- #1 四半期連結累計期間、要約四半期連結損益計算書(IFRS)(連結)
【第1四半期連結累計期間】
| | | (単位:百万円) |
持分法による投資損益 | | 487 | 357 |
営業利益 | | 34,247 | 24,143 |
その他収益 | 7 | 5,271 | 8,122 |
2024/05/10 15:02- #2 注記事項-セグメント情報、要約四半期連結財務諸表(IFRS)(連結)
また、「建築ガラス 欧米」、「建築ガラス アジア」カンパニーについては、フロート及び建築加工に係る技術開発や生産に関する情報の共有、気候変動問題に対するGHG削減や製品貢献等の社会的価値創出及び長期的な収益指標等への共通の取り組みを、建築用ガラス事業一体となって進めていること、また、製品及び販売市場の類似性等から、経済的特徴を共有していると判断しております。
以上より、当社グループは、「建築ガラス」「オートモーティブ」「電子」「化学品」「ライフサイエンス」の5つを報告セグメントとしております。
各報告セグメントに属する主要な製品の種類は、以下のとおりであります。
2024/05/10 15:02- #3 注記事項-収益、要約四半期連結財務諸表(IFRS)(連結)
6 収益
当社グループは、「注記5 事業セグメント」に記載のとおり、「建築ガラス」「オートモーティブ」「電子」「化学品」「ライフサイエンス」の5つを報告セグメントとしております。また、売上高は製品群別及び地域別に分解しております。これらの分解した売上高と各報告セグメントの売上高との関係は以下のとおりであります。
(1)製品群別の展開
2024/05/10 15:02- #4 注記事項-報告企業、要約四半期連結財務諸表(IFRS)(連結)
AGC株式会社(以下、「当社」)は、日本に所在する企業であります。当社グループの要約四半期連結財務諸表は2024年3月31日を期末日とし、当社及び子会社、並びに関連会社の持分等により構成されております。
当社グループは、主に建築ガラス、オートモーティブ、電子、化学品、ライフサイエンスなどの事業を行っております。詳細については、「注記5 事業セグメント」に記載しております。
2024/05/10 15:02- #5 注記事項-重要な会計方針、要約四半期連結財務諸表(IFRS)(連結)
要約四半期連結純損益計算書における「営業利益」は、当社グループの業績を継続的に比較・評価することに資する指標であります。「その他収益」及び「その他費用」の主な内訳には、為替差損益、固定資産売却益、固定資産除却損、減損損失、事業構造改善費用などがあります。「事業利益」には、金融収益・費用及び法人所得税費用を除いた全ての収益・費用が含まれております。
なお、当第1四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積年次実効税率を基に算定しております。
2024/05/10 15:02- #6 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
当社グループは、2021年2月に長期経営戦略「2030年のありたい姿」を策定しました。この戦略では、長期安定的な収益基盤となる「コア事業」と高成長分野である「戦略事業」を両輪として、最適な事業ポートフォリオへの転換を図り企業価値の向上を目指しています。この長期経営戦略「2030年のありたい姿」を着実に実現するため、前中期経営計画 AGC plus-2023 に続き、2024年2月に2026年を最終年度とする中期経営計画 AGC plus-2026 を策定しました。その主要戦略として、コア事業の深化と戦略事業の探索を実現する“両利きの経営”の進化、サステナビリティ経営・DX(デジタルトランスフォーメーション)の加速、経営基盤の強化を設定しています。
この戦略に沿って、当第1四半期連結累計期間においては、日本でグリーン水素製造に適したフッ素系イオン交換膜の製造設備新設を決定しました。一方で、ロシアでの建築ガラス・オートモーティブ事業について譲渡を完了するなど、最適な事業ポートフォリオへの転換を着実に実行しています。
このような事業環境の下、当第1四半期連結累計期間の業績については、戦略事業では、エレクトロニクスは、EUV露光用フォトマスクブランクス等の出荷が堅調に推移し、パフォーマンスケミカルズは販売価格が上昇しました。一方、ライフサイエンスは、バイオ医薬品の受託売上減少の影響を受けました。コア事業では、ディスプレイは液晶用ガラス基板の出荷が増加し販売価格が上昇しました。一方、建築ガラスは、欧州で販売価格が下落し、アジアの全ての地域で出荷が減少しました。また、エッセンシャルケミカルズは、苛性ソーダや塩化ビニル樹脂の販売価格が下落しました。
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