四半期報告書-第117期第3四半期(平成30年6月1日-平成30年8月31日)
有報資料
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界の景気は、引き続き米国においては着実な回復が継続し、中国をはじめ東南アジアでは景気持ち直しが継続したことにより、緩やかに回復しました。国内においても、個人消費は持ち直しが継続し、設備投資も緩やかに増加し、企業収益や雇用情勢の改善もあり、生産においても緩やかな回復が継続しました。
当社の関連する自動車業界においては、国内の自動車生産台数は前年同期並みで推移し、ゴム工業用品やタイヤ並びに合成ゴムの生産はほぼ前年並みで推移しました。
このような環境の中、既存事業の拡販に注力し、内外の新規顧客の開拓を進めるとともに新製品の提案活動を行い、顧客の内外の要請に応えるため研究・品質保証設備の拡充を行いました。
ゴム薬品は、国内外の販売数量が伸びたことから前年同期を上回りました。樹脂薬品は国内向けが競争激化により売上が減少したものの、海外向けで新規受注もあり売上を伸ばしました。中間体は品目により増減があり、全体で売上は前年同期を下回りました。その他薬品は積極的な販売活動を行った結果、新製品の受注拡大と併せて、既存品についても販売増加したことから、売上が前年同期を上回りました。
原材料は、第3四半期に入り為替が円安になり、原油・ナフサ価格が昨年比で引き続き上昇したこと、中国からの輸入原料価格も高値が継続し、副原料についても価格上昇があったことにより、原材料価格が引き続き上昇しました。この影響を最小限とするため、製品価格の価格改定を進めるとともに、内外の新規調達先の探索や評価を行いコストダウンの努力を積極的に行いました。
生産においては、市場環境変化による需要の増減や、内外の顧客要望に応えるため、 既存製品・新規製品ともに生産数量や時期並びに人員配置の効率化を行い、あわせて合理化検討に全社を挙げて取り組みました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は54億74百万円(前年同期比7.1%増)、営業利益は1億22百万円(前年同期比37.1%減)、経常利益は1億19百万円(前年同期比36.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は88百万円(前年同期比34.5%減)となりました。
セグメント業績の概況は次のとおりであります。
①化学工業薬品事業
売上高は54億45百万円(前年同期比7.1%増)、セグメント利益(営業利益)は99百万円(前年同期比42.6%減)となりました。
②不動産賃貸事業
売上高は28百万円(前年同期比5.9%増)、セグメント利益(営業利益)は22百万円(前年同期比8.4%増)となりました。
(化学工業薬品事業の部門別の概況)
<ゴム薬品>ゴム薬品の分野は、国内向けは、当期に入り国内自動車販売や生産がほぼ前年同期並みで推移しました。このような環境の中、工業用品向け薬品は、主要製品の拡販に注力し、一部商品において顧客の在庫調整による減少はありましたが、加硫促進剤や老化防止剤について売上を伸ばした結果、前年同期の売上を上回りました。タイヤ向け薬品は、海外品との競合がありましたが、顧客の需要増に合わせ拡販に注力した結果、前年同期の売上を上回りました。合成ゴム向け薬品は、品目により増減があり、全体では売上が前年同期並みの売上となりました。 海外向けは、東南アジアの持ち直し傾向が継続し、顧客需要の拡大に対し拡販努力を行った結果、数量は前年を上回りましたが、上半期において為替が昨年と比較し円高で推移したことから売上は前年同期並みとなりました。
この結果、国内・輸出合わせてのゴム薬品の売上は33億33百万円(前年同期比4.9%増)となりました。
<樹脂薬品>樹脂薬品の分野は、国内向けは、アクリル酸・アクリル酸エステルの生産が引き続き堅調で推移しましたが、当社
の主要製品において輸入品との競合が一層激しくなったため、売上は前年同期を下回りました。 海外向けは、中国を
はじめとする各国の既存顧客が回復傾向で継続したことから、商品ごとに市場需要に合わせた拡販活動を積極的に
行った結果、新規受注もあり、売上が前年同期を上回りました。
この結果、樹脂薬品部門合計の売上は6億57百万円(前年同期比12.7%増)となりました。
<中間体>中間体分野は、界面活性剤中間体は品目により増減がありましたが、売上が前年並みとなりました。染顔料中間体
及び農薬中間体は主要品目においては、商品により増減がありましたが、一部品目の需要減もあり、全体として売上
が前年同期を下回りました。 医薬中間体・機能性化学品は、品目別に増減がありましたが、海外向けの受注増もあり
全体では売上が前年同期を上回りました。
この結果、中間体部門合計の売上は5億47百万円(前年同期比4.5%減)となりました。
<その他>その他分野は、環境用薬剤は、年末年始の需要増やその後の堅調な需要により売上が前年同期を上回りました。潤
滑油向けは品目により増減がありましたが、全体では売上が前年同期を下回りました。新規用途向けは、新規商品の
売上が増加したことと、既存製品においても主要品目で売上を伸ばした結果、全体では売上が前年同期を大幅に上回
りました。
この結果、この部門合計の売上高は9億7百万円(前年同期比20.6%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産につきましては66億60百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億61百万円増加いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金が1億5百万円、たな卸資産が2億58百万円、有形固定資産が3億34百万円増加したことに対し、現金及び預金が3億17百万円減少したことによります。
負債につきましては48億89百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億21百万円増加いたしました。これは主に、借入金が3億73百万円増加したことに対し、未払法人税等が46百万円減少したことによります。
純資産につきましては17億71百万円となり、前連結会計年度末に比べ39百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金が52百万円増加したことによります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は176,185千円(前年同四半期は136,654千円)であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間における世界の景気は、引き続き米国においては着実な回復が継続し、中国をはじめ東南アジアでは景気持ち直しが継続したことにより、緩やかに回復しました。国内においても、個人消費は持ち直しが継続し、設備投資も緩やかに増加し、企業収益や雇用情勢の改善もあり、生産においても緩やかな回復が継続しました。
当社の関連する自動車業界においては、国内の自動車生産台数は前年同期並みで推移し、ゴム工業用品やタイヤ並びに合成ゴムの生産はほぼ前年並みで推移しました。
このような環境の中、既存事業の拡販に注力し、内外の新規顧客の開拓を進めるとともに新製品の提案活動を行い、顧客の内外の要請に応えるため研究・品質保証設備の拡充を行いました。
ゴム薬品は、国内外の販売数量が伸びたことから前年同期を上回りました。樹脂薬品は国内向けが競争激化により売上が減少したものの、海外向けで新規受注もあり売上を伸ばしました。中間体は品目により増減があり、全体で売上は前年同期を下回りました。その他薬品は積極的な販売活動を行った結果、新製品の受注拡大と併せて、既存品についても販売増加したことから、売上が前年同期を上回りました。
原材料は、第3四半期に入り為替が円安になり、原油・ナフサ価格が昨年比で引き続き上昇したこと、中国からの輸入原料価格も高値が継続し、副原料についても価格上昇があったことにより、原材料価格が引き続き上昇しました。この影響を最小限とするため、製品価格の価格改定を進めるとともに、内外の新規調達先の探索や評価を行いコストダウンの努力を積極的に行いました。
生産においては、市場環境変化による需要の増減や、内外の顧客要望に応えるため、 既存製品・新規製品ともに生産数量や時期並びに人員配置の効率化を行い、あわせて合理化検討に全社を挙げて取り組みました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は54億74百万円(前年同期比7.1%増)、営業利益は1億22百万円(前年同期比37.1%減)、経常利益は1億19百万円(前年同期比36.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は88百万円(前年同期比34.5%減)となりました。
セグメント業績の概況は次のとおりであります。
①化学工業薬品事業
売上高は54億45百万円(前年同期比7.1%増)、セグメント利益(営業利益)は99百万円(前年同期比42.6%減)となりました。
②不動産賃貸事業
売上高は28百万円(前年同期比5.9%増)、セグメント利益(営業利益)は22百万円(前年同期比8.4%増)となりました。
(化学工業薬品事業の部門別の概況)
<ゴム薬品>ゴム薬品の分野は、国内向けは、当期に入り国内自動車販売や生産がほぼ前年同期並みで推移しました。このような環境の中、工業用品向け薬品は、主要製品の拡販に注力し、一部商品において顧客の在庫調整による減少はありましたが、加硫促進剤や老化防止剤について売上を伸ばした結果、前年同期の売上を上回りました。タイヤ向け薬品は、海外品との競合がありましたが、顧客の需要増に合わせ拡販に注力した結果、前年同期の売上を上回りました。合成ゴム向け薬品は、品目により増減があり、全体では売上が前年同期並みの売上となりました。 海外向けは、東南アジアの持ち直し傾向が継続し、顧客需要の拡大に対し拡販努力を行った結果、数量は前年を上回りましたが、上半期において為替が昨年と比較し円高で推移したことから売上は前年同期並みとなりました。
この結果、国内・輸出合わせてのゴム薬品の売上は33億33百万円(前年同期比4.9%増)となりました。
<樹脂薬品>樹脂薬品の分野は、国内向けは、アクリル酸・アクリル酸エステルの生産が引き続き堅調で推移しましたが、当社
の主要製品において輸入品との競合が一層激しくなったため、売上は前年同期を下回りました。 海外向けは、中国を
はじめとする各国の既存顧客が回復傾向で継続したことから、商品ごとに市場需要に合わせた拡販活動を積極的に
行った結果、新規受注もあり、売上が前年同期を上回りました。
この結果、樹脂薬品部門合計の売上は6億57百万円(前年同期比12.7%増)となりました。
<中間体>中間体分野は、界面活性剤中間体は品目により増減がありましたが、売上が前年並みとなりました。染顔料中間体
及び農薬中間体は主要品目においては、商品により増減がありましたが、一部品目の需要減もあり、全体として売上
が前年同期を下回りました。 医薬中間体・機能性化学品は、品目別に増減がありましたが、海外向けの受注増もあり
全体では売上が前年同期を上回りました。
この結果、中間体部門合計の売上は5億47百万円(前年同期比4.5%減)となりました。
<その他>その他分野は、環境用薬剤は、年末年始の需要増やその後の堅調な需要により売上が前年同期を上回りました。潤
滑油向けは品目により増減がありましたが、全体では売上が前年同期を下回りました。新規用途向けは、新規商品の
売上が増加したことと、既存製品においても主要品目で売上を伸ばした結果、全体では売上が前年同期を大幅に上回
りました。
この結果、この部門合計の売上高は9億7百万円(前年同期比20.6%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産につきましては66億60百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億61百万円増加いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金が1億5百万円、たな卸資産が2億58百万円、有形固定資産が3億34百万円増加したことに対し、現金及び預金が3億17百万円減少したことによります。
負債につきましては48億89百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億21百万円増加いたしました。これは主に、借入金が3億73百万円増加したことに対し、未払法人税等が46百万円減少したことによります。
純資産につきましては17億71百万円となり、前連結会計年度末に比べ39百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金が52百万円増加したことによります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は176,185千円(前年同四半期は136,654千円)であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。