有価証券報告書-第126期(2025/04/01-2026/03/31)
12.非金融資産の減損
(1) 資金生成単位
当社グループは、事業用資産については管理会計上の区分を基礎に資産のグループ化を行っており、遊休資産については個別資産ごとにグループ化を行っています。
(2) 減損損失
減損損失を認識した資産の種類別内訳は、次のとおりです。
減損損失は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に計上しています。
前連結会計年度において、コンポーネント・ソリューションセグメントの一部ののれんを含む資金生成単位について減損テストを実施した結果、回収可能価額が帳簿価額を下回ったため、4,562百万円の減損損失を計上しました。なお、当該資金生成単位の回収可能価額は使用価値により測定しており、使用価値の見積りに使用した成長率は2.5%及び2.1%、割引率は税引前加重平均資本コスト13.3%及び18.1%です。
また、自動車関連セグメントの一部ののれんを含む資金生成単位について減損テストを実施した結果、回収可能価額が帳簿価額を下回ったため、634百万円の減損損失を計上しました。なお、当該資金生成単位の回収可能価額は使用価値により測定しており、使用価値の見積りに使用した成長率は1.0%、割引率は税引前加重平均資本コスト13.2%です。
また、自動車関連セグメントの一部の資金生成単位について収益見込みの低下等に伴い、割引後将来キャッシュ・フローの見積額が、資産グループの帳簿価額を下回ったため、219百万円の減損損失を計上しました。なお、当該資産グループの回収可能価額は主として売却価額を基礎とした売却コスト控除後の公正価値により測定しており、公正価値ヒエラルキーはレベル3です。
また、自動車関連セグメントの一部製品に関連する資産及び負債を売却目的で保有する資産及び直接関連する負債へ分類するにあたり、処分グループを売却コスト控除後の公正価値により測定したことにより154百万円の減損損失を計上しました。なお、公正価値は売却価額を基礎としており、公正価値ヒエラルキーはレベル3です。
当連結会計年度において、コンポーネント・ソリューションセグメントの一部ののれんを含む資金生成単位について減損テストを実施した結果、回収可能価額が帳簿価額を下回ったため、3,671百万円の減損損失を計上しました。なお、当該資金生成単位の回収可能価額は使用価値により測定しており、使用価値の見積りに使用した成長率は2.1%、割引率は税引前加重平均資本コスト16.8%です。
また、コンポーネント・ソリューションセグメントの一部の資金生成単位について収益見込みの低下等に伴い、割引後将来キャッシュ・フローの見積額が、資産グループの帳簿価額を下回ったため、364百万円の減損損失を計上しました。なお、当該資産グループの回収可能価額は売却価額を基礎とした売却コスト控除後の公正価値により測定しており、公正価値ヒエラルキーはレベル3です。
(3) のれん及び耐用年数を確定できない無形資産の減損テスト
当社グループは、のれん及び耐用年数を確定できない無形資産について、毎期及び減損の兆候がある場合には随時、減損テストを実施しています。
企業結合で生じたのれん及び耐用年数を確定できない無形資産は、取得日に、企業結合から利益がもたらされる資金生成単位又は資金生成単位グループに配分しています。
のれん及び耐用年数を確定できない無形資産の帳簿価額の資金生成単位別内訳は次のとおりです。
①のれんの帳簿価額
②耐用年数を確定できない無形資産の帳簿価額
のれん及び耐用年数を確定できない無形資産のうち、重要なものは、当社がCAIRE Inc.、CAIRE Medical Limited及びCAIRE Medical Technology(Chengdu) Co., Ltd.(以下、「CAIRE社」という。)の全株式を取得し、CAIRE社及びその子会社5社を子会社化した際に発生したのれん、当社の連結子会社がAMSR, LLC(以下、「AMSR社」という。)及びMGC Diagnostics Holdings, Inc.(以下、「MGC社」という。)の全株式を取得し、子会社化した際に発生したのれん及び耐用年数を確定できない無形資産、当社の連結子会社がWhocanfixmycar.Com Ltdの全株式を取得し、子会社化した際に発生したのれん、㈱Niterra Materials(以下、「NMAT社」という。)の全株式を取得し、子会社化した際に発生したのれんです。
減損テストの回収可能価額は、使用価値及び処分コスト控除後の公正価値に基づき算定しています。使用価値及び処分コスト控除後の公正価値は、過去の経験や外部からの情報(市場参加者の観点を含む)を反映し、取締役会において承認された4~15年間の事業計画等と成長率を基礎とした見積将来キャッシュ・フローを現在価値に割り引いて算定しています。承認された事業計画を超える期間の見積りに用いた成長率は、資金生成単位が属する市場の長期平均成長率を基礎として決定しています。使用価値及び処分コスト控除後の公正価値の見積りに使用した成長率は前連結会計年度において1.0%~2.5%、当連結会計年度において2.0%~4.0%であり、税引前割引率は前連結会計年度において12.6%~18.1%、当連結会計年度において9.9%~18.3%です。なお、公正価値ヒエラルキーはレベル3に分類しています。減損テストを実施した結果、CAIRE社の酸素濃縮器事業における事業環境の変化等による収益見込みの低下に伴い、前連結会計年度において851百万円、当連結会計年度において2,278百万円の減損損失を計上しました。また、MGC社の心肺機能診断装置事業における事業環境の変化等による収益見込みの低下に伴い、前連結会計年度において3,711百万円の減損損失を計上しました。また、Whocanfixmycar.Com Ltdの自動車関連事業における事業環境の変化等による収益見込みの低下に伴い、前連結会計年度において634百万円の減損損失を計上し、当連結会計年度において全株式を売却したことに伴い、のれんの帳簿価額が全額減少しています。
減損テストに用いた主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変化したとしても、NMAT社、AMSR社及びMGC社において、重要な減損が発生する可能性は低いと判断しています。
(1) 資金生成単位
当社グループは、事業用資産については管理会計上の区分を基礎に資産のグループ化を行っており、遊休資産については個別資産ごとにグループ化を行っています。
(2) 減損損失
減損損失を認識した資産の種類別内訳は、次のとおりです。
減損損失は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に計上しています。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | |
| 有形固定資産 | ||
| 建物及び構築物 | 58 | 372 |
| 機械装置及び運搬具 | 48 | 364 |
| 建設仮勘定 | 15 | 228 |
| その他 | 33 | 3 |
| のれん及び無形資産 | ||
| のれん | 5,197 | 2,278 |
| ソフトウエア | 206 | - |
| その他 | - | 789 |
| 使用権資産 | ||
| 建物及び構築物を原資産とするもの | 11 | - |
| 機械装置及び運搬具を原資産とするもの | 0 | - |
| 減損損失 計 | 5,571 | 4,036 |
前連結会計年度において、コンポーネント・ソリューションセグメントの一部ののれんを含む資金生成単位について減損テストを実施した結果、回収可能価額が帳簿価額を下回ったため、4,562百万円の減損損失を計上しました。なお、当該資金生成単位の回収可能価額は使用価値により測定しており、使用価値の見積りに使用した成長率は2.5%及び2.1%、割引率は税引前加重平均資本コスト13.3%及び18.1%です。
また、自動車関連セグメントの一部ののれんを含む資金生成単位について減損テストを実施した結果、回収可能価額が帳簿価額を下回ったため、634百万円の減損損失を計上しました。なお、当該資金生成単位の回収可能価額は使用価値により測定しており、使用価値の見積りに使用した成長率は1.0%、割引率は税引前加重平均資本コスト13.2%です。
また、自動車関連セグメントの一部の資金生成単位について収益見込みの低下等に伴い、割引後将来キャッシュ・フローの見積額が、資産グループの帳簿価額を下回ったため、219百万円の減損損失を計上しました。なお、当該資産グループの回収可能価額は主として売却価額を基礎とした売却コスト控除後の公正価値により測定しており、公正価値ヒエラルキーはレベル3です。
また、自動車関連セグメントの一部製品に関連する資産及び負債を売却目的で保有する資産及び直接関連する負債へ分類するにあたり、処分グループを売却コスト控除後の公正価値により測定したことにより154百万円の減損損失を計上しました。なお、公正価値は売却価額を基礎としており、公正価値ヒエラルキーはレベル3です。
当連結会計年度において、コンポーネント・ソリューションセグメントの一部ののれんを含む資金生成単位について減損テストを実施した結果、回収可能価額が帳簿価額を下回ったため、3,671百万円の減損損失を計上しました。なお、当該資金生成単位の回収可能価額は使用価値により測定しており、使用価値の見積りに使用した成長率は2.1%、割引率は税引前加重平均資本コスト16.8%です。
また、コンポーネント・ソリューションセグメントの一部の資金生成単位について収益見込みの低下等に伴い、割引後将来キャッシュ・フローの見積額が、資産グループの帳簿価額を下回ったため、364百万円の減損損失を計上しました。なお、当該資産グループの回収可能価額は売却価額を基礎とした売却コスト控除後の公正価値により測定しており、公正価値ヒエラルキーはレベル3です。
(3) のれん及び耐用年数を確定できない無形資産の減損テスト
当社グループは、のれん及び耐用年数を確定できない無形資産について、毎期及び減損の兆候がある場合には随時、減損テストを実施しています。
企業結合で生じたのれん及び耐用年数を確定できない無形資産は、取得日に、企業結合から利益がもたらされる資金生成単位又は資金生成単位グループに配分しています。
のれん及び耐用年数を確定できない無形資産の帳簿価額の資金生成単位別内訳は次のとおりです。
①のれんの帳簿価額
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2025年3月31日) | 当連結会計年度 (2026年3月31日) | |
| ㈱NTKセラテック | 307 | 307 |
| CAIRE Inc. | 2,260 | - |
| AMSR, LLC | 3,240 | 3,465 |
| MGC Diagnostics Holdings, Inc. | 5,931 | 6,342 |
| Whocanfixmycar.Com Ltd | 1,846 | - |
| ㈱Niterra Materials | - | 87,996 |
| 合計 | 13,584 | 98,112 |
②耐用年数を確定できない無形資産の帳簿価額
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2025年3月31日) | 当連結会計年度 (2026年3月31日) | |
| MGC Diagnostics Holdings, Inc. | 5,767 | 6,167 |
| 合計 | 5,767 | 6,167 |
のれん及び耐用年数を確定できない無形資産のうち、重要なものは、当社がCAIRE Inc.、CAIRE Medical Limited及びCAIRE Medical Technology(Chengdu) Co., Ltd.(以下、「CAIRE社」という。)の全株式を取得し、CAIRE社及びその子会社5社を子会社化した際に発生したのれん、当社の連結子会社がAMSR, LLC(以下、「AMSR社」という。)及びMGC Diagnostics Holdings, Inc.(以下、「MGC社」という。)の全株式を取得し、子会社化した際に発生したのれん及び耐用年数を確定できない無形資産、当社の連結子会社がWhocanfixmycar.Com Ltdの全株式を取得し、子会社化した際に発生したのれん、㈱Niterra Materials(以下、「NMAT社」という。)の全株式を取得し、子会社化した際に発生したのれんです。
減損テストの回収可能価額は、使用価値及び処分コスト控除後の公正価値に基づき算定しています。使用価値及び処分コスト控除後の公正価値は、過去の経験や外部からの情報(市場参加者の観点を含む)を反映し、取締役会において承認された4~15年間の事業計画等と成長率を基礎とした見積将来キャッシュ・フローを現在価値に割り引いて算定しています。承認された事業計画を超える期間の見積りに用いた成長率は、資金生成単位が属する市場の長期平均成長率を基礎として決定しています。使用価値及び処分コスト控除後の公正価値の見積りに使用した成長率は前連結会計年度において1.0%~2.5%、当連結会計年度において2.0%~4.0%であり、税引前割引率は前連結会計年度において12.6%~18.1%、当連結会計年度において9.9%~18.3%です。なお、公正価値ヒエラルキーはレベル3に分類しています。減損テストを実施した結果、CAIRE社の酸素濃縮器事業における事業環境の変化等による収益見込みの低下に伴い、前連結会計年度において851百万円、当連結会計年度において2,278百万円の減損損失を計上しました。また、MGC社の心肺機能診断装置事業における事業環境の変化等による収益見込みの低下に伴い、前連結会計年度において3,711百万円の減損損失を計上しました。また、Whocanfixmycar.Com Ltdの自動車関連事業における事業環境の変化等による収益見込みの低下に伴い、前連結会計年度において634百万円の減損損失を計上し、当連結会計年度において全株式を売却したことに伴い、のれんの帳簿価額が全額減少しています。
減損テストに用いた主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変化したとしても、NMAT社、AMSR社及びMGC社において、重要な減損が発生する可能性は低いと判断しています。