有価証券報告書-第60期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、収益力・人財(材)力・技術力のレベルを高め、継続的発展を遂げる企業を目指すために、「企業価値」および「企業品質」をより高める企業経営をしていきます。
そのために、ニッチな市場のニーズをとらえ、スピード、コスト、クオリティのバランスが高次元で調和している製品の開発を目指し、顧客満足の最大化を目指していきます。
(2)目標とする経営指標および中長期的な会社の経営戦略
将来の成長に向けた設備投資は不可欠であると考えて、当社グループは「償却前営業利益」(営業利益に減価償却実施額を加えた金額)を最重要経営指標としています。併せて、収益性や安全性等をあらわす複数の指標のバランスを考慮して経営を進めています。
現時点における経営戦略としましては、財務体質の改善を図ることで競争力をつけることを目指します。中長期的に成長期待の大きい電子材料事業および海外事業に経営資源の積極投資を図っていきます。
(3)会社の対処すべき課題
当社グループの事業展開において、以下を重点的テーマとして取り組んでいきます。
(ライフサイエンス事業)
平成29年11月に予定されている三井化学株式会社からの鹿島工場の承継を遅滞なく完了し、平成30年度中の完成を目標に同工場内にリンゴ酸の新プラント建設の準備を進めてまいります。この「果実酸コンビナート」構想の1st Stepを確実に実現し、コスト競争力の抜本的な強化を図り、世界No.1のリンゴ酸メーカーを目指していきます。
また、少子高齢化や人口減少が続く日本市場での安定的な収益確保だけでなく、人口増加や経済成長の著しい中国、東南アジア市場でのビジネスの拡大に注力していきます。
具体的には、中国の100%出資子会社の青島扶桑精製加工有限公司で、従来のクエン酸類の精製に加え、市場の拡大している電子材料向け高純度クエン酸の製造等、高付加価値製品のウエイトを増やしていきます。また、人件費の高騰への対処として、生産設備の自動化によるコスト削減を進めていきます。
タイ、ベトナムを中心に加工食品市場が拡大している東南アジアにおいては、平成29年4月に完成した東京研究所のテストキッチンを有効活用し、各国の食品や食材に適した食品添加物製剤の開発・製造を進め、同地域でのビジネスを拡大していきます。また、日本、中国、タイのトライアングル体制で、中国、東南アジア地域での“FUSOブランド”の確立を目指していきます。
商品開発については、従来から進めている一次産業向け製品、食品添加物製剤の開発に加え、果実酸類の高純度品、コーティング品等の高付加価値製品の開発に注力していきます。
今後も、果実酸総合メーカーとしてこれまで蓄積してきた販売チャネル、製造・開発ノウハウを最大限に活用し、さらなる売上および利益の拡大に尽力してまいります。
(電子材料および機能性化学品事業)
継続的な成長が遂げられるよう、事業の中核となる半導体分野において、より一層の深耕を行うとともに、ケイ素化学を基軸として多方面への事業展開を推進します。半導体分野では微細化、高集積化が益々進んでおり、それらのニーズに対応した製品開発を続けていきます。また、来るべきシングルナノ線幅加工に対応すべく当社の知識・技術を結集して、設備改造を実施し、さらに旺盛な需要に対応するために新規設備の建設も進めており平成30年度下期には本格稼働する予定としております。
将来を見据えて新分野(半導体研磨以外)への製品開発につきましても、東京研究所での研究開発を加速させるために増床、増員を実施し、当社グループのコア技術である超高純度コロイダルシリカの合成技術を活かしたシリカナノパウダー関連で新製品開発を進めています。数年内に半導体研磨分野以外での売上40億円以上を目指します。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、収益力・人財(材)力・技術力のレベルを高め、継続的発展を遂げる企業を目指すために、「企業価値」および「企業品質」をより高める企業経営をしていきます。
そのために、ニッチな市場のニーズをとらえ、スピード、コスト、クオリティのバランスが高次元で調和している製品の開発を目指し、顧客満足の最大化を目指していきます。
(2)目標とする経営指標および中長期的な会社の経営戦略
将来の成長に向けた設備投資は不可欠であると考えて、当社グループは「償却前営業利益」(営業利益に減価償却実施額を加えた金額)を最重要経営指標としています。併せて、収益性や安全性等をあらわす複数の指標のバランスを考慮して経営を進めています。
現時点における経営戦略としましては、財務体質の改善を図ることで競争力をつけることを目指します。中長期的に成長期待の大きい電子材料事業および海外事業に経営資源の積極投資を図っていきます。
(3)会社の対処すべき課題
当社グループの事業展開において、以下を重点的テーマとして取り組んでいきます。
(ライフサイエンス事業)
平成29年11月に予定されている三井化学株式会社からの鹿島工場の承継を遅滞なく完了し、平成30年度中の完成を目標に同工場内にリンゴ酸の新プラント建設の準備を進めてまいります。この「果実酸コンビナート」構想の1st Stepを確実に実現し、コスト競争力の抜本的な強化を図り、世界No.1のリンゴ酸メーカーを目指していきます。
また、少子高齢化や人口減少が続く日本市場での安定的な収益確保だけでなく、人口増加や経済成長の著しい中国、東南アジア市場でのビジネスの拡大に注力していきます。
具体的には、中国の100%出資子会社の青島扶桑精製加工有限公司で、従来のクエン酸類の精製に加え、市場の拡大している電子材料向け高純度クエン酸の製造等、高付加価値製品のウエイトを増やしていきます。また、人件費の高騰への対処として、生産設備の自動化によるコスト削減を進めていきます。
タイ、ベトナムを中心に加工食品市場が拡大している東南アジアにおいては、平成29年4月に完成した東京研究所のテストキッチンを有効活用し、各国の食品や食材に適した食品添加物製剤の開発・製造を進め、同地域でのビジネスを拡大していきます。また、日本、中国、タイのトライアングル体制で、中国、東南アジア地域での“FUSOブランド”の確立を目指していきます。
商品開発については、従来から進めている一次産業向け製品、食品添加物製剤の開発に加え、果実酸類の高純度品、コーティング品等の高付加価値製品の開発に注力していきます。
今後も、果実酸総合メーカーとしてこれまで蓄積してきた販売チャネル、製造・開発ノウハウを最大限に活用し、さらなる売上および利益の拡大に尽力してまいります。
(電子材料および機能性化学品事業)
継続的な成長が遂げられるよう、事業の中核となる半導体分野において、より一層の深耕を行うとともに、ケイ素化学を基軸として多方面への事業展開を推進します。半導体分野では微細化、高集積化が益々進んでおり、それらのニーズに対応した製品開発を続けていきます。また、来るべきシングルナノ線幅加工に対応すべく当社の知識・技術を結集して、設備改造を実施し、さらに旺盛な需要に対応するために新規設備の建設も進めており平成30年度下期には本格稼働する予定としております。
将来を見据えて新分野(半導体研磨以外)への製品開発につきましても、東京研究所での研究開発を加速させるために増床、増員を実施し、当社グループのコア技術である超高純度コロイダルシリカの合成技術を活かしたシリカナノパウダー関連で新製品開発を進めています。数年内に半導体研磨分野以外での売上40億円以上を目指します。