四半期報告書-第98期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)
(1) 経営成績の分析
当連結会計年度は3ヶ年中期経営計画の初年度です。
当第2四半期連結累計期間の売上高は、住設環境機器事業、機能性セラミック商品事業および陶磁器事業、すべての事業において回復基調にあり、特に陶磁器事業においては新型コロナウイルス感染拡大以前にまでは至らないもののワクチン接種の浸透や行動制限緩和等の影響により大幅に回復しました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、68億2百万円(前年同四半期比13.3%増)、営業利益は、14百万円(前年同四半期は1億70百万円の損失)、経常利益は、91百万円(前年同四半期は1億2百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、57百万円(前年同四半期は1億11百万円の損失)となりました。
セグメント別の業績概要は次のとおりです。
なお、第1四半期連結会計期間より事業セグメントを変更しており、詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」の「2. 報告セグメントの変更等に関する事項」に記載のとおりです。また、以下の業績の比較・分析は、変更後の区分に基づいています。
[住設環境機器事業]
売上高は、45億71百万円(前年同四半期比7.0%増)となりました。
小型浄化槽は、受注高は前年度を上回り堅調に推移したものの、建築現場の工期遅延の影響を受け、前年同四半期比2.5%減となりました。
大型・中型浄化槽は、大型物件の工事が進捗したことにより、前年同四半期比8.5%増となりました。
バンクチュール®(システムバスルーム)は、大型物件などの工事が順調に進行し、前年同四半期比31.6%増となりました。
メンテナンスサービスは、ディスポーザーの買替需要に対して自社製「CIALAC®(シャラク)」を販売できたことと改修工事の受注が堅調であったことにより、前年同四半期比5.8%増となりました。
損益面では、原材料費の高騰等の影響により、2億63百万円のセグメント利益(前年同四半期比3.2%減)に留まりました。
今後の施策として、小型浄化槽は、「水創り王®」の商品力を生かし、ライフスタイルの変化による新規需要の開拓を継続して行ってまいります。
大型・中型浄化槽は、引き続き設計事務所へのスペックイン営業を主体とした営業活動に注力してまいります。
自社製ディスポーザー「CIALAC®(シャラク)」は、買替需要の受注獲得とともにブランドの確立に注力してまいります。
バンクチュール®(システムバスルーム)は、IT技術を駆使し、無駄のない商談や製造プロセスを確立することでお客さまの満足度向上と環境に配慮したものづくりを進めてまいります。また、新たなお風呂カルチャーを発信することで人々の健康寿命向上に寄与していくことを目指してまいります。
[機能性セラミック商品事業]
売上高は、14億42百万円(前年同四半期比17.8%増)となりました。
前連結会計年度においては一部で新型コロナウイルス感染拡大の影響が残る状況にありましたが、当連結会計年度においてはこれらの解消が一段と進み、また新規取引先との量産が徐々に増えてきたことから受注面において活況を示し、これに応じた生産体制を構築することにより売上高の拡大となりました。
製品群別では、セラフィーユ®(積層基板)は前年同四半期比4.4%減、アルミナ基板は前年同四半期比31.8%増、OA機器用基板は前年同四半期比39.6%増、シャイングレーズ®(グレーズ基板)は前年同四半期比8.4%増となりました。
損益面では、自動車サプライチェーンにおける半導体不足の影響懸念があったものの主力の車載用途積層基板の売上が前年度並みに推移し、また、各製品のベースとなるアルミナ基板製品群やグレーズ基板の受注獲得、売上増加に伴い工場稼働率が改善したことにより、1億72百万円のセグメント利益(前年同四半期比110.1%増)となりました。
今後の施策として、新商品および製品の高性能化が強く求められる事業環境に対応していくため、各種セラミック関連製品の研究開発を積極的に進め、引き続き製品開発、生産面においては市場におけるコスト競争力を上げる活動を行ってまいります。特に、新規取引先を含めたアルミナ基板およびグレーズ基板の商談を推し進めるほか、前年度より開発商談が始まっている新規積層基板の商品開発と海外企業に向けた情報発信に注力してまいります。
[陶磁器事業]
売上高は、7億87百万円(前年同四半期比56.1%増)となりました。
国内市場は、新型コロナウイルス感染拡大以前にまでは至らないものの徐々に回復基調にあり、前年同四半期比49.6%増となりました。
海外市場は、北米地区での案件が堅調に伸びており、前年同四半期比63.4%増となりました。
損益面では、固定費の圧縮等による収益構造の改善が進行中であり、21百万円のセグメント損失(前年同四半期は1億78百万円の損失)となりました。
今後の施策として、需要量に応じた供給体制の調整を柔軟に行うことで収益構造のさらなる改善に注力してまいります。また、2021年にオープンしたジェネラルストア「LOST AND FOUND®(ロストアンドファウンド)」の実店舗およびECサイトを通して、多くのメディアやSNS等を活用したプロモーションを一層強化することで、高感度なインフルエンサー等の需要取込みとニッコーファンのさらなる増加を図り、ブランド価値と収益の向上に努めます。さらに、サステナブルな取組みを情報発信するオウンドメディア「table source®(テーブルソース)」やファインボーンチャイナのサブスクリプションサービス「sarasub®(サラサブ)」を通して、他の陶磁器メーカーとは異なるサーキュラーエコノミーの実践に一層取り組みます。また、2022年8月にはサステナブルな社会における新しいライフスタイルを提案する「Table Planter™(テーブルプランター)」を発売しました。食器以外の商品も展開し、豊かな生活空間を今後も提案してまいります。
[その他]
第1四半期連結会計期間より、捨てられるボーンチャイナを肥料として再利用する世界初の商品「BONEARTH®」の販売を開始したことに伴い、サーキュラーエコノミーを推進する独立した事業セグメント(新規事業)として区分することとしました。
当該事業の売上高は0百万円となり、損益面では、7百万円のセグメント損失となりました。
今後の施策として、BONEARTH®は、引き続き社内での研究や実験を継続し、農産物の品種による効果等の知見を蓄積し、BONEARTH®の販売量の増加を目指します。
また、当社グループの陶磁器販売先や農産物生産者および関係省庁の協力も得ながら活動範囲を広げ、相互の連携をとりながら、循環型社会の実現に向けて取り組んでまいります。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べて4億62百万円増加し、91億71百万円となりました。
これは、現金及び預金が95百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が1億6百万円、棚卸資産が1億94百万円、それぞれ増加したことなどによるものです。
負債は、前連結会計年度末と比べて3億93百万円増加し、83億72百万円となりました。
これは、社債が20百万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)が49百万円、リース債務が33百万円、それぞれ減少した一方で、支払手形及び買掛金が2億14百万円、流動負債その他に含まれる未払金が99百万円、流動負債その他に含まれる契約負債が1億74百万円、それぞれ増加したことなどによるものです。
純資産は、前連結会計年度末と比べて69百万円増加し、7億98百万円となりました。
これは、親会社株主に帰属する四半期純利益57百万円を計上したことなどによるものです。
その結果、自己資本比率は、前連結会計年度末と比べて0.3ポイント上昇し、8.7%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比べて95百万円の増加(前年同四半期は3億38百万円の減少)となり、10億27百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況および主な要因は次のとおりです。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動による資金は、3億16百万円の増加(前年同四半期は82百万円の減少)となりました。
これは、棚卸資産の増加額1億91百万円などの減少要因の一方で、税金等調整前四半期純利益83百万円、減価償却費1億99百万円、仕入債務の増加額2億13百万円などの増加要因があったことによるものです。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動による資金は、1億19百万円の減少(前年同四半期は1億15百万円の減少)となりました。
これは、有形固定資産の取得により1億41百万円支出したことなどによるものです。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動による資金は、1億11百万円の減少(前年同四半期は1億40百万円の減少)となりました。
これは、長期借入金の返済により49百万円、社債の償還により20百万円、リース債務の返済により41百万円支出したことによるものです。
(4) 優先的に対処すべき事業上および財政上の課題
当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上および財務上の課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は59百万円です。
当連結会計年度は3ヶ年中期経営計画の初年度です。
当第2四半期連結累計期間の売上高は、住設環境機器事業、機能性セラミック商品事業および陶磁器事業、すべての事業において回復基調にあり、特に陶磁器事業においては新型コロナウイルス感染拡大以前にまでは至らないもののワクチン接種の浸透や行動制限緩和等の影響により大幅に回復しました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、68億2百万円(前年同四半期比13.3%増)、営業利益は、14百万円(前年同四半期は1億70百万円の損失)、経常利益は、91百万円(前年同四半期は1億2百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、57百万円(前年同四半期は1億11百万円の損失)となりました。
セグメント別の業績概要は次のとおりです。
なお、第1四半期連結会計期間より事業セグメントを変更しており、詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」の「2. 報告セグメントの変更等に関する事項」に記載のとおりです。また、以下の業績の比較・分析は、変更後の区分に基づいています。
[住設環境機器事業]
売上高は、45億71百万円(前年同四半期比7.0%増)となりました。
小型浄化槽は、受注高は前年度を上回り堅調に推移したものの、建築現場の工期遅延の影響を受け、前年同四半期比2.5%減となりました。
大型・中型浄化槽は、大型物件の工事が進捗したことにより、前年同四半期比8.5%増となりました。
バンクチュール®(システムバスルーム)は、大型物件などの工事が順調に進行し、前年同四半期比31.6%増となりました。
メンテナンスサービスは、ディスポーザーの買替需要に対して自社製「CIALAC®(シャラク)」を販売できたことと改修工事の受注が堅調であったことにより、前年同四半期比5.8%増となりました。
損益面では、原材料費の高騰等の影響により、2億63百万円のセグメント利益(前年同四半期比3.2%減)に留まりました。
今後の施策として、小型浄化槽は、「水創り王®」の商品力を生かし、ライフスタイルの変化による新規需要の開拓を継続して行ってまいります。
大型・中型浄化槽は、引き続き設計事務所へのスペックイン営業を主体とした営業活動に注力してまいります。
自社製ディスポーザー「CIALAC®(シャラク)」は、買替需要の受注獲得とともにブランドの確立に注力してまいります。
バンクチュール®(システムバスルーム)は、IT技術を駆使し、無駄のない商談や製造プロセスを確立することでお客さまの満足度向上と環境に配慮したものづくりを進めてまいります。また、新たなお風呂カルチャーを発信することで人々の健康寿命向上に寄与していくことを目指してまいります。
[機能性セラミック商品事業]
売上高は、14億42百万円(前年同四半期比17.8%増)となりました。
前連結会計年度においては一部で新型コロナウイルス感染拡大の影響が残る状況にありましたが、当連結会計年度においてはこれらの解消が一段と進み、また新規取引先との量産が徐々に増えてきたことから受注面において活況を示し、これに応じた生産体制を構築することにより売上高の拡大となりました。
製品群別では、セラフィーユ®(積層基板)は前年同四半期比4.4%減、アルミナ基板は前年同四半期比31.8%増、OA機器用基板は前年同四半期比39.6%増、シャイングレーズ®(グレーズ基板)は前年同四半期比8.4%増となりました。
損益面では、自動車サプライチェーンにおける半導体不足の影響懸念があったものの主力の車載用途積層基板の売上が前年度並みに推移し、また、各製品のベースとなるアルミナ基板製品群やグレーズ基板の受注獲得、売上増加に伴い工場稼働率が改善したことにより、1億72百万円のセグメント利益(前年同四半期比110.1%増)となりました。
今後の施策として、新商品および製品の高性能化が強く求められる事業環境に対応していくため、各種セラミック関連製品の研究開発を積極的に進め、引き続き製品開発、生産面においては市場におけるコスト競争力を上げる活動を行ってまいります。特に、新規取引先を含めたアルミナ基板およびグレーズ基板の商談を推し進めるほか、前年度より開発商談が始まっている新規積層基板の商品開発と海外企業に向けた情報発信に注力してまいります。
[陶磁器事業]
売上高は、7億87百万円(前年同四半期比56.1%増)となりました。
国内市場は、新型コロナウイルス感染拡大以前にまでは至らないものの徐々に回復基調にあり、前年同四半期比49.6%増となりました。
海外市場は、北米地区での案件が堅調に伸びており、前年同四半期比63.4%増となりました。
損益面では、固定費の圧縮等による収益構造の改善が進行中であり、21百万円のセグメント損失(前年同四半期は1億78百万円の損失)となりました。
今後の施策として、需要量に応じた供給体制の調整を柔軟に行うことで収益構造のさらなる改善に注力してまいります。また、2021年にオープンしたジェネラルストア「LOST AND FOUND®(ロストアンドファウンド)」の実店舗およびECサイトを通して、多くのメディアやSNS等を活用したプロモーションを一層強化することで、高感度なインフルエンサー等の需要取込みとニッコーファンのさらなる増加を図り、ブランド価値と収益の向上に努めます。さらに、サステナブルな取組みを情報発信するオウンドメディア「table source®(テーブルソース)」やファインボーンチャイナのサブスクリプションサービス「sarasub®(サラサブ)」を通して、他の陶磁器メーカーとは異なるサーキュラーエコノミーの実践に一層取り組みます。また、2022年8月にはサステナブルな社会における新しいライフスタイルを提案する「Table Planter™(テーブルプランター)」を発売しました。食器以外の商品も展開し、豊かな生活空間を今後も提案してまいります。
[その他]
第1四半期連結会計期間より、捨てられるボーンチャイナを肥料として再利用する世界初の商品「BONEARTH®」の販売を開始したことに伴い、サーキュラーエコノミーを推進する独立した事業セグメント(新規事業)として区分することとしました。
当該事業の売上高は0百万円となり、損益面では、7百万円のセグメント損失となりました。
今後の施策として、BONEARTH®は、引き続き社内での研究や実験を継続し、農産物の品種による効果等の知見を蓄積し、BONEARTH®の販売量の増加を目指します。
また、当社グループの陶磁器販売先や農産物生産者および関係省庁の協力も得ながら活動範囲を広げ、相互の連携をとりながら、循環型社会の実現に向けて取り組んでまいります。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べて4億62百万円増加し、91億71百万円となりました。
これは、現金及び預金が95百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が1億6百万円、棚卸資産が1億94百万円、それぞれ増加したことなどによるものです。
負債は、前連結会計年度末と比べて3億93百万円増加し、83億72百万円となりました。
これは、社債が20百万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)が49百万円、リース債務が33百万円、それぞれ減少した一方で、支払手形及び買掛金が2億14百万円、流動負債その他に含まれる未払金が99百万円、流動負債その他に含まれる契約負債が1億74百万円、それぞれ増加したことなどによるものです。
純資産は、前連結会計年度末と比べて69百万円増加し、7億98百万円となりました。
これは、親会社株主に帰属する四半期純利益57百万円を計上したことなどによるものです。
その結果、自己資本比率は、前連結会計年度末と比べて0.3ポイント上昇し、8.7%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比べて95百万円の増加(前年同四半期は3億38百万円の減少)となり、10億27百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況および主な要因は次のとおりです。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動による資金は、3億16百万円の増加(前年同四半期は82百万円の減少)となりました。
これは、棚卸資産の増加額1億91百万円などの減少要因の一方で、税金等調整前四半期純利益83百万円、減価償却費1億99百万円、仕入債務の増加額2億13百万円などの増加要因があったことによるものです。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動による資金は、1億19百万円の減少(前年同四半期は1億15百万円の減少)となりました。
これは、有形固定資産の取得により1億41百万円支出したことなどによるものです。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動による資金は、1億11百万円の減少(前年同四半期は1億40百万円の減少)となりました。
これは、長期借入金の返済により49百万円、社債の償還により20百万円、リース債務の返済により41百万円支出したことによるものです。
(4) 優先的に対処すべき事業上および財政上の課題
当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上および財務上の課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は59百万円です。