有価証券報告書-第77期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/26 11:24
【資料】
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【項目】
153項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりです。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続いておりましたが、新型コロナウイルス感染症が国内及び世界経済に甚大な影響をもたらしました。
今後も感染症拡大の早期収束が見通せず、景気の先行きも厳しい状況が続くと見込まれております。 当社グループと関連が深い建設業界におきましては、公共投資は底堅く推移したものの、住宅建設の着工件数は緩やかに減少しており、競争の激化や人手不足等により厳しい状況が続いております。
このような状況の下、当社グループは営業力の強化と商品力の強化に努めてまいりましたが、当連結会計年度の連結売上高は、198億95百万円(前期比2.0%減)となりました。
損益面につきましては、当連結会計年度においても諸経費の削減と生産性の向上に努めてまいりましたが、営業利益は17億43百万円(前期比9.6%減)、経常利益は18億8百万円(前期比10.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は12億7百万円(前期比13.9%減)となりました。
セグメント別の状況は次のとおりです。
(合成樹脂加工品事業)
主力の建材製品は、壁装材が売上増となりましたが、国内床材、防水資材、住宅資材、輸出用床材は売上減となりました。また、産業資材製品は、車両用床材が売上増となりましたが、フィルム基材は売上減となりました。
この結果、売上高は195億35百万円(前期比2.0%減)、営業利益は14億70百万円(前期比10.9%減)となりました。
(不動産賃貸事業)
不動産賃貸料収入は、売上高は3億60百万円(前期比2.5%減)、営業利益は2億72百万円(前期比1.8%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ19億54百万円増加し、当連結会計年度末は74億円となりました。
当連結会計年度に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況と原因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、24億67百万円(前期収入7億15百万円)となりました。これは主に売上債権の減少、税金等調整前当期純利益及び減価償却費によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、10億25百万円(前期支出3億50百万円)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、5億14百万円(前期支出5億16百万円)となりました。これは主に短期借入金の増額によるものです。
③ 生産、受注及び販売の状況
(イ) 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
セグメントの名称金額(百万円)前年同期比(%)
合成樹脂加工品事業7,117△6.6
合計7,117△6.6

(注) 1 上記の生産実績を示す金額は製造原価によっています。
2 上記金額には、消費税等は含みません。
(ロ) 商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
セグメントの名称金額(百万円)前年同期比(%)
合成樹脂加工品事業4,957+0.1
合計4,957+0.1

(注) 1 上記の商品仕入実績の金額は実際仕入原価によっています。
2 上記金額には、消費税等は含みません。
(ハ) 受注実績
当社グループは、見込生産を行っているため、該当事項はありません。
(ニ) 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
セグメントの名称金額(百万円)前年同期比(%)
合成樹脂加工品事業19,535△2.0
不動産賃貸事業360△2.5
合計19,895△2.0

(注) 1 総販売実績の10%以上の割合を占める主要な取引先はありません。
2 上記金額には、消費税等は含みません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しています。そして、連結財務諸表の作成にあたり資産・負債の評価及び収益・費用の認識について重要な会計方針に基づき見積り及び仮定による判断を行っています。しかし、見積り特有の不確実性が存在するため、実際の結果と見積りが異なる可能性があります。
なお、連結財務諸表の作成のための重要な会計基準等は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりです。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度の連結売上高は、198億95百万円(前期比2.0%減)となり、前連結会計年度より4億3百万円減少いたしました。セグメント別の売上高については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。
(3) 財政状態及びキャッシュ・フローの分析
① 財政状態
(資産)
当連結会計年度末の流動資産は、現金及び預金等の増加により、167億97百万円(前期比9億10百万円増加)となりました。固定資産は、建設仮勘定等の増加により72億24百万円(前期比5億96百万円増加)となりました。その結果、資産合計では、240億21百万円(前期比15億7百万円増加)となりました。
(負債)
当連結会計年度末の流動負債は、短期借入金等の増加により58億7百万円(前期比8億43百万円増加)となりました。固定負債は、預り保証金等の増加により15億69百万円(前期比31百万円増加)となりました。その結果、負債合計では、73億77百万円(前期比8億74百万円増加)となりました。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産合計は、利益剰余金等の増加により166億44百万円になりました。これは、配当金の支払いがありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益12億7百万円によるものです。
② キャッシュ・フロー
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりです。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料及び商品の仕入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用です。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものです。
運転資金は自己資金及び金融機関からの借入金を基本としております。
なお、株主価値を効率よく創造するために、売上高経常利益率を主な経営指標としております。中期目標としては、5%以上の売上高経常利益率の安定的な達成を目指しており、当連結会計年度においても達成しております。

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