資本については、親会社の所有者に帰属する四半期利益5,078億円による増加、配当金の支払いによる減少(737億円)等により、前期末(3兆1,313億円)から5,404億円増加し3兆6,718億円となりました。なお、当期末の親会社の所有者に帰属する持分は3兆2,777億円となり、親会社の所有者に帰属する持分に対する有利子負債の比率(D/Eレシオ)は0.83倍(劣後ローン・劣後債資本性調整後0.64倍)となりました。
当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益7,097億円に、減価償却費及び償却費(2,455億円)等の加算がある一方、持分法による投資損益(1,833億円)の控除の調整に加え、棚卸資産の増加(3,478億円)等による支出等があり、4,220億円の収入(前年同期は1,705億円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産及び無形資産の売却による収入(667億円)、投資有価証券の売却による収入(795億円)等があった一方、有形固定資産及び無形資産の取得による支出(3,217億円)等により、1,860億円の支出(前年同期は2,790億円の支出)となりました。この結果、フリーキャッシュ・フローは2,359億円の収入(前年同期は1,084億円の支出)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、転換社債型新株予約権付社債の発行等による有利子負債の増加(1,382億円)があった一方、前期末及び当第2四半期末の配当(737億円)、非支配持分への配当(67億円)等があり、219億円の収入(前年同期は1,516億円の収入)となりました。以上により、当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は6,263億円となりました。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
2022/02/09 15:00