632 | 99.2 |
(注)1.セグメント間の取引ついては相殺消去しております。
2.前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前中間連結会計期間 (自 2018年4月1日 至 2018年9月30日) | 当中間連結会計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) | ||
| 武田薬品工業㈱ | 金額(百万円) | 割合(%) | 金額(百万円) | 割合(%) |
| 16,165 | 77.7 | 17,288 | 83.8 | |
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの中間連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この中間連結財務諸表の作成に当たりまして、報告数値に影響を与える見積りは、その時点で最も合理的と考えられる基準にて実施しておりますが、見積り等の不確実性があるため実際の結果は異なる場合があります。
なお、当社グループの中間連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 中間連結財務諸表等(1)中間連結財務諸表 注記事項 中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
(2)当中間連結会計期間の経営成績の分析
当社グループの当中間連結会計期間の経営成績の分析につきましては、「経営成績等の状況の概要」 (1)経営成績の状況をご参照ください。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループを取り巻く事業環境は非常に競争が厳しく、また、薬価基準改訂、受診者負担増を始めとした医療費抑制策強化など、薬剤費抑制の傾向が一層強まっております。
重要な影響を与える要因については、外的要因として、主に眼科薬領域における新薬の開発販売競争の激化と薬価基準改訂、受診者負担増等の社会的要因を考えており、内的要因として、武田薬品工業株式会社との「一手販売の契約」(1年宛自動延長)の継続及びガバナンス体制の維持を考えております。
(4)当中間連結会計期間の財務状態の分析
当社グループの財務状態の状況につきましては、「経営成績等の状況の概要」 (2)財政状態の状況をご参照ください。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは運転資金並びに設備資金及び研究開発活動等、必要な資金についてはすべて自己資金で賄っております。取引銀行と当座貸越契約を締結しておりますが、当面の運転資金及び設備資金に加え、一定の戦略的投資機会にも備えられる現預金水準を確保しているため、外部調達の必要性は生じておらず、今後の事業展開につきましても自己資金で賄っていく予定であります。