有価証券報告書-第143期(2024/04/01-2025/03/31)
(4)指標及び目標
①CO2排出量削減目標
気候変動の影響による自然災害の深刻化やそれに伴う脱炭素社会への移行の世界的な流れを踏まえ、当社は2021年12月に、2030年度CO2排出量削減目標(スコープ1+2)を46%(2013年度対比)、2050年度実質ゼロを目指すことを公表しています。そして2023年5月に開示した「中期経営計画2023」では、2030年度の削減目標46%を2025年度に前倒し達成する計画にいたしました。またNASグループ全体としても、カーボンニュートラルを達成できるよう推進してまいります。

②カーボンニュートラルへのロードマップ
当社では、2050年度を見据えたカーボンニュートラルへのロードマップを策定しております。スコープ1では、大江山製造所のリサイクル原料の使用拡大と、カーボンレス操業技術の確立を目指しております。燃料に関しては当面はLNGなどへの燃料転換を進め、その後は合成メタンや水素など新しい燃焼システムの導入を図ってまいります。スコープ2では、まず高効率電気炉設備(E炉)の省エネ効果の刈取りを行っております。またインバーター化など、エネルギー効率化に向けての設備更新と並行して、グリーン電力の活用を検討しております。そして、あらゆる省エネを行った上で生産プロセス上削減できないCO2については、カーボン・オフセットも検討いたします。

③取り組み状況
当社は、事業活動のあらゆる面で徹底した省エネを推進しております。川崎製造所では、設備のインバーター化、照明のLED化などに加え、2022年1月には省エネ性能に優れた高効率電気炉設備(E炉)を稼働いたしました。2021年度から電力需給変動に対応してフレキシブルに操業パターンを変更する、いわゆるデマンドレスポンスの運用を始めました。また2022年度から、CO2排出量の増減を伴う設備投資について、社内で炭素価格を設定し、CO2排出量を仮想的に費用換算するインターナルカーボンプライシング(ICP)制度の運用をおこなっております。
また大江山製造所では、ステンレスの原料となるフェロニッケルを製造していますが、「カーボンレス・ニッケル製錬への挑戦」を公表※し、リサイクル原料(都市鉱山)の使用拡大による燃料原単位の改善や、CO2排出量の抑制を進めております。
※「カーボンレス・ニッケル製錬への挑戦」の内容の詳細につきましては、
当社ウェブサイト(https://ssl4.eir-parts.net/doc/5480/tdnet/2099171/00.pdf)をご参照下さい。
さらに当社は2024年3月、GXリーグに参画することを表明しました。経済産業省が推進するGXリーグは、日本の2050年カーボンニュートラルという目標に向け、持続的な成長を目指す企業が、産官学と協働する場として設立されたものです。
④CO2排出量実績(スコープ1+2)
2023年度のCO2排出量は、川崎製造所と大江山製造所を合わせた当社単体で310千t-CO2、NASグループ全体では337千t-CO2となりました。CO2排出量は、生産量の影響を大きく受けますが、原単位を着実に下げていくことで、削減目標を達成すべく取り組んでまいります。

⑤サプライチェーン全体のCO2排出量(スコープ3)
事業者自らの排出だけでなく、事業活動に関係するサプライチェーン全体のCO2排出量を把握するため、環境省・経済産業省「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン(ver.2.6)」に基づいて、2023年度のスコープ3の試算を行いました。

なお、CO2排出量の2024年度実績は集計中であり、2025年9月末発行見込の「統合報告書2025」にて開示する予定であります。
※統合報告書の詳細につきましては、当社ウェブサイト(https://www.nyk.co.jp/sustainability/)をご参照下さい。
①CO2排出量削減目標
気候変動の影響による自然災害の深刻化やそれに伴う脱炭素社会への移行の世界的な流れを踏まえ、当社は2021年12月に、2030年度CO2排出量削減目標(スコープ1+2)を46%(2013年度対比)、2050年度実質ゼロを目指すことを公表しています。そして2023年5月に開示した「中期経営計画2023」では、2030年度の削減目標46%を2025年度に前倒し達成する計画にいたしました。またNASグループ全体としても、カーボンニュートラルを達成できるよう推進してまいります。

②カーボンニュートラルへのロードマップ
当社では、2050年度を見据えたカーボンニュートラルへのロードマップを策定しております。スコープ1では、大江山製造所のリサイクル原料の使用拡大と、カーボンレス操業技術の確立を目指しております。燃料に関しては当面はLNGなどへの燃料転換を進め、その後は合成メタンや水素など新しい燃焼システムの導入を図ってまいります。スコープ2では、まず高効率電気炉設備(E炉)の省エネ効果の刈取りを行っております。またインバーター化など、エネルギー効率化に向けての設備更新と並行して、グリーン電力の活用を検討しております。そして、あらゆる省エネを行った上で生産プロセス上削減できないCO2については、カーボン・オフセットも検討いたします。

③取り組み状況
当社は、事業活動のあらゆる面で徹底した省エネを推進しております。川崎製造所では、設備のインバーター化、照明のLED化などに加え、2022年1月には省エネ性能に優れた高効率電気炉設備(E炉)を稼働いたしました。2021年度から電力需給変動に対応してフレキシブルに操業パターンを変更する、いわゆるデマンドレスポンスの運用を始めました。また2022年度から、CO2排出量の増減を伴う設備投資について、社内で炭素価格を設定し、CO2排出量を仮想的に費用換算するインターナルカーボンプライシング(ICP)制度の運用をおこなっております。
また大江山製造所では、ステンレスの原料となるフェロニッケルを製造していますが、「カーボンレス・ニッケル製錬への挑戦」を公表※し、リサイクル原料(都市鉱山)の使用拡大による燃料原単位の改善や、CO2排出量の抑制を進めております。
※「カーボンレス・ニッケル製錬への挑戦」の内容の詳細につきましては、
当社ウェブサイト(https://ssl4.eir-parts.net/doc/5480/tdnet/2099171/00.pdf)をご参照下さい。
さらに当社は2024年3月、GXリーグに参画することを表明しました。経済産業省が推進するGXリーグは、日本の2050年カーボンニュートラルという目標に向け、持続的な成長を目指す企業が、産官学と協働する場として設立されたものです。
④CO2排出量実績(スコープ1+2)
2023年度のCO2排出量は、川崎製造所と大江山製造所を合わせた当社単体で310千t-CO2、NASグループ全体では337千t-CO2となりました。CO2排出量は、生産量の影響を大きく受けますが、原単位を着実に下げていくことで、削減目標を達成すべく取り組んでまいります。

⑤サプライチェーン全体のCO2排出量(スコープ3)
事業者自らの排出だけでなく、事業活動に関係するサプライチェーン全体のCO2排出量を把握するため、環境省・経済産業省「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン(ver.2.6)」に基づいて、2023年度のスコープ3の試算を行いました。

なお、CO2排出量の2024年度実績は集計中であり、2025年9月末発行見込の「統合報告書2025」にて開示する予定であります。
※統合報告書の詳細につきましては、当社ウェブサイト(https://www.nyk.co.jp/sustainability/)をご参照下さい。