有価証券報告書-第146期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(財政状態の状況)
流動資産
当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末比1,582百万円増加し、15,868百万円となりました。現金及び預金の増加が主な要因です。
固定資産
当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度末比921百万円増加し、15,488百万円となりました。時価上昇により投資有価証券が増加したことが主な要因です。
流動負債
当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末比448百万円増加し、3,663百万円となりました。未払法人税等の増加が主な要因です。
固定負債
当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度末比195百万円増加し、3,537百万円となりました。繰延税金負債の増加が主な要因です。
純資産
当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末比1,860百万円増加し、24,157百万円となりました。利益剰余金の増加や、その他有価証券評価差額金の増加が主な要因です。
以上の結果、自己資本比率は76.7%と前連結会計年度末比0.2ポイント低下しました。
(経営成績の状況)
(1) 事業全体の状況
当連結会計年度の世界経済は、先進国を中心に緩やかな回復基調で推移しましたが、欧米の政治動向や不安定な東アジア情勢など、景気の下振れリスクも依然として残る状況が続きました。国内経済については、好調な企業収益を背景に雇用・所得環境が改善するなど、緩やかな回復基調が続きました。
当歯科業界におきましては、世界的に歯科医療のデジタル化が進展し、CAD/CAM関連市場の需要は増加しましたが、企業間の技術・価格をめぐる競争が一段と激化し、引き続き厳しい事業環境が続きました。
このような状況の中、当社グループは第二次中期経営計画の最終年を迎え、国内事業の基盤強化と海外事業の拡大をベースに、市場ニーズを捉えた製品の投入、歯科医療従事者への情報提供活動の強化、インドの販売子会社の設立等による海外販売網の整備、グローバルな需要に対応できる生産体制の構築など、今後の成長に向けた積極的な施策を展開してまいりました。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は、24,031百万円と過去最高を更新し、前年同期比1,725百万円(7.7%)の増収となりました。
営業利益は、販売費及び一般管理費が増加したものの、増収効果により、1,497百万円と前年同期比115百万円(8.3%)の増益となりました。
経常利益は、為替の影響などにより営業外損益が好転したため、1,565百万円と前年同期比424百万円(37.2%)の増益となりました。
しかし、Merz Dental GmbHの株式取得時に計上した「のれん」の減損処理として231百万円を特別損失に計上したため、増益幅は縮小し、親会社株主に帰属する当期純利益は、877百万円と前年同期比40百万円(4.8%)の増益となりました。
(2) セグメント情報に記載された区分ごとの状況
① デンタル関連事業
国内におきましては、当連結会計年度に市場投入したデジタル口腔撮影装置「アイスペシャル C-Ⅲ」や歯科充填用コンポジットレジン「ビューティフィル フロー プラス X」などの新製品が売上に寄与しました。人工歯類をはじめ主力製品群は苦戦を強いられましたが、CAD/CAM関連製品などの機械器具類が売上を伸ばし、前年同期比増収となりました。
海外におきましては、欧米地域において診療系材料をはじめとする化工品類が好調に推移するとともに、中国を含むアジア地域では主力の人工歯類が売上に貢献しました。さらに、為替の影響もあり、海外の全ての地域で売上が拡大し、前年同期比増収となりました。
これらの結果、デンタル関連事業の売上高は、21,446百万円と前年同期比1,179百万円(5.8%)の増収となり、営業利益は1,410百万円と前年同期比30百万円(2.2%)の増益となりました。
② ネイル関連事業
ネイル業界におきましては、市場は緩やかな成長を維持しておりますが、ユーザーの根強い低価格志向が続くなど、依然として厳しい状況が続いております。
国内におきましては、著名なネイリストと共同開発したジェルネイルの新ブランド「ageha」の市場投入などにより、自社製品のブランド力が向上し、「L・E・D GEL Presto」をはじめ主力製品の売上が増加しました。
海外におきましては、米国や台湾において、SNSを用いた積極的なプロモーション活動等が功を奏し、ジェルネイル製品の売上が好調に推移しました。
これらの結果、ネイル関連事業の売上高は、2,485百万円と前年同期比541百万円(27.8%)の増収となり、営業利益は63百万円と黒字に転じ、前年同期比88百万円の増益となりました。
③ その他の事業
当社グループの株式会社松風プロダクツ京都において、歯科用研磨材の生産技術を応用し、工業用研磨材を製造販売しております。その他の事業の売上高は、98百万円と前年同期比5百万円(5.5%)の増収となりましたが、売上原価率の上昇により、営業利益は17百万円と前年同期比4百万円(21.1%)の減益となりました。
(3) 目標とする経営指標の達成状況等
「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。
(生産、受注及び販売の状況)
(1) 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 金額は販売価格によっております。
2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
当社グループは、販売計画に基づいて、生産計画を立て生産を行っておりますが、一部の製品に関しては受注生産を行っております。
(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(3) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
主たる相手先の販売実績割合が、10%未満のため記載しておりません。
3 セグメント間の取引については相殺消去しております。
(キャッシュ・フローの状況)
① 現金及び現金同等物
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ、615百万円増加し、5,268百万円となりました。
② 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、1,936百万円のプラス(前期比372百万円の減少)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益1,357百万円によるものであります。
③ 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、772百万円のマイナス(前期比279百万円の増加)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出658百万円によるものであります。
④ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、592百万円のマイナス(前期比242百万円の増加)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出505百万円や親会社による配当金の支払317百万円によるものであります。
⑤ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループは現在、必要な運転資金及び投資資金については、自己資金及び金融機関からの借入により資金調達しております。また、機動的かつ安定的な資金調達体制を構築するため、取引金融機関4行とコミットメントライン契約を締結しております。
当社グループは、金融機関と良好な関係を構築しており、将来に必要な運転資金及び投資資金を今後も安定的に調達することが可能であると考えております。
流動資産
当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末比1,582百万円増加し、15,868百万円となりました。現金及び預金の増加が主な要因です。
固定資産
当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度末比921百万円増加し、15,488百万円となりました。時価上昇により投資有価証券が増加したことが主な要因です。
流動負債
当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末比448百万円増加し、3,663百万円となりました。未払法人税等の増加が主な要因です。
固定負債
当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度末比195百万円増加し、3,537百万円となりました。繰延税金負債の増加が主な要因です。
純資産
当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末比1,860百万円増加し、24,157百万円となりました。利益剰余金の増加や、その他有価証券評価差額金の増加が主な要因です。
以上の結果、自己資本比率は76.7%と前連結会計年度末比0.2ポイント低下しました。
(経営成績の状況)
(1) 事業全体の状況
当連結会計年度の世界経済は、先進国を中心に緩やかな回復基調で推移しましたが、欧米の政治動向や不安定な東アジア情勢など、景気の下振れリスクも依然として残る状況が続きました。国内経済については、好調な企業収益を背景に雇用・所得環境が改善するなど、緩やかな回復基調が続きました。
当歯科業界におきましては、世界的に歯科医療のデジタル化が進展し、CAD/CAM関連市場の需要は増加しましたが、企業間の技術・価格をめぐる競争が一段と激化し、引き続き厳しい事業環境が続きました。
このような状況の中、当社グループは第二次中期経営計画の最終年を迎え、国内事業の基盤強化と海外事業の拡大をベースに、市場ニーズを捉えた製品の投入、歯科医療従事者への情報提供活動の強化、インドの販売子会社の設立等による海外販売網の整備、グローバルな需要に対応できる生産体制の構築など、今後の成長に向けた積極的な施策を展開してまいりました。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は、24,031百万円と過去最高を更新し、前年同期比1,725百万円(7.7%)の増収となりました。
営業利益は、販売費及び一般管理費が増加したものの、増収効果により、1,497百万円と前年同期比115百万円(8.3%)の増益となりました。
経常利益は、為替の影響などにより営業外損益が好転したため、1,565百万円と前年同期比424百万円(37.2%)の増益となりました。
しかし、Merz Dental GmbHの株式取得時に計上した「のれん」の減損処理として231百万円を特別損失に計上したため、増益幅は縮小し、親会社株主に帰属する当期純利益は、877百万円と前年同期比40百万円(4.8%)の増益となりました。
(2) セグメント情報に記載された区分ごとの状況
① デンタル関連事業
国内におきましては、当連結会計年度に市場投入したデジタル口腔撮影装置「アイスペシャル C-Ⅲ」や歯科充填用コンポジットレジン「ビューティフィル フロー プラス X」などの新製品が売上に寄与しました。人工歯類をはじめ主力製品群は苦戦を強いられましたが、CAD/CAM関連製品などの機械器具類が売上を伸ばし、前年同期比増収となりました。
海外におきましては、欧米地域において診療系材料をはじめとする化工品類が好調に推移するとともに、中国を含むアジア地域では主力の人工歯類が売上に貢献しました。さらに、為替の影響もあり、海外の全ての地域で売上が拡大し、前年同期比増収となりました。
これらの結果、デンタル関連事業の売上高は、21,446百万円と前年同期比1,179百万円(5.8%)の増収となり、営業利益は1,410百万円と前年同期比30百万円(2.2%)の増益となりました。
② ネイル関連事業
ネイル業界におきましては、市場は緩やかな成長を維持しておりますが、ユーザーの根強い低価格志向が続くなど、依然として厳しい状況が続いております。
国内におきましては、著名なネイリストと共同開発したジェルネイルの新ブランド「ageha」の市場投入などにより、自社製品のブランド力が向上し、「L・E・D GEL Presto」をはじめ主力製品の売上が増加しました。
海外におきましては、米国や台湾において、SNSを用いた積極的なプロモーション活動等が功を奏し、ジェルネイル製品の売上が好調に推移しました。
これらの結果、ネイル関連事業の売上高は、2,485百万円と前年同期比541百万円(27.8%)の増収となり、営業利益は63百万円と黒字に転じ、前年同期比88百万円の増益となりました。
③ その他の事業
当社グループの株式会社松風プロダクツ京都において、歯科用研磨材の生産技術を応用し、工業用研磨材を製造販売しております。その他の事業の売上高は、98百万円と前年同期比5百万円(5.5%)の増収となりましたが、売上原価率の上昇により、営業利益は17百万円と前年同期比4百万円(21.1%)の減益となりました。
(3) 目標とする経営指標の達成状況等
「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。
(生産、受注及び販売の状況)
(1) 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生産高(百万円) | 前年同期比(%) |
| デンタル関連事業 | 11,561 | 1.1 |
| ネイル関連事業 | 658 | 51.7 |
| その他の事業 | 103 | 1.2 |
| 合計 | 12,323 | 3.0 |
(注) 1 金額は販売価格によっております。
2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
当社グループは、販売計画に基づいて、生産計画を立て生産を行っておりますが、一部の製品に関しては受注生産を行っております。
| セグメントの名称 | 受注高(百万円) | 前年同期比(%) | 受注残高(百万円) | 前年同期比(%) |
| デンタル関連事業 | 400 | 35.8 | 63 | 90.3 |
| ネイル関連事業 | ― | ― | ― | ― |
| その他の事業 | ― | ― | ― | ― |
| 合計 | 400 | 35.8 | 63 | 90.3 |
(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(3) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(百万円) | 前年同期比(%) |
| デンタル関連事業 | 21,446 | 5.8 |
| ネイル関連事業 | 2,485 | 27.8 |
| その他の事業 | 98 | 5.5 |
| 合計 | 24,031 | 7.7 |
(注) 1 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
主たる相手先の販売実績割合が、10%未満のため記載しておりません。
3 セグメント間の取引については相殺消去しております。
(キャッシュ・フローの状況)
① 現金及び現金同等物
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ、615百万円増加し、5,268百万円となりました。
② 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、1,936百万円のプラス(前期比372百万円の減少)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益1,357百万円によるものであります。
③ 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、772百万円のマイナス(前期比279百万円の増加)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出658百万円によるものであります。
④ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、592百万円のマイナス(前期比242百万円の増加)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出505百万円や親会社による配当金の支払317百万円によるものであります。
⑤ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループは現在、必要な運転資金及び投資資金については、自己資金及び金融機関からの借入により資金調達しております。また、機動的かつ安定的な資金調達体制を構築するため、取引金融機関4行とコミットメントライン契約を締結しております。
当社グループは、金融機関と良好な関係を構築しており、将来に必要な運転資金及び投資資金を今後も安定的に調達することが可能であると考えております。