このような経済環境のもと、当社グループにおいては、鋼材の販売数量は、消費増税に伴う駆け込み需要の反動により、自動車向けの需要が減少したことや、当社加古川製鉄所における生産トラブルの影響などから、前年同期を下回りました。アルミ圧延品の販売数量は、国内の飲料用缶材の需要が増加したほか、輸出の拡販に取り組んだことなどから、前年同期を上回りました。銅圧延品の販売数量は、銅板条においては自動車用端子や半導体、銅管においてはエアコン向けの需要が堅調に推移したことなどから、前年同期を上回りました。油圧ショベルの販売台数は、拡販が順調に進捗している欧米などにおいては増加したものの、国内及び東南アジアにおいては減少したことから、前年同期を下回りました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同期に比べ266億円増収の9,160億円となり、営業利益は、前年同期に比べ27億円増益の571億円、経常利益は、前年同期に比べ30億円増益の461億円となりました。一方、四半期純利益は、前年同期に投資有価証券売却益などを計上していたこともあり、前年同期に比べ20億円減益の421億円となりました。
当第2四半期連結累計期間のセグメント毎の状況は以下のとおりであります。
2014/11/05 14:29