臨時報告書
- 【提出】
- 2015/02/23 16:44
- 【資料】
- PDFをみる
提出理由
当社は、2015年2月20日(ロンドン時間)開催の取締役会において、Heptares Therapeutics Ltd.(以下、「ヘプタレス社」)の株式を取得し、子会社化することについて決議いたしました。
これにより、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
これにより、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
子会社取得の決定
子会社の取得(企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2に基づく報告)
(1)取得対象子会社の概要
(注) 1ポンドにつき、180円にて換算した金額です。
(2)取得対象子会社に関する子会社取得の目的
当社グループにおける現在の主たる収益源は、Novartis International AGに導出しているCOPD治療薬である「シーブリ」および「ウルティブロ」のマイルストンおよびロイヤリティ収入ですが、さらなる企業価値の向上を目指すべくパイプラインの強化や新たな事業拡大を図り、この度へプタレス社の買収に到りました。本買収により、当社は「日本発の世界トップバイオ企業になる」というビジョンをより迅速に達成できると期待しております。
へプタレス社は、英国のMRC Laboratory of Molecular BiologyおよびNational Institute of Medicinal Researchの研究成果を事業化するべく、2007年に設立され、医薬品ターゲットとして期待の大きい、Gタンパク質共役受容体(GPCR)に作用する医薬品候補を創出するための世界で最も進んだ独自の技術(StaR®)を有するバイオ企業です。同社は既に複数の著名な製薬企業各社との創薬共同研究契約を締結しており、開発の進捗に応じたマイルストン・ロイヤリティ収入を受領できることになっております。
当社グループの中長期戦略の実現においてHeptares社は極めて重要な役割を果たし、開発パイプラインの拡充や開発体制、グローバルな開発力、経営体制の強化のみならず、同社のパイプラインが2026年以降の収益の柱になると期待しております。
(3)取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額
※1ドルにつき118.66円にて換算しております。
※上記の他、ヘプタレス社にて将来発生するマイルストンまたは、ロイヤリティ収入の額に応じて支払う条件付き対価220百万米ドルが発生する見込みです。
以 上
(1)取得対象子会社の概要
(1)名称 | Heptares Therapeutics Ltd. | ||
(2)本店の所在地 | BioPark, Broadwater Road, Welwyn Garden City, Hertfordshire, AL7 3AX, UK | ||
(3)代表者の氏名 | 取締役 CEO、マルコム・ウェイア | ||
(4)事業の内容 | GPCRの構造解析や初期のリード化合物の創出、独自開発のStaR®技術による候補品探索 | ||
(5)資本金の額 | 38百万円 | ||
(6)提出会社との間の資本関係、人的関係及び取引関係 | 資本関係 | 該当事項はありません | |
人的関係 | 該当事項はありません | ||
取引関係 | 該当事項はありません | ||
(7)最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益 | |||
決算期 | 2012年12月期 | 2013年12月期 | 2014年12月期 |
純資産の額 | 907百万円 | 1,674百万円 | 1,474百万円 |
総資産の額 | 1,555百万円 | 1,824百万円 | 1,490百万円 |
売上高 | 1,005百万円 | 1,743百万円 | 895百万円 |
営業利益(△損失) | △2,289百万円 | 1,046百万円 | △2,101百万円 |
経常利益(△損失) | △1,255百万円 | △1,036百万円 | △2,092百万円 |
当期純利益(△損失) | △949百万円 | △756百万円 | △1,728百万円 |
(注) 1ポンドにつき、180円にて換算した金額です。
(2)取得対象子会社に関する子会社取得の目的
当社グループにおける現在の主たる収益源は、Novartis International AGに導出しているCOPD治療薬である「シーブリ」および「ウルティブロ」のマイルストンおよびロイヤリティ収入ですが、さらなる企業価値の向上を目指すべくパイプラインの強化や新たな事業拡大を図り、この度へプタレス社の買収に到りました。本買収により、当社は「日本発の世界トップバイオ企業になる」というビジョンをより迅速に達成できると期待しております。
へプタレス社は、英国のMRC Laboratory of Molecular BiologyおよびNational Institute of Medicinal Researchの研究成果を事業化するべく、2007年に設立され、医薬品ターゲットとして期待の大きい、Gタンパク質共役受容体(GPCR)に作用する医薬品候補を創出するための世界で最も進んだ独自の技術(StaR®)を有するバイオ企業です。同社は既に複数の著名な製薬企業各社との創薬共同研究契約を締結しており、開発の進捗に応じたマイルストン・ロイヤリティ収入を受領できることになっております。
当社グループの中長期戦略の実現においてHeptares社は極めて重要な役割を果たし、開発パイプラインの拡充や開発体制、グローバルな開発力、経営体制の強化のみならず、同社のパイプラインが2026年以降の収益の柱になると期待しております。
(3)取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額
既存株主からの株式取得費用 | 21,359百万円 |
アドバイザリー費用等(概算額) | 712百万円 |
合計(概算額) | 22,071百万円 |
※1ドルにつき118.66円にて換算しております。
※上記の他、ヘプタレス社にて将来発生するマイルストンまたは、ロイヤリティ収入の額に応じて支払う条件付き対価220百万米ドルが発生する見込みです。
以 上