有価証券報告書-第125期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

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2015/06/19 15:29
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連結財務諸表注記事項(US GAAP)

※1 重要な会計方針
(1) 連結財務諸表の作成基準
当社の連結財務諸表は、米国において一般に認められる会計原則(以下「米国基準」)に基づいて作成されております。
当社は1969年以降、欧米市場において転換社債・社債の発行を行ってきました。これに伴い当社は企業財務内容開示手段として一般化していた連結財務諸表を米国基準にて作成し、欧米の投資家に開示しておりました。その後、1976年にニューヨーク証券取引所に預託株式を上場したことに伴い、米国の1933年証券法に規定する届出書様式S-1により米国証券取引委員会に登録を行いました。以後、米国の1934年証券取引所法に基づき、継続して米国基準に基づく連結財務諸表を作成しております。なお、当社は2013年7月にニューヨーク証券取引所への上場を廃止し、さらに同年10月に米国証券取引委員会への登録を廃止しております。
我が国で一般に認められる会計原則(以下「日本基準」)に準拠して作成する場合と当社が採用している会計原則(米国基準)に準拠して作成する場合との主要な相違の内容は次のとおりです。
日米の会計処理基準の差異による影響のうち金額的に重要性のある項目については、日本基準に準拠した場合の税金等調整前純利益に対する影響額を概算で開示しております。なお、この影響額には連結対象会社の相違によるものは、その算定が実務上困難であるため含めておりません。
① 投資先が合併されたことに伴い株式が交換され、かつ、投資先が被合併会社と判定された場合、交換により取得した株式は交換時の時価により計上し、交換された株式の取得原価との差額をその他の収益(△費用)に計上しております。
② のれんについては償却を行わず、年1回及び減損の可能性を示す事象が発生または状況が変化した時点で減損の判定を行っております。
③ 退職給付制度における数理計算上の差異について期首の数理計算上の差異のうち退職給付債務と年金資産のいずれか大きい額の10%未満に相当する部分は償却せず、同10%以上20%未満に相当する部分は従業員の平均残存勤務年数で除した金額を、同20%相当額を超過する部分は当該超過部分の全額を当年度に償却しております。その影響額は前年度3,123百万円(利益の増加)、当年度2,139百万円(利益の増加)です。
④ 税法上の技術的な解釈に基づき、税務ポジションが税務当局による調査において50%超の可能性をもって認められる場合に、その財務諸表への影響を認識しております。税務ポジションに関連するベネフィットは税務当局との解決により50%超の可能性で実現が期待される最大金額で測定されます。また、未認識の税務ベネフィットに関連する利息及び加算税は連結損益計算書の法人所得税等に含めております。
⑤ 米国基準では親会社持分と同様に子会社における非支配持分も連結会社に対する持分とされております。これに基づき、純利益を非支配持分帰属損益と当社株主に帰属する損益に区分して表示しております。また、支配喪失を伴わない連結子会社に対する持分の変動取引を資本取引として処理しております。
⑥ 社債発行費は繰延資産に計上して社債の償還期間で償却しております。
⑦ 新株発行費は資本取引に伴う費用として資本剰余金から控除しております。
⑧ 新株予約権の価値相当額は発行時にその税効果調整後金額を資本剰余金に計上しております。
⑨ 主要な有形固定資産の建設期間に支出した支払利息を当該資産の取得価額に含めて計上しております。
⑩ 持分法による投資損益は連結損益計算書上、税金等調整前純利益のあとに区分掲記しております。
⑪ 日本基準の特別損益に属する項目は米国基準上の異常項目を除き、その他の営業費用(△収益)またはその他の収益(△費用)の内訳科目に含めて表示しております。
⑫ 連結損益計算書に計上されずに純資産の部のその他の包括損益累計額に直接計上されている有価証券の未実現損益等に含まれている税効果金額は、当該金額がその他の包括利益(△損失)として計上された時点において適用すべき税率によって計算されております。
(2) 事業活動の概況
当社は農業機械、エンジン、建設機械、パイプ関連、環境関連、社会インフラ関連をはじめとする幅広い製品分野をもつ日本における代表的な製造会社の一つです。当社製品は国内のみならず、アメリカ、ドイツ、中国、タイ等において製造され、国内及び北米、欧州、アジア地域を中心とする海外で販売されております。
(3) 連結の基本方針及び会計方針
当社の連結財務諸表は親会社の勘定及び過半数の議決権を所有するすべての子会社の勘定を含んでおります。また、連結対象と判断する変動持分事業体があれば、これらの勘定も含んでおります。連結会社間の内部取引項目は消去しております。当社が営業及び財務方針に重要な影響を及ぼすことができるが支配力を有していない関連会社に対する投資は持分法によって評価しております。
当年度の連結子会社数(変動持分事業体を含む(「注記 ※3 関連会社及び変動持分事業体」参照))は前年度より6社減少して156社となりました。当年度の関連会社数は前年度と変わらず18社となりました。一部の連結子会社及び関連会社は、12月31日を決算日としております。
① 見積りの使用
連結財務諸表の作成にあたり財務数値及び関連する開示に影響を与える仮定と見積りを使用しております。重要な見積りは、たな卸資産の評価、有価証券の減損、債権の回収可能性、長期性資産の減損、製品保証引当金、従業員の退職給付制度、繰延税金資産の回収可能性、不確実な税務ポジション、長期契約における収益認識及び偶発損失において主に使用されております。結果として、このような見積額と実績額とは相違する場合があります。
② 外貨表示の財務諸表の換算
海外子会社の資産及び負債は決算日の為替レートにより換算されております。また、その結果生じた換算差額はその他の包括損益累計額に計上されております。海外子会社の収益及び費用は期中平均レートにより換算されております。
③ 現金及び現金同等物
当初の満期日が3ヶ月以内である流動性の高い投資を現金同等物としております。現金及び現金同等物には当初の満期日が3ヶ月以内である定期預金が前年度4,463百万円、当年度6,967百万円含まれております。担保として差入れた引出し制限条項付預金及び公共工事の請負代金の前受として使途が制限される預金については、現金及び現金同等物ではなくその他の流動資産に含めており、その金額は前年度2,570百万円、当年度4,298百万円です。
④ 債権の証券化
金融債権は定期的に特別目的事業体へ譲渡され証券化されます(「注記 ※3 関連会社及び変動持分事業体」参照)。証券化された金融債権は担保付債務の担保となりますが、証券化時点で損益は認識されません。当該債権は短期及び長期金融債権-純額として連結貸借対照表上に計上しております。
⑤ たな卸資産
たな卸資産は主として移動平均法による低価法を用いて評価しております。
⑥ その他の投資に含まれる有価証券
当社の保有する市場性のあるすべての持分証券は売却可能有価証券に分類されており、公正価値で連結貸借対照表に計上されております。当該有価証券の未実現損益は税効果調整後の金額でその他の包括損益累計額に計上されております。売却可能有価証券の公正価値は市場価格に基づき算定されます。
市場性のある有価証券の公正価値が取得原価より低くなり、その価値下落が一時的ではないと判断された場合、下落した額を減損損失として認識しております。価値の下落が一時的であるかどうかを判断する際には、価値下落の程度、下落の期間及びその他の関連要素を検討しております。また、市場性のないその他の有価証券は取得原価により評価し、減損の有無を定期的に検討しております。
売却可能有価証券及び市場性のない他の有価証券の売却損益は、平均法による取得原価を基礎として計算されております。
⑦ 貸倒引当金
債権に対する貸倒引当金は、回収状況、過去の貸倒実績、経済状況の趨勢、債務者の支払能力や現担保価値等を考慮した見積額を計上しております。過去の回収状況や現在及び今後の経済状況は経営者が定期的に見直し、必要に応じて見積額の調整を行っております。
⑧ 有形固定資産
有形固定資産は取得価額から減価償却累計額を控除した額で連結貸借対照表に計上しております。製造活動にかかる減価償却費は売上原価に、その他の減価償却費は販売費及び一般管理費に含まれております。当該資産の見積耐用年数にわたって主に定率法により償却しております。主要な有形固定資産の見積耐用年数は建物及び構築物10~50年、機械装置及びその他の有形固定資産2~14年です。
⑨ のれん及び無形固定資産
のれんについては償却を行わず、年1回及び減損の可能性を示す事象が発生または状況が変化した時点で減損の判定を行っております。減損の判定に際して、のれんを含む報告単位の公正価値と帳簿価額を比較し、帳簿価額が公正価値を上回る場合には減損金額の測定を行っております。減損損失は、のれんの帳簿価額が暗示している公正価値を超過する場合にその超過分として認識されます。当年度において減損の判定を行った結果、のれんの減損損失は識別されておりません。
耐用年数が確定できる無形固定資産については、見積償却年数にわたり経済的便益が費消される傾向等を反映した方法により償却しておりますが、当該費消態様を明確に決定できない場合には定額法により償却しております。
⑩ 長期性資産
保有及び使用している長期性資産(有形固定資産及び耐用年数が確定できる無形固定資産を含む)については、帳簿価額が回収不能となるおそれを示唆する事象や状況の変化がある場合に割引前将来キャッシュ・フローを用いて減損の有無を判定しております。割引前将来キャッシュ・フローが資産の帳簿価額よりも低い場合、資産の公正価値に基づいて減損額を算定しております。
また、売却予定の長期性資産については、帳簿価額と公正価値から売却費用を差し引いた額のいずれか低い価額で評価しております。
⑪ 退職給付会計
確定給付企業年金制度及び退職一時金制度の積立状況を資産または負債として連結貸借対照表に計上し、この認識に伴う調整を税効果調整後の金額でその他の包括損益累計額の年金負債調整額に計上しております。積立状況は、測定日である期末時点の退職給付債務と年金資産の公正価値の差額で測定されます。
当社は給付水準改訂等の制度変更による退職給付債務の増減額を発生時の在籍従業員の平均残存勤務年数で均等に償却しております。退職給付債務の計算の前提となる基礎率や年金資産の運用利回りの変動等に伴う数理計算上の差異については、期首の数理計算上の差異のうち退職給付債務と年金資産のいずれか大きい額の10%未満に相当する部分は償却せず、同10%以上20%未満に相当する部分は従業員の平均残存勤務年数で除した金額を、同20%相当額を超過する部分は当該超過部分の全額を当年度に償却しております。
⑫ 法人税等
繰延税金資産及び負債は会計上と税務上の資産及び負債の簿価の一時的差異及び税務欠損金他の繰越控除に基づき、法定実効税率を用いて計算しております。なお、繰延税金資産のうち将来において実現が見込めない部分については評価性引当金を設定しております。
⑬ 消費税等
消費税等の会計処理は税抜方式によっております。
⑭ 収益の認識
当社は製品販売に関して、「説得力のある契約等の存在」、「物の引き渡しまたは役務の提供の完了」、「販売価格が確定または確定可能」、「代金の回収可能性が合理的に確保されている」の4条件を満たしている場合に売上を計上しております。また、製品の販売時に、値引き、顧客特典、購入額に応じた割戻し等の販売促進活動による売上高の控除を見積計上しております。
環境プラント等の設備機器については、短期契約の場合は据え付けが完了し顧客が受け入れた時点で売上を計上し、長期契約の場合は進行基準により売上を計上しております(「注記 ※10 長期契約」参照)。また、損失が見込まれる場合は、それを認識できた時点で受注損失を計上しております。連結売上高のうち、長期契約に関する売上高の割合は前年度2.0%、当年度2.2%です。
金融収益については、債権の回収期間にわたって利息法により収益計上しております。
⑮ 研究開発費及び広告宣伝費
研究開発費及び広告宣伝費は発生時に費用として処理しております。
⑯ 物流費
物流費は販売費及び一般管理費に含めて処理しております。
⑰ アスベスト健康被害関連費用
当社はアスベスト関連の疾病を罹患した当社の旧工場周辺の住民に対する見舞金や救済金の支払い、あるいは従業員(元従業員を含む)に対する補償金の支払いを決定したときに費用として処理しております。また、「貸借対照表日現在で負債が発生した可能性が高いこと」、「損失の金額を合理的に見積ることが可能であること」の2要件を満たした場合には損失を見積って負債を計上しております(「注記 ※18 契約債務及び偶発事象」参照)。
⑱ デリバティブ
連結貸借対照表上、すべてのデリバティブを公正価値によりその他の流動資産、その他の資産、その他の流動負債またはその他の固定負債として計上しております。当社はデリバティブ契約の評価額を連結貸借対照表に総額表示しております。
当社はデリバティブ契約締結時点で当該デリバティブを予定取引または認識された資産や負債に関連して受払されるキャッシュ・フローの変動に対するヘッジ(以下「キャッシュ・フローヘッジ」)として指定しております。当社は正式な文書の中でリスク管理目標や様々なヘッジ取引を行うにあたっての戦略とともにヘッジ手段とヘッジ対象のすべての関係を規定しております。これに基づき、キャッシュ・フローヘッジとして指定されるすべてのデリバティブを連結貸借対照表上の特定の資産や負債または特定の確定契約や予定取引に関係付ける手続きを踏んでおります。当社の契約するデリバティブは対象通貨、対象となる変動金利の基礎となるインデックス、対象金額及び対象期間がヘッジ対象のそれと対応しているため、すべてのヘッジがキャッシュ・フロー変動を軽減することにおいて高い有効性を持っていると考えられます。
キャッシュ・フローヘッジとして指定され高い有効性があるデリバティブの公正価値の変動は、ヘッジ対象のキャッシュ・フロー変動が損益へ影響するまで、税効果調整後の金額でその他の包括損益累計額に計上されます。デリバティブの公正価値の変動のうちヘッジの非有効部分は、直ちに損益に計上されます。
また、当社は特定の取引について、キャッシュ・フローヘッジとして指定されていないデリバティブを経済的な観点から利用しております。ヘッジ指定されていないデリバティブの公正価値の変動は、直ちに損益に計上されます。
⑲ 公正価値の測定
公正価値で測定される特定の資産及び負債は、測定に使用されるインプットに応じて、次の3つのレベルに分類されます。また、当社は変更の原因となる状況の変化が発生した日にレベルの変更を認識しております。
レベル1-活発な市場における同一資産・負債の市場価格
レベル2-レベル1以外の直接的または間接的に観察可能なインプット
レベル3-観察不能なインプット(企業自身の仮定から得られるインプット及び合理的に入手可能なインプッ
トまたは多くの市場参加者が合理的だとして用いているインプット等)
⑳ 1株当たり当社株主に帰属する純利益
基本的1株当たり当社株主に帰属する純利益は加重平均株式数で当社株主に帰属する純利益を除して計算しております。加重平均株式数は前年度1,254,590千株、当年度1,249,363千株です。前年度及び当年度において、潜在的に希薄化効果のある株式はありません。
㉑ 新会計基準
2013年3月、米国財務会計基準審議会(以下「FASB」)は連結外国企業内の特定の子会社もしくは資産グループ、または外国企業に対する投資の認識の中止時の累積外貨換算調整額に対する親会社の会計処理に関する新会計基準を発行しました。同基準は、累積外貨換算調整額を損益に計上するタイミングを連結除外のガイダンスか、もしくは認識停止のガイダンスのいずれを適用するかについて実務上の多様性を解消することを目的としています。FASBは、連結外国企業内の子会社もしくは資産グループに対する支配的財務持分を失い、その売却もしくは譲渡が、当該外国企業の完全な清算または実質的に完全な清算につながる場合、累積外貨換算調整額を損益に計上しなければならない、と定めております。同基準は、2013年12月15日より後に開始する連結会計年度及びその連結会計年度に含まれる四半期より適用され、当社は当年度より同基準を適用しております。同基準の適用が当社の連結財務諸表に与える影響は重要ではありません。
2014年4月、FASBは非継続事業の報告と企業の構成部分の処分の開示に関する新会計基準を発行しました。当基準は、非継続事業の報告が要求される区分を変更し、非継続事業の開示要求についてFASBと国際会計基準審議会とのコンバージェンスを推進することを目的としています。同基準は、2014年12月15日より後に開始する連結会計年度中に発生する企業の構成部分の処分(または売却目的への区分)及び買収時に売却目的へ区分される事業及び非営利活動について将来にわたり適用されます。当社は同基準の適用による連結財務諸表への影響は重要ではないと考えております。
2014年5月、FASBは収益認識基準に関する新会計基準を発行しました。同基準は、企業が顧客への財又はサービスの移転を描写するように、その財やサービスと引き換えに、受け取るか、受け取ることが見込まれる対価を反映する価額により、収益を認識することを原則としています。また、顧客との契約から生じる収益及びキャッシュ・フローについて、その性質、金額、時期及び不確実性について追加情報の開示を要求しております。なお、同基準は収益認識について、米国基準と国際財務報告基準に共通する基準の開発、及びその原則の明確化を目的としています。同基準は、2016年12月15日より後に開始する連結会計年度及びその連結会計年度に含まれる四半期より適用が予定されておりましたが、2015年4月、FASBは同基準の適用を1年延期する公開草案を提案しました。当社は現在、同基準の適用による連結財務諸表への影響額を算定しております。
2015年4月、FASBは債券発行費に関する新会計基準を発行しました。同基準は、債券発行費を債券の割引と同様に、関連する債務の帳簿価額から直接控除する形で貸借対照表に表示することを要求しております。同基準は、2015年12月15日より後に開始する連結会計年度及びその連結会計年度に含まれる四半期より適用されます。当社は同基準の適用による連結財務諸表への影響は重要ではないと考えております。
2015年5月、FASBは1株当たり純資産価値(またはその同等物)で測定された特定の投資の開示に関する会計基準を発行しました。同基準は、簡便法を用いて1株当たり純資産価値(またはその同等物)で公正価値を測定する投資を公正価値ヒエラルキーより除外することを要求しています。同基準は、2015年12月15日より後に開始する連結会計年度及びその連結会計年度に含まれる四半期より適用されます。当社は同基準の適用による連結財務諸表への影響は重要ではないと考えております。
※2 たな卸資産
たな卸資産の内訳は次のとおりです。
前年度当年度
製品182,048百万円207,374百万円
半製品38,690百万円43,964百万円
仕掛品38,849百万円42,726百万円
原材料・貯蔵品40,178百万円43,969百万円
299,765百万円338,033百万円

※3 関連会社及び変動持分事業体
(1) 関連会社に対する投融資及び取引
関連会社に対する投資(株式及び出資金)及び貸付金は次のとおりです。
前年度当年度
短期貸付金4,630百万円9,088百万円
長期貸付金162百万円62百万円
投資22,469百万円24,539百万円
27,261百万円33,689百万円

連結貸借対照表上、短期貸付金はその他の流動資産に、長期貸付金及び投資は関連会社に対する投融資に含めております。
関連会社の財政状態及び経営成績の要約は次のとおりです。
前年度当年度
流動資産92,236百万円81,660百万円
固定資産51,653百万円53,424百万円
総資産143,889百万円135,084百万円
流動負債82,625百万円69,673百万円
固定負債10,167百万円10,296百万円
純資産51,097百万円55,115百万円

前年度当年度
売上高260,900百万円226,136百万円
売上原価188,394百万円163,638百万円
非支配持分控除前純利益7,356百万円3,575百万円

受取手形、売掛金勘定に含まれる関連会社よりの受取債権は前年度36,968百万円、当年度22,355百万円です。
売上高には関連会社に対する売上高が前年度88,465百万円、当年度59,176百万円含まれております。
関連会社からの現金配当金は前年度51百万円、当年度47百万円です。
連結貸借対照表のその他の剰余金には、関連会社の未分配利益が前年度17,151百万円、当年度18,826百万円含まれております。
(2) 変動持分事業体
当社は当年度より証券化による資金調達を行っております。証券化に際し、金融債権の一部を新たに設立した特別目的事業体に譲渡しております。
当社は証券の原資産に対する回収延滞や不履行を管理することで、当事業体の経済的パフォーマンスに最も重要な影響を与える活動を指示する権限を有しております。また、当事業体の残余持分を有することにより潜在的に重要な損失を負担する義務、または利益を享受する権利を有しております。したがって、当社は当事業体の主たる受益者であると判断し、当事業体を変動持分事業体として連結範囲に含めております。
証券化取引に関して、金融債権を91,918百万円、その他の流動資産を2,723百万円、担保付債務を82,788百万円、その他の流動負債を34百万円、当年度末の連結貸借対照表上に計上しております。
なお、当事業体の債権者は、当社の一般債権に対して遡及権を有しておりません。
上記以外の変動持分事業体は、その全体的な規模及び当社との関係から、当社の連結財務諸表に重要な影響を及ぼすものではありません。
また、前年度末及び当年度末において連結していない変動持分事業体については、当社は主たる受益者ではなく、かつ、重要な変動持分を有しておりません。
※4 その他の投資
売却可能有価証券の主要な種類ごとの取得価額、公正価値、未実現利益及び損失は次のとおりです。
前年度当年度
取得価額
(百万円)
公正価値
(百万円)
未実現利益
(百万円)
未実現損失
(百万円)
取得価額
(百万円)
公正価値
(百万円)
未実現利益
(百万円)
未実現損失
(百万円)
売却可能有価証券
金融機関の株式22,73251,58228,858822,01056,03134,021
その他の株式16,49282,38065,88816,34796,53280,1861
39,224133,96294,746838,357152,563114,2071

時価の下落が一時的な売却可能有価証券の公正価値及び未実現損失について、未実現損失の状態が継続している期間別の内訳は次のとおりです。
前年度当年度
12ヶ月未満12ヶ月以上12ヶ月未満12ヶ月以上
公正価値
(百万円)
未実現損失
(百万円)
公正価値
(百万円)
未実現損失
(百万円)
公正価値
(百万円)
未実現損失
(百万円)
公正価値
(百万円)
未実現損失
(百万円)
売却可能有価証券
金融機関の株式1618
その他の株式811
1618811

時価の下落が一時的でない有価証券について計上した評価損の金額は前年度6百万円、当年度においてはありません。
売却可能有価証券の売却収入並びに売却による実現利益及び損失は次のとおりです。
前年度当年度
売却収入4,403百万円2,246百万円
実現利益2,680百万円1,366百万円
実現損失―百万円―百万円


連結貸借対照表のその他の投資には市場性のない持分証券が前年度3,679百万円、当年度3,653百万円含まれております。市場性のない持分証券は公正価値が容易に算定できないため原価法により評価しております。これらの市場性のない持分証券は、公正価値の算定が実務上困難であると判断されること、及び公正価値が著しく損なわれる経済事象の発生や企業環境の変化が認められないことから、前年度、当年度では減損の評価を実施しておりません。
※5 販売金融債権と貸付金等
(1) 販売金融債権
当社は販売金融債権を次の3つの種類に分類しております。
① 小売金融債権
当社は北米及びその他の地域において、ディーラーを通して当社の農業機械を購入した顧客に対し小売金融を提供しております。小売金融債権は個人及び法人の最終ユーザーに対する製品の提供に関して、当社とディーラーで交わされた契約により生じたものです。当該債権は償却原価法に基づいて算定された価額から貸倒引当金を控除した額で評価しております。
② ファイナンスリース債権
当社は日本及び日本を除くアジアにおいて、ファイナンスリースを提供しております。日本のファイナンスリース債権は個人及び法人の最終ユーザーに対する当社製品のリースに関連しており、日本を除くアジアのファイナンスリース債権は個人及び法人の最終ユーザーに対する当社の農業機械及び建設機械のリースに関連しております。これらの債権はリース料総額とリース資産の見積残存価額の合計額から未稼得利益及び貸倒引当金を控除した額で評価しております。2015年3月31日現在において、ファイナンスリースの未保証見積残存価額はありません。
③ 長期売掛金
長期売掛金は日本及び日本を除くアジアにおいて、主に個人の最終ユーザーに対し当社の農業機械を直接販売したことにより生じたものです。
小売金融債権及びファイナンスリース債権は連結貸借対照表の短期金融債権-純額及び長期金融債権-純額として表示しております。当注記内での長期売掛金には連結貸借対照表の売掛金に計上されている、一年内に回収予定のものを含んでおります。当社はこれらの債権に関して、売却製品またはリースした製品に対する担保権を有しております。
金融債権-純額の内訳は次のとおりです。
前年度当年度
小売金融債権354,657百万円469,638百万円
控除:貸倒引当金△361百万円△608百万円
小売金融債権-純額354,296百万円469,030百万円
ファイナンスリース債権182,437百万円236,502百万円
控除:未稼得利益△28,767百万円△40,700百万円
控除:貸倒引当金△10,871百万円△16,947百万円
ファイナンスリース債権-純額142,799百万円178,855百万円
金融債権-純額合計497,095百万円647,885百万円
控除:一年内回収予定の金融債権△162,983百万円△206,756百万円
長期金融債権-純額334,112百万円441,129百万円


長期売掛金-純額の内訳は次のとおりです。
前年度当年度
長期売掛金
一年内回収予定30,284百万円30,617百万円
一年超回収予定35,737百万円37,589百万円
長期売掛金合計66,021百万円68,206百万円
控除:貸倒引当金△416百万円△369百万円
長期売掛金-純額65,605百万円67,837百万円

期末日現在における小売金融債権及び長期売掛金の年度別回収予定額並びにファイナンスリース債権の将来最低受取リース料の年度別内訳は次のとおりです。
小売金融債権ファイナンスリース債権長期売掛金
1年以内157,035百万円80,402百万円30,617百万円
1年超2年以内140,902百万円55,651百万円15,083百万円
2年超3年以内107,227百万円38,674百万円9,870百万円
3年超4年以内56,351百万円30,847百万円6,416百万円
4年超5年以内6,403百万円20,789百万円3,673百万円
5年超1,720百万円10,139百万円2,547百万円
合計469,638百万円236,502百万円68,206百万円

当社は売上高及び売上原価に金融収益と金融費用を含めており、その金額は次のとおりです。
前年度当年度
金融収益28,372百万円35,123百万円
金融費用7,748百万円8,733百万円

当社は販売金融債権を北米、日本、日本を除くアジア及びその他の4地域に分けて分析しております。これらの債権に係る信用リスクは、消費者の需要や失業率、政府の補助金の程度といった地理的に異なる経済状況に影響されます。
(信用の質の指標)
当社は販売金融債権について、債権の回収状況、顧客の財務情報、過去の貸倒実績や経済状況の趨勢等の顧客の債務弁済能力に関連する情報に基づくリスク分類を行っております。債権の信用の質の情報は期末日現在の情報に基づいており、当社は四半期ごとに見直しております。当社の信用の質の指標は次のとおりです。
ランクA-契約上のスケジュールに従って回収されている債権。当該区分へ分類された債権は顧客の支払不能から生じる損失の発生可能性が低く、債権全額の回収が見込まれております。
ランクB-債権の潜在的損失に対する注意を必要とするが、ランクCには該当しない債権。当該区分へ分類された債権は、顧客の支払不能から生じる損失の発生可能性が高いことを個別に示唆するものではありません。
ランクC-長期間にわたって支払が行われていない、または自己破産や債務超過等の顧客の支払能力が懸念される事実が確認された債権。当該区分へ分類された債権は、顧客の支払不能から生じる損失の発生が見込まれております。
販売金融債権の種類別、地域別及び信用の質の指標別の残高は次のとおりです。
前年度
小売金融債権
(百万円)
ファイナンスリース債権
(百万円)
長期売掛金
(百万円)
北米その他日本アジア
(日本除く)
日本アジア
(日本除く)
管理区分に基づく信用リスク
ランクA332,1288,9909,164127,79062,562883
ランクB13,45614016,5762,232
ランクC6518344
345,6499,0089,304144,36665,138883

当年度
小売金融債権
(百万円)
ファイナンスリース債権
(百万円)
長期売掛金
(百万円)
北米その他日本アジア
(日本除く)
日本アジア
(日本除く)
管理区分に基づく信用リスク
ランクA437,18713,2457,872165,07664,9991,111
ランクB19,06016422,6901,759
ランクC11333337
456,36013,2788,036187,76667,0951,111

(年齢分析)
すべての販売金融債権は契約期日までに元本や利息が支払われなかった時点で、その契約の未返済残高の全額を延滞債権として認識しております。
債権の種類別及び地域別の販売金融債権の年齢分析は次のとおりです。
前年度
30日内
経過
31~60日
経過
61~90日
経過
90日超
経過
期日経過
債権合計
未経過合計
(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)
債権の種類及び地域
小売金融債権
-北米11,9421,07113936813,520332,129345,649
-その他18188,9909,008
ファイナンスリース債権
-日本611517451389,1669,304
-アジア(日本除く)3,0522,4572,7188,34916,576127,790144,366
長期売掛金
-日本9632611471,0252,39662,74265,138
-アジア(日本除く)883883
16,0183,8043,0399,78732,648541,700574,348


当年度
30日内
経過
31~60日
経過
61~90日
経過
90日超
経過
期日経過
債権合計
未経過合計
(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)
債権の種類及び地域
小売金融債権
-北米16,9881,31437449719,173437,187456,360
-その他333313,24513,278
ファイナンスリース債権
-日本451727711607,8768,036
-アジア(日本除く)4,7063,3153,21511,38822,624165,142187,766
長期売掛金
-日本4031984469001,94765,14867,095
-アジア(日本除く)1,1111,111
22,1424,8444,09512,85643,937689,709733,646

(利息の計上を停止している販売金融債権)
北米における小売金融債権は約定元本及び約定利息が回収できないと判断した場合、または90日超延滞した場合のいずれか早い時点で利息の計上を停止しております。利息非計上の債権についてはその後現金で回収した場合にのみ受取利息を認識しております。元本及び利息の延滞が90日以下になった時点で利息計上を再開しております。利息計上を停止している小売金融債権は前年度368百万円、当年度497百万円です。
その他の地域における小売金融債権、日本及び日本を除くアジアにおけるファイナンスリース債権並びに日本及び日本を除くアジアにおける長期売掛金は、利息計上を停止しておりませんが、債権額の回収が見込めなくなった時点で償却しております。
(再編した不良債権及び減損債権)
前年度及び当年度の再編した不良債権及び減損債権の金額は僅少です。
(2) 関連会社に対する貸付金
当社はグループファイナンスの運用等を通して関連会社に対する貸付を行っており、契約額で連結貸借対照表に計上しております。前年度及び当年度の関連会社に対する貸付金の金額はそれぞれ4,792百万円、9,150百万円であり、その他の流動資産及び関連会社に対する投融資に含まれております。これらの貸付金は日本国内において当社の農業機械の販売を行う関連会社に対するものであり、返済期限までにすべての約定元本及び約定利息を回収しております。当社は関連会社に対する貸付金について、貸付先の経営状況や回収状況を勘案して信用の質を判断しております。前年度及び当年度において、貸付先の経営状況や回収状況に問題となる事象は発生しておらず、すべての貸付金について債権全額の回収が見込まれると評価しております。なお、これらの貸付金に係る信用リスクは農業機械に対する需要動向といった貸付先を取り巻く経営環境等により影響を受けます(「注記 ※3 関連会社及び変動持分事業体」参照)。
(3) その他の債権
前年度及び当年度のその他の債権及び当該債権に対する貸倒引当金の金額は僅少です。
※6 貸倒引当金
当社は債権の種類別及び地域別に、顧客の支払不能から生じる損失に備えるため貸倒引当金を計上しております。
債権額の回収が困難である債務者に対する債権については、債務者の支払能力や担保価値等を総合的に勘案して必要と認められる額を貸倒引当金として計上しております。その他の同種小口の債権については、債権の回収状況、過去の貸倒実績や経済状況の趨勢等を考慮して延滞期間に応じて算定された引当率を用いて貸倒引当金を計上しております。過去の回収状況や現在及び今後の経済状況は経営者が定期的に見直し、必要に応じて見積額の調整を行っております。関連会社に対する貸付金については、過去の貸倒実績、経済状況の趨勢及び経営状況を考慮し個別に評価しております。
なお、債権額の回収ができないと判断された時点または担保権を実行した時点で、債権を償却し貸倒引当金の取崩を行っております。回収した資産はその見積公正価値から売却費用を控除した額で連結貸借対照表のその他の流動資産に計上しており、その額は前年度318百万円、当年度254百万円です。回収不能として過去に償却した債権を回収した場合は、貸倒引当金を増額しております。
債権に設定した貸倒引当金の移動状況は次のとおりです。
前年度当年度
受取債権に対する貸倒引当金
期首残高2,712百万円3,186百万円
繰入額(△戻入額)△214百万円1,194百万円
債権償却△32百万円△435百万円
その他720百万円123百万円
期末残高3,186百万円4,068百万円
その他の資産に対する貸倒引当金
期首残高656百万円578百万円
戻入額△79百万円△15百万円
債権償却△5百万円△11百万円
その他6百万円△2百万円
期末残高578百万円550百万円
金融債権に対する貸倒引当金
期首残高8,305百万円11,232百万円
繰入額5,018百万円6,096百万円
債権償却△2,049百万円△2,014百万円
その他△42百万円2,241百万円
期末残高11,232百万円17,555百万円


販売金融債権に設定した貸倒引当金並びに関連する債権の状況は次のとおりです。
前年度
小売金融債権ファイナンス
リース債権
長期売掛金合計
(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)
貸倒引当金
期首残高6977,6085948,899
繰入額(△戻入額)6034,415△1784,840
債権償却△990△1,059△2,049
償却債権回収88
その他43△93△50
期末残高36110,87141611,648
個別に評価される債権に対する引当金83371454
集合的に評価される債権に対する引当金27810,8714511,194
債権
期末残高354,657153,67066,021574,348
個別に評価される債権83401484
集合的に評価される債権354,574153,67065,620573,864

当年度
小売金融債権ファイナンス
リース債権
長期売掛金合計
(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)
貸倒引当金
期首残高36110,87141611,648
繰入額(△戻入額)6825,414△476,049
債権償却△501△1,513△2,014
償却債権回収1010
その他562,1752,231
期末残高60816,94736917,924
個別に評価される債権に対する引当金146316462
集合的に評価される債権に対する引当金46216,9475317,462
債権
期末残高469,638195,80268,206733,646
個別に評価される債権146337483
集合的に評価される債権469,492195,80267,869733,163

上記長期売掛金には連結貸借対照表の売掛金に計上されている、一年内に回収予定のものを含んでおります。
また、前年度及び当年度において、関連会社に対する貸付金に設定した貸倒引当金はありません。
※7 のれん及び無形固定資産
償却無形固定資産の内訳は次のとおりです。
前年度当年度
取得価額償却累計額帳簿価額取得価額償却累計額帳簿価額
(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)
ソフトウェア26,873△13,43913,43430,784△16,02414,760
顧客関係8,568△1,4997,0698,686△2,3026,384
技術関連4,474△1,5462,9284,414△2,3022,112
その他6,555△1,6794,8767,813△2,9094,904
46,470△18,16328,30751,697△23,53728,160

前年度において取得した償却無形固定資産は7,341百万円であり、主なものはソフトウェア6,555百万円です。
当年度において取得した償却無形固定資産は5,883百万円であり、主なものはソフトウェア4,725百万円です。
前年度及び当年度において取得したソフトウェアの償却年数は主として5年です。
前年度及び当年度における非償却無形固定資産の金額は僅少です。
償却無形固定資産の償却費は前年度6,714百万円、当年度5,739百万円です。
2015年4月1日以降5年間の見積償却費は次のとおりです。
2015年4月1日~2016年3月31日6,176百万円
2016年4月1日~2017年3月31日5,802百万円
2017年4月1日~2018年3月31日4,926百万円
2018年4月1日~2019年3月31日4,051百万円
2019年4月1日~2020年3月31日2,965百万円

のれんは、のれんを取得した事業セグメントに配分されており、機械事業に配分されております。機械事業におけるのれんの連結貸借対照表計上額は前年度6,116百万円、当年度6,331百万円です。のれんの金額の変動は、為替変動の影響によるものです。前年度及び当年度において減損損失累計額はありません。
※8 短期借入金及び長期債務
(1) 短期借入金
短期借入金は前年度は銀行借入金181,573百万円、当年度は銀行借入金160,866百万円からなっております。
短期借入金の利子率は次のとおりです。
前年度当年度
主要な利子率の範囲0.07%~8.80%0.08%~10.70%
加重平均利子率0.99%0.99%

(2) 特定融資枠契約
当社は運転資金の効率的な調達を行うため、2015年3月31日現在で取引金融機関5行と契約期間1年の特定融資枠契約を締結しております。特定融資枠契約の総額は2014年3月31日現在20,000百万円、2015年3月31日現在20,000百万円であり、2014年3月31日及び2015年3月31日現在の使用実績はありません。
(3) 長期債務
長期債務の内訳は次のとおりです。
表面利率(%)償還または返済期限前年度当年度
無担保普通社債
第11回円建無担保社債1.532014年4月1日
~2015年3月31日
10,000百万円―百万円
変動利付ドル建無担保社債0.472015年4月1日
~2016年3月31日
5,157百万円6,047百万円
変動利付ドル建無担保社債0.482015年4月1日
~2016年3月31日
3,609百万円4,232百万円
変動利付ドル建無担保社債0.512016年4月1日
~2017年3月31日
5,150百万円6,040百万円
第12回円建無担保社債0.302017年4月1日
~2018年3月31日
20,000百万円20,000百万円
第13回円建無担保社債0.512019年4月1日
~2020年3月31日
20,000百万円20,000百万円
銀行、保険会社等からの借入金最終返済期限
2021年4月1日
~2022年3月31日
担保付借入金52,068百万円139,611百万円
無担保借入金285,202百万円407,244百万円
キャピタルリース債務4,178百万円3,549百万円
長期債務合計405,364百万円606,723百万円
控除:一年内返済予定の長期債務△89,766百万円△126,771百万円
連結貸借対照表計上額315,598百万円479,952百万円

銀行及び保険会社等からの長期借入金は、固定金利及び変動金利により調達しております。加重平均利子率は2014年3月31日現在1.53%、2015年3月31日現在1.39%です。
2015年3月31日現在における長期債務の年度別返済予定額は次のとおりです。
1年以内126,771百万円
1年超2年以内170,094百万円
2年超3年以内151,976百万円
3年超4年以内50,933百万円
4年超5年以内45,734百万円
5年超61,215百万円
合計606,723百万円

(4) 担保提供資産
担保に供している資産は次のとおりです。
前年度当年度
受取手形58百万円―百万円
売掛金561百万円287百万円
短期金融債権19,680百万円48,211百万円
その他の流動資産(注)746百万円4,190百万円
長期金融債権38,653百万円108,439百万円
有形固定資産1,482百万円1,857百万円
61,180百万円162,984百万円

(注)担保として差入れた引出し制限条項付預金
上記の担保資産に対応する債務は次のとおりです。
前年度当年度
短期借入金807百万円554百万円
一年内返済予定の長期債務17,436百万円43,036百万円
長期債務34,632百万円96,575百万円
52,875百万円140,165百万円

(5) その他
短期及び長期の銀行借入は一般的な取引約定に基づいております。この取引約定のもとでは、将来、当社は銀行から担保や保証の提供を要求される可能性があります。また、期日が到来した債務、または債務不履行の場合にはすべての債務について銀行は預金と相殺する権利を持ちます。銀行以外の貸手との長期契約についても、貸手の要求に対して追加的な担保の提供が必要となる旨の一般的な定めがなされております。
当社の一部の借入契約については担保制限、格付維持及び純資産維持等の財務制限条項が存在しております。格付維持条項は株式会社格付投資情報センターのBBB-格以上に格付けを保つこと、純資産維持条項は純資産の金額を連結財務諸表で7,005億円以上、親会社単独財務諸表で3,651億円以上に保つことを求めております。当社は2015年3月31日現在これらの財務制限条項を遵守しております。
※9 退職一時金及び退職年金
親会社及び主に国内における大部分の子会社は、ほとんどすべての従業員を対象とする確定給付企業年金制度または退職一時金制度を有しております。親会社及び一部の子会社の退職者は退職給付を選択により一時金または企業年金基金から年金のかたちで受け取ることができます。給付額は主にポイント制の下でポイントの累計数に基づいて計算されます。ポイントは勤続年数に応じて付与される「勤続ポイント」、等級に応じて付与される「等級ポイント」、各年度の評価に応じて付与される「評価ポイント」等から構成されます。
また、一部の子会社は大部分の従業員を対象とする確定拠出型年金制度を有しております。
(1) 積立状況
積立状況及び連結貸借対照表への計上額は次のとおりです。
前年度当年度
積立状況
退職給付債務193,209百万円200,714百万円
年金資産180,808百万円205,119百万円
積立状況-純額△12,401百万円4,405百万円
連結貸借対照表計上額
未払年金等△13,026百万円△13,067百万円
その他の資産-その他
(前払年金費用)
625百万円17,472百万円
連結貸借対照表計上額-純額△12,401百万円4,405百万円

その他の包括損益累計額(税効果前)への計上額は次のとおりです。
前年度当年度
数理計算上の差異△22,222百万円△15,824百万円
過去勤務利益552百万円209百万円
その他の包括損益累計額(税効果前)計上額△21,670百万円△15,615百万円

退職給付債務が年金資産の公正価値を上回る退職給付制度の退職給付債務及び年金資産の公正価値と累積給付債務が年金資産の公正価値を上回る退職給付制度の累積給付債務及び年金資産の公正価値は次のとおりです。
前年度当年度
退職給付債務が年金資産の公正価値を上回る退職給付制度
退職給付債務183,253百万円30,892百万円
年金資産の公正価値170,227百万円17,959百万円
累積給付債務が年金資産の公正価値を上回る退職給付制度
累積給付債務175,476百万円21,597百万円
年金資産の公正価値164,065百万円10,958百万円


(2) 退職給付債務
退職給付債務の変動、期末の累積給付債務及び退職給付債務算定に係る前提条件は次のとおりです。
前年度当年度
退職給付債務の変動
期首の退職給付債務190,883百万円193,209百万円
勤務費用6,942百万円7,151百万円
利息費用3,031百万円2,974百万円
給付水準の差異699百万円―百万円
数理計算上の差異2,646百万円8,492百万円
退職年金支給額(一時金)△7,938百万円△6,983百万円
退職年金支給額(年金)△4,599百万円△4,609百万円
事業の取得による増加―百万円2百万円
為替変動の影響1,545百万円478百万円
期末の退職給付債務193,209百万円200,714百万円
期末の累積給付債務189,806百万円196,603百万円
退職給付債務算定に係る前提条件(注)
割引率1.7%1.3%

(注)当社はポイント制を採用しているため、退職給付債務の算定に際して昇給率を使用しておりません。
(3) 年金資産
年金資産の公正価値の変動は次のとおりです。
前年度当年度
期首の年金資産公正価値161,833百万円180,808百万円
年金資産の実際運用収益13,876百万円18,364百万円
会社負担拠出額14,108百万円14,764百万円
退職年金支給額(一時金)△5,217百万円△4,395百万円
退職年金支給額(年金)△4,599百万円△4,609百万円
為替変動の影響807百万円187百万円
期末の年金資産公正価値180,808百万円205,119百万円

当社は将来の年金給付の支払いに備え、許容できるリスクのもとで可能な限りの運用成果をあげることを年金資産の運用方針としております。また、リスクを分散するため、金利変動リスク、経済成長率、通貨の種類等の投資収益に影響する要因を考慮の上、投資先の産業、会社の種類、地域等を慎重に検討してポートフォリオのバランスをとっております。当社の目標とする配分比率は株式34%、債券48%、それ以外の資産(主に現金及び短期投資、生命保険一般勘定)18%です。
年金資産の多くの部分は信託銀行と投資顧問により運用されております。これらのファンドマネージャーは、最適な資産構成を実現するために当社が長期的かつ総合的な運用方針に基づいて策定した運用指針を遵守し、さらに特定のベンチマークにより評価されます。
当社は運用成績の測定にあたり、個々の資産毎にベンチマークとなる収益率を設定し、これを資産区分ごとの構成比に応じて組み合わせた収益率と実際の収益率を比較しております。
資産カテゴリー別の年金資産の公正価値は次のとおりです。
前年度当年度
レベル1
(百万円)
レベル2
(百万円)
レベル3
(百万円)
合計
(百万円)
レベル1
(百万円)
レベル2
(百万円)
レベル3
(百万円)
合計
(百万円)
株式
金融機関(国内株式)8,2358,2359,0729,072
金融機関以外(国内株式)5,7165,7167,1477,147
合同運用信託(国内株式)(注1)15,73415,73420,04720,047
合同運用信託(外国株式)(注1)30,78430,78432,40732,407
債券
合同運用信託(国内債券)(注2)72,33972,33984,84284,842
合同運用信託(外国債券)(注3)19,02519,02522,39822,398
現金及び短期投資1,1951,5632,7581,2522,0993,351
生命保険一般勘定24,65124,65125,22825,228
その他の資産(注4)1,4011651,566475152627
年金資産の公正価値15,146165,497165180,80817,471187,496152205,119

(注1)上場株式に投資
(注2)前年度は約89%を国債・地方債、約11%を社債に投資、当年度は約91%を国債・地方債、約9%を社債に投資
(注3)国債に投資
(注4)未公開株式に投資する合同運用信託を含む
年金資産は公正価値の測定に使用したインプットの種類に基づいて各レベルに分類されます。
金融機関の株式及び金融機関以外の株式は個々の株式が売買されている取引所の終値により評価されます。合同運用信託及び生命保険一般勘定はファンドまたは保険会社が提供する純資産価額に基づき評価されます。純資産価額はファンドまたは保険会社が運用する資産から負債を控除した金額を発行済株式数(口数)で除した金額をもとに計算されます。現金及び短期投資は取得価額に経過利子を加えた金額で評価されます。これらの資産は市場価額の利用の程度に応じてレベル1またはレベル2に分類されます。
なお、その他の資産のうち、レベル3に分類されたものの残高及び期中の増減額は僅少です。
(4) 退職給付費用
確定給付企業年金制度及び退職一時金制度における退職給付費用の構成は次のとおりです。
前年度当年度
退職給付費用
勤務費用6,942百万円7,151百万円
利息費用3,031百万円2,974百万円
年金資産の期待運用収益△3,893百万円△4,279百万円
過去勤務利益の償却額△761百万円△343百万円
数理計算上の差異の償却額1,026百万円396百万円
退職給付費用合計6,345百万円5,899百万円
退職給付費用算定に係る前提条件(注)
年金資産の長期期待収益率2.5%2.5%
割引率1.7%1.7%

(注)当社はポイント制を採用しているため、退職給付費用の算定に際して昇給率を使用しておりません。
年金資産の長期期待収益率は保有している年金資産の構成、運用手法から想定されるリスク、過去の運用実績、運用の基本方針及び市場の動向等を考慮して決定されます。
その他の包括損益への計上額(税効果前)及び純利益への再組替調整額(税効果前)は次のとおりです。
前年度当年度
その他の包括損益への計上額
数理計算上の差異6,910百万円6,176百万円
過去勤務利益△699百万円―百万円
純利益への再組替調整額
過去勤務利益の償却額△761百万円△343百万円
数理計算上の差異の償却額1,026百万円396百万円
その他の包括損益(税効果前)-純額6,476百万円6,229百万円

その他の包括損益累計額から2015年4月1日~2016年3月31日の退職給付費用に計上される過去勤務利益及び数理計算上の差異の償却額の見積額は次のとおりです。
過去勤務利益の償却額△343百万円
数理計算上の差異の償却額71百万円

(5) 予想キャッシュ・フロー
2015年4月1日~2016年3月31日の確定給付企業年金制度への拠出予想額は9,300百万円です。
確定給付企業年金制度及び退職一時金制度の加入者への支給予想額は次のとおりです。
2015年4月1日~2016年3月31日12,133百万円
2016年4月1日~2017年3月31日12,258百万円
2017年4月1日~2018年3月31日11,002百万円
2018年4月1日~2019年3月31日10,629百万円
2019年4月1日~2020年3月31日9,456百万円
2020年4月1日~2025年3月31日49,242百万円

(6) 確定拠出型年金制度
前年度及び当年度における確定拠出型年金制度にかかる年金費用はそれぞれ1,735百万円及び1,433百万円です。
※10 長期契約
当社が受注する長期契約は主に国・地方自治体等の官公庁が発注する環境関連施設、水道用施設等の公共施設の工事請負契約であり、契約期間は概ね2年から3年です。
工事請負契約上、契約金額、予定契約期間と工程上のマイルストーン日程、検収条件(性能検査、外観検査等)が定められております。工事請負契約には法的強制力があり、契約者は契約上の義務を満たすことを要求されます。当社は各据付機器の原価、労務費及び一般管理費を含んだ見積原価表に基づき総工事原価の妥当な積算を行うことが可能です。そのため当社は、これらの契約について進捗度合を合理的に見積ることが可能であると判断し、工事進行基準を適用しております。また、工事の進捗度合の測定には見積総原価に対する発生原価の割合(原価比例法)を使用しております。当社の多くの工事案件は機器の納入と据付工事等が一体となっております。
既存の契約に追加が行われる場合、それが独立した内容であれば既存の契約とは別個に扱いますが、そうでない限り両者を一体のものとして取り扱います。客先の追加的な要求に伴って契約金額が加算される場合、この契約変更が成立した時点でそれを認識します。収益、費用、利益の見積りの変更もしくは進捗度合の測定方法の変更を行う場合、その影響額は変更を行った期の損益に反映されます。これらの変更の影響は連結財務諸表への影響が顕著な場合に開示されます。
工事進行基準を適用している長期契約に係る受取手形・売掛金の回収予定期間別残高は次のとおりです。
前年度当年度
1年以内1年超2年以内2年超1年以内1年超2年以内2年超
受取手形367百万円―百万円―百万円337百万円―百万円―百万円
売掛金15,578百万円1,421百万円333百万円20,026百万円1,458百万円177百万円
合計15,945百万円1,421百万円333百万円20,363百万円1,458百万円177百万円

上記の大半は客先に対して請求中であり、未請求または請求不可能な金額は僅少です。また、不確定要素の影響を受ける金額も僅少です。
工事進行基準を適用している長期契約に係るたな卸資産に関して、未完了の長期契約において見積原価を超過している金額、不確定要素の影響を受ける金額、在庫と相殺された前受金額は僅少です。
※11 法人所得税
税金等調整前純利益の内訳は次のとおりです。
前年度当年度
国内118,382百万円104,653百万円
海外92,911百万円106,606百万円
211,293百万円211,259百万円

法人所得税の内訳は次のとおりです。
前年度当年度
法人税、住民税及び事業税
国内43,510百万円29,606百万円
海外30,514百万円34,693百万円
小計74,024百万円64,299百万円
法人税等調整額
国内1,961百万円3,758百万円
海外△4,069百万円△6,852百万円
小計△2,108百万円△3,094百万円
合計71,916百万円61,205百万円

連結損益計算書上の実効税率は次の理由により通常の法定税率とは異なっております。
前年度当年度
通常の法定税率38.0%35.6%
税率の相異の内訳
評価性引当金の増減等△0.2%0.2%
税法上損金不算入項目0.6%0.5%
非課税受取配当金△0.5%△0.4%
研究開発費税額控除△2.0%△2.9%
海外連結子会社で適用される
法定税率との差異
△1.1%0.6%
税率変更0.6%△1.5%
その他△1.4%△3.1%
連結損益計算書上の実効税率34.0%29.0%

繰延税金資産及び繰延税金負債は連結貸借対照表上、次の科目に含まれております。
前年度当年度
その他の流動資産44,105百万円49,394百万円
その他の資産-その他11,379百万円15,569百万円
その他の流動負債△115百万円△101百万円
その他の固定負債△43,134百万円△57,183百万円
純繰延税金資産12,235百万円7,679百万円

繰延税金資産及び繰延税金負債の発生要因別内訳は次のとおりです。
前年度当年度
貸倒引当金3,243百万円4,853百万円
資産に含まれる未実現損益の消去14,259百万円15,673百万円
有価証券の評価に関する調整6,852百万円6,096百万円
たな卸資産及び固定資産の評価減2,628百万円2,409百万円
未払賞与6,803百万円6,446百万円
未払年金等7,182百万円3,863百万円
未払費用7,922百万円10,809百万円
税務上の欠損金及び税額控除の繰越5,516百万円6,166百万円
その他の一時的差異23,217百万円27,830百万円
繰延税金資産総額77,622百万円84,145百万円
控除:評価性引当金△6,612百万円△7,172百万円
繰延税金資産計71,010百万円76,973百万円
有価証券の評価に関する調整32,915百万円36,199百万円
海外関係会社の未分配利益16,946百万円22,095百万円
その他の一時的差異8,914百万円11,000百万円
繰延税金負債計58,775百万円69,294百万円

2014年3月31日に「所得税法等の一部を改正する法律」が公布され「東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法」の一部が改正されたことに伴い、前年度の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算において一時差異の解消が見込まれる期間が2014年4月1日から2015年3月31日までのものについて使用した法定実効税率を2012年度の38.0%から35.6%に変更しております。
この変更による前年度の繰延税金資産及び負債の純額の減少額及び法人税等調整額の増加額は1,264百万円です。
また、2015年3月31日に「所得税法等の一部を改正する法律」及び「地方税等の一部を改正する法律」が公布されたことに伴い、当年度の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算において使用した法定実効税率は、前年度の35.6%から、一時差異の解消が見込まれる期間が2015年4月1日から2016年12月31日までのものは33.0%、2017年1月1日以降のものは32.2%に変更しております。
この変更による当年度の繰延税金資産及び負債の純額の増加額及び法人税等調整額の減少額は3,125百万円です。
当社は資産に含まれる未実現損益の消去に係る税金の繰延(前年度14,259百万円、当年度15,673百万円)を上表に含めておりますが、これはFASB会計基準編纂書(以下「ASC」)810「連結」に従い計上したものです。また、その増減額(前年度2,981百万円、当年度1,414百万円)は連結損益計算書上、法人税等調整額に含まれております。なお、ASC740「法人所得税」により計算される繰延税金資産の金額は前年度56,751百万円、当年度61,300百万円です。
海外の関係会社に係わる未送金の利益は必ずしも永久に再投資されるとは限らないため、もしそれが分配された場合に課されると考えられる税額を繰延税金負債として計上しております。また、現行の日本の税制のもとでは国内関係会社からの配当の大部分は課税されるおそれがないため、国内関係会社の未分配利益に係わる繰延税金負債は計上しておりません。
評価性引当金の移動状況は次のとおりです。
前年度当年度
期首残高5,900百万円6,612百万円
増加1,157百万円839百万円
減少△1,587百万円△343百万円
為替変動の影響1,142百万円64百万円
期末残高6,612百万円7,172百万円

当社は過去の課税所得及び将来予想される課税所得の見積りに基づき繰延税金資産の回収可能性を評価しております。将来の課税所得の見積りは将来減算一時差異が実現すると見込まれる期間ないしは税務上の繰越欠損金の繰越期間にわたり行われます。2015年3月31日現在、税務上の繰越欠損金は合計で27,050百万円であり、このうち8,406百万円は2015年から主に2034年にかけて、18,644百万円は無期限で当該会社の課税所得と相殺することができます。
未認識の税務ベネフィットの移動状況は次のとおりです。
前年度当年度
期首残高2,244百万円2,191百万円
過年度の税務ポジションに関連する増加29百万円14百万円
過年度の税務ポジションに関連する減少△19百万円―百万円
解決による減少―百万円△88百万円
時効による減少△77百万円―百万円
その他14百万円14百万円
期末残高2,191百万円2,131百万円

前年度及び当年度の未認識の税務ベネフィットのうち、認識されると実効税率に影響を与える金額は僅少です。
2015年3月31日現在において、当社が入手可能な情報に基く限り、今後12ヶ月以内の未認識税務ベネフィットの変動は当社の財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼすことはありません。
当社は未認識の税務ベネフィットに関連する利息及び加算税を連結損益計算書の法人所得税に含めております。前年度及び当年度における利息及び加算税の負債計上額並びに法人所得税に含まれる利息及び加算税の金額は僅少です。
当社は日米及び様々な海外地域の税務当局に法人所得税の申告をしており、それらの税務調査未了期間は多岐にわたっております。日本国内においては2011年度以前の事業年度、米国においては2008年度以前の事業年度について、いくつかの例外を除き税務当局による通常の税務調査が終了しております。なお、税務当局は2007年度以降の事業年度について移転価格税制に関する税務調査を実施する権限がありますが、当年度分までの日米の親子間取引に係る移転価格については事前確認申請が合意されているため、調査の対象となる可能性は低いと考えております。
※12 株主資本
(1) 配当
我が国の会社法(以下「会社法」)では株主総会の決議により年度末の配当に加え事業年度のいつでも配当を行うことが認められております。また、会社法では定款で定めることにより、取締役会の決議により年1回中間配当を行うことができます。
なお、次の要件を満たす会社は、取締役会の決議により配当(現物配当を除く)を行うことができ、当社はこの要件をすべて満たしております。
要件 ①取締役会を置くこと ②会計監査人を置くこと ③監査役会を置くこと ④取締役の任期が1年であること ⑤取締役会の決議により配当を行うことができる旨を定款で定めていること
会社法では配当金額について制限を設けております。分配可能額は親会社で計上されている自己株式控除後のその他利益剰余金に基づいて算定されます。親会社で計上されている自己株式控除後のその他利益剰余金の金額は2015年3月31日現在300,148百万円です。
(2) 自己株式の取得
会社法では自己株式を取得することができる旨を規定しております。市場取引による場合には定款で定めることで取締役会の決議により自己株式を取得することができ、当社はその旨定款に定めております。なお、この場合の自己株式の取得可能金額については配当と同様の制限があります。
(3) 資本金及び準備金の増減等
会社法では資本準備金と利益準備金の合計額が資本金の25%となるまで配当金額の10%を資本準備金または利益準備金として積み立てることを規定しております。会社法では資本準備金と利益準備金の合計額を制限なしに取り崩すことができます。会社法では株主総会で決議された条件のもとで資本金、資本剰余金、利益準備金及びその他利益剰余金の金額をそれぞれの間で変動させることができます。
(4) 連結子会社に対する持分の変動の影響
連結子会社に対する持分の変動の株主資本に対する影響は次のとおりです。
前年度当年度
当社株主に帰属する純利益131,661百万円140,012百万円
非支配持分からの移転(△非支配持分への移転)
非支配持分の購入に伴う資本剰余金の増加270百万円41百万円
非支配持分の購入に伴う資本剰余金の減少△448百万円△924百万円
その他の取引による連結子会社に対する持分の変動に伴う資本剰余金の増加12百万円10百万円
非支配持分からの移転(△非支配持分への移転)(純額)△166百万円△873百万円
当社株主に帰属する純利益及び非支配持分からの移転(△非支配持分への移転)による変動131,495百万円139,139百万円

当社は2014年3月にクボタヨーロッパS.A.S.を完全子会社化するために、残存非支配持分26%を取得しました。当社は2015年3月にクボタカナダ Ltd.を完全子会社化するために、残存非支配持分20%を取得しました。
※13 その他の包括利益(△損失)
その他の包括利益(△損失)を構成する各項目の当期発生額及び再組替調整は次のとおりです。
前年度当年度
税効果
調整前
税効果額税効果
調整後
税効果
調整前
税効果額税効果
調整後
(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)
外貨換算調整額
当期発生額33,350△82832,52265,145△2,10963,036
再組替調整
33,350△82832,52265,145△2,10963,036
有価証券の未実現損益
当期発生額18,330△6,54311,78720,868△7,38613,482
再組替調整△2,674952△1,722△1,366486△880
15,656△5,59110,06519,502△6,90012,602
デリバティブ未実現損益
当期発生額△146△8△3312△21
再組替調整103△406349△1732
89△345516△511
年金負債調整額
当期発生額6,211△3,1213,0906,176△2,9063,270
再組替調整265△7019553△746
6,476△3,1913,2856,229△2,9133,316
その他の包括利益(△損失)55,571△9,64445,92790,892△11,92778,965

当社株主及び非支配持分に帰属するその他の包括利益(△損失)-税効果後を構成する各項目の内訳は次のとおりです。
前年度当年度
当社株主
に帰属
非支配持分
に帰属
当社株主
に帰属
非支配持分
に帰属
(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)
外貨換算調整額31,0731,44932,52256,3426,69463,036
有価証券の未実現損益9,74232310,06512,614△1212,602
デリバティブ未実現損益55551111
年金負債調整額3,1641213,2853,1931233,316
44,0341,89345,92772,1606,80578,965


その他の包括損益累計額を構成する各項目の変動は次のとおりです。
前年度
外貨換算
調整額
有価証券の
未実現損益
デリバティブ未実現損益年金負債
調整額
(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)
期首残高△22,65035,127△76△17,377△4,976
連結子会社に対する持分の変動△62△62
組替前その他の包括利益(△損失)31,07311,464△82,98445,513
その他の包括損益累計額からの組替金額△1,72263180△1,479
純変動額31,0119,742553,16443,972
期末残高8,36144,869△21△14,21338,996

当年度
外貨換算
調整額
有価証券の
未実現損益
デリバティブ未実現損益年金負債
調整額
(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)
期首残高8,36144,869△21△14,21338,996
連結子会社に対する持分の変動207207
組替前その他の包括利益(△損失)56,34213,494△213,14772,962
その他の包括損益累計額からの組替金額△8803246△802
純変動額56,54912,614113,19372,367
期末残高64,91057,483△10△11,020111,363


その他の包括損益累計額からの組替金額の内訳は次のとおりです。
前年度
その他の包括損益累計額からの
組替金額(注)1
連結損益計算書において
影響を受ける科目
有価証券の未実現損益
△2,680百万円有価証券売却損益
6百万円有価証券評価損
952百万円法人所得税
△1,722百万円当社株主に帰属する純利益
デリバティブ未実現損益
103百万円支払利息
△40百万円法人所得税
63百万円当社株主に帰属する純利益
年金負債調整額
265百万円(注)2
△70百万円法人所得税
195百万円非支配持分控除前純利益
△15百万円非支配持分帰属損益
180百万円当社株主に帰属する純利益
組替金額合計△1,479百万円

当年度
その他の包括損益累計額からの
組替金額(注)1
連結損益計算書において
影響を受ける科目
有価証券の未実現損益
△1,366百万円有価証券売却損益
486百万円法人所得税
△880百万円当社株主に帰属する純利益
デリバティブ未実現損益
49百万円支払利息
△17百万円法人所得税
32百万円当社株主に帰属する純利益
年金負債調整額
53百万円(注)2
△7百万円法人所得税
46百万円非支配持分控除前純利益
―百万円非支配持分帰属損益
46百万円当社株主に帰属する純利益
組替金額合計△802百万円

(注) 1 連結損益計算書における利益の減少(△増加)を示しております。
2 退職給付費用に含めております。(「注記 ※9 退職一時金及び退職年金」参照)
※14 デリバティブ
(1) リスク管理方針
当社は外国為替レート及び金利の市場変動リスクにさらされており、これらのリスクを管理するためにデリバティブを利用しております。これらのデリバティブはすべて社内方針及び管理規程に基づいて管理されており、投機的な目的で保有されているデリバティブはありません。当社の保有するデリバティブの契約先は、いずれも国際的に信用度の高い金融機関であるため、その信用リスクは小さいと考えられます。
(2) 外国為替リスク
主として国際的な事業活動に係わる外貨建資産及び負債が外国為替レートの変動リスクにさらされており、このリスクを軽減するために先物為替契約(通貨オプション契約を含む)や通貨スワップ契約及び通貨金利スワップ契約を行っております。
(3) 金利リスク
当社は固定金利及び変動金利の債務(「注記 ※8 短期借入金及び長期債務」参照)を有しており、主としてこれらの債務が金利リスクにさらされております。当社は、このリスクをヘッジするために、金利スワップ契約及び通貨金利スワップ契約により固定金利と変動金利の変動に対応しております。
(4) キャッシュ・フローヘッジ
先物為替契約や金利スワップ契約及び通貨金利スワップ契約の公正価値の変動に係る会計処理は、デリバティブがキャッシュ・フローヘッジとして指定されたものか否かによります。キャッシュ・フローヘッジとして指定されたデリバティブの公正価値の変動は、その他の包括損益累計額に計上されます。連結会社間の外貨建予定取引に関連する先物為替契約の場合は、第三者への取引が発生した時点で損益へ組み替えられます。金利スワップ契約の場合は、関連するヘッジ対象の支払利息が認識された時点で支払利息に含めて損益へ組み替えられます。通貨金利スワップ契約の場合は、関連するヘッジ対象の損益が認識された時点で支払利息及び為替差損益に含めて損益へ組み替えられます。その他の包括損益累計額に含まれるデリバティブ未実現損益のうち、およそ10百万円(損失)(税効果調整後)が決算日より12ヶ月以内に損益に組み替えられると見込まれます。デリバティブの公正価値の変動のうちヘッジの非有効部分は、直ちに損益に計上されます。
(5) ヘッジ指定されていないデリバティブ
当社は、先物為替契約、通貨スワップ契約、金利スワップ契約及び通貨金利スワップ契約の特定の取引について、ヘッジ会計の適用要件を満たさないため、ヘッジ指定されていないデリバティブとして分類しております。これらのデリバティブは経済的な観点から各種のリスクをヘッジするために利用しております。ヘッジ指定されていないデリバティブの公正価値の変動は、直ちに損益に計上されます。
(6) デリバティブの公正価値及びデリバティブ関連損益
デリバティブの公正価値は次のとおりです。
その他の流動資産
(百万円)
その他の資産
-その他
(百万円)
その他の流動負債
(百万円)
その他の固定負債
(百万円)
前年度当年度前年度当年度前年度当年度前年度当年度
ヘッジ指定された
デリバティブ
金利スワップ契約1846162
小計1846162
ヘッジ指定されていない
デリバティブ
先物為替契約160801289411
通貨スワップ契約1,2341,10240923
金利スワップ契約169
通貨金利スワップ契約1,6102,1791,65298599169108499
小計3,0044,0822,061985427589108499
合計3,0224,0822,061985473605110499


デリバティブ関連損益は次のとおりです。
キャッシュ・フローヘッジ
適用のデリバティブ
その他の包括損益への計上額又は損益への組替額(税効果調整前)
その他の包括損益に
計上した未実現損益の額
(有効部分)
連結損益計算書上
の表示科目
その他の包括損益累計額から損益への組替額
(有効部分)
前年度
金利スワップ契約△14百万円支払利息△103百万円
△14百万円△103百万円
当年度
金利スワップ契約△33百万円支払利息△49百万円
△33百万円△49百万円

ヘッジ指定されていない
デリバティブ
連結損益計算書上
の表示科目
損益認識額
(税効果調整前)
前年度
先物為替契約為替差損益△6,076百万円
通貨スワップ契約為替差損益1,053百万円
金利スワップ契約その他-純額1百万円
通貨金利スワップ契約その他-純額6,247百万円
1,225百万円
当年度
先物為替契約為替差損益△7,687百万円
通貨スワップ契約為替差損益△773百万円
金利スワップ契約その他-純額△3百万円
通貨金利スワップ契約その他-純額△862百万円
△9,325百万円

前年度及び当年度におけるヘッジの非有効部分の関連損益の金額は僅少です。
※15 金融商品の公正価値及び信用リスクの集中
(1) 金融商品の公正価値
金融商品の帳簿価額及び公正価値は次のとおりです。なお、△は負債を表します。
前年度
帳簿価額
(百万円)
公正価値
(百万円)
レベル1レベル2レベル3合計
金融資産
金融債権-純額354,296352,753352,753
長期売掛金65,60569,61869,618
金融負債
長期債務△401,186△399,059△399,059

当年度
帳簿価額
(百万円)
公正価値
(百万円)
レベル1レベル2レベル3合計
金融資産
金融債権-純額469,030468,588468,588
長期売掛金67,83772,22872,228
金融負債
長期債務△603,174△595,631△595,631

金融債権、長期売掛金及び長期債務の公正価値は将来のキャッシュ・フローを現行の市場利子率によって割引いた現在価値により表示しております。なお、上記金融債権-純額の金額にはファイナンスリースによるものを含めておりません。上記長期売掛金には連結貸借対照表の売掛金に計上されている、一年内に回収予定のものを含めております。また、上記長期債務にはキャピタルリース債務は含まれておらず、連結貸借対照表の一年内返済予定の長期債務に計上されている、一年内返済予定のものを含めております。
現金及び現金同等物、売掛金(一年内回収予定の長期売掛金を除く)、受取手形、その他の短期金融資産、買掛金、支払手形、短期借入金並びにその他の短期金融負債については満期までの期間が短いため、公正価値は帳簿価額と近似しております。なお、これらの公正価値は現金がレベル1、それ以外はレベル2に分類されます。その他の投資及びデリバティブの公正価値等の情報は、「注記 ※16 公正価値の測定」に記載しております。
(2) 信用リスクの集中
売掛金及び小売金融債権の多くは北米の農機販売におけるディーラーまたはユーザーに対するものから構成されております。売掛金は多数のディーラーに対するものであり、小売金融債権は小口の最終ユーザーに対する当社製品の販売によるものです。特定のディーラーまたはユーザーに信用リスクが著しく集中することはないため、これらの債権に係る信用リスクは限定されていると考えております。
※16 公正価値の測定
(1) 経常的な公正価値による測定
経常的に公正価値で測定されている資産及び負債は次のとおりです。
前年度
レベル1
(百万円)
レベル2
(百万円)
レベル3
(百万円)
合計
(百万円)
資産
売却可能有価証券
金融機関の株式51,58251,582
その他の株式82,38082,380
デリバティブ
先物為替契約160160
通貨スワップ契約1,6431,643
金利スワップ契約1818
通貨金利スワップ契約3,2623,262
資産合計133,9625,083139,045
負債
デリバティブ
先物為替契約289289
通貨スワップ契約2323
金利スワップ契約6464
通貨金利スワップ契約207207
負債合計583583

当年度
レベル1
(百万円)
レベル2
(百万円)
レベル3
(百万円)
合計
(百万円)
資産
売却可能有価証券
金融機関の株式56,03156,031
その他の株式96,53296,532
デリバティブ
先物為替契約801801
通貨スワップ契約1,1021,102
通貨金利スワップ契約3,1643,164
資産合計152,5635,067157,630
負債
デリバティブ
先物為替契約411411
金利スワップ契約2525
通貨金利スワップ契約668668
負債合計1,1041,104

売却可能有価証券は活発な市場における同一資産の市場価格を用いて評価しております。デリバティブは主要な国際的金融機関での観察可能な市場インプットを用いて評価しております。売却可能有価証券及びデリバティブの連結貸借対照表上の計上科目等については、「注記 ※4 その他の投資」及び「注記 ※14 デリバティブ」に記載しております。
(2) 非経常的な公正価値による測定
前年度及び当年度において非経常的に公正価値で測定された重要な資産及び負債はありません。
※17 営業費用の補足情報
(1) 研究開発費、広告宣伝費、物流費及び減価償却費
売上原価、販売費及び一般管理費に含まれる研究開発費、広告宣伝費、物流費及び減価償却費は次のとおりです。
前年度当年度
研究開発費35,602百万円39,510百万円
広告宣伝費11,640百万円14,118百万円
物流費57,515百万円66,092百万円
減価償却費35,344百万円38,239百万円

(2) その他の営業費用
前年度のその他の営業費用(△収益)には固定資産処分損益737百万円(損)、長期性資産の減損損失885百万円、タイの洪水に伴い発生した損失1,708百万円及び当該損失に関連する保険収入2,073百万円が含まれております。
当年度のその他の営業費用(△収益)には固定資産処分損益1,980百万円(益)及び長期性資産の減損損失1,245百万円が含まれております。
※18 契約債務及び偶発事象
(1) 契約債務
当社は事務所、製造設備及び従業員社宅等の一部を解約可能または解約不能な契約に基づき賃借しております。キャピタルリースに該当するリース資産の内容は次のとおりです。
前年度当年度
土地87百万円81百万円
建物及び構築物1,737百万円1,761百万円
機械装置及びその他の有形固定資産3,512百万円3,274百万円
減価償却累計額△1,696百万円△1,703百万円
ソフトウェア237百万円196百万円
3,877百万円3,609百万円

また、キャピタルリースの償却費は前年度388百万円、当年度387百万円です。
2015年3月31日現在におけるキャピタルリース及び解約不能オペレーティングリース契約に基づく最低支払賃借料の年度別支払予定額は次のとおりです。
キャピタルリースオペレーティングリース
1年以内902百万円2,443百万円
1年超2年以内827百万円1,119百万円
2年超3年以内354百万円455百万円
3年超4年以内302百万円332百万円
4年超5年以内197百万円181百万円
5年超1,273百万円297百万円
最低支払賃借料3,855百万円4,827百万円
控除:利息相当額△306百万円
最低キャピタルリース料の現在価値3,549百万円

キャピタルリース債務は連結貸借対照表上、一年内返済予定の長期債務及び長期債務に含めております。オペレーティングリース契約に基づく支払賃借料は前年度6,983百万円、当年度6,468百万円です。
設備投資の発注残高は2015年3月31日現在2,189百万円です。
(2) 保証債務
保証債務は販売会社及び取引先の銀行借入金に対して当社が付与した保証によるものです。契約期間中に販売会社及び取引先が債務不履行に陥った場合、当社は支払義務を負います。販売会社及び取引先の銀行借入金に対する債務保証の契約期間は1年から4年です。保証債務残高は2015年3月31日現在13,617百万円です。これらの保証債務の公正価値は僅少であり、損失発生の可能性はほとんどありません。
当社は製品保証契約に基づき当社の製品・サービスに対して一定期間の保証を行っております。当社は過去の製品保証費実績等を考慮して製品保証引当金を計上しております。製品保証引当金の移動状況は次のとおりです。
前年度当年度
期首残高8,076百万円9,613百万円
繰入額6,284百万円9,614百万円
目的使用△5,272百万円△7,791百万円
その他525百万円389百万円
期末残高9,613百万円11,825百万円

なお、製品保証引当金は連結貸借対照表上、その他の流動負債に含めております。
(3) 訴訟事項
日本国内において2007年5月以降、当社もしくは国及び当社を含むアスベスト取扱い企業に対して26件のアスベスト関連訴訟が提起されております。これらの訴訟の損害賠償請求の合計額は25,075百万円であり、アスベスト疾病に罹患した建設労働者のべ650名に関する24件の訴訟の損害賠償請求額がその大部分を占めております。この24件の訴訟においては国及び当社を含むアスベスト取扱い企業44社が被告となっております。これら24件の訴訟すべてにおいて当社は国または他の被告企業等とコスト負担の協定を結んでおりません。
これらの訴訟による損失はゼロと損害賠償請求の合計額の間になると見込まれるので、当社は損害賠償請求の合計額25,075百万円を合理的に見積ることができる損失の幅の最大額として開示しております。現時点で、この損失の幅における最善の見積りはできておりませんが、敗訴する可能性、最終的な損害賠償総額及び国と被告企業等との負担割合といった重要な仮定の影響を定量化することにより、損失の見積りやその幅を狭める努力を継続的に行っております。
上記の仮定を定量化する上で、当社は訴訟の状況をレビューし、連結財務諸表への潜在的な影響の評価を行っております。具体的には四半期毎に会計部門と法務部門の代表者が打ち合わせをし、損害賠償請求額の評価を行っております。なお、法務部門では社外弁護士に訴訟の進展や最終的な結果の見込みを確認しております。上記の24件の訴訟のうち、3つの裁判所で判決が下され、当社を含む被告企業がいずれも勝訴しましたが、原告側は控訴しております。よって、最終的な結論に至るまでには今後も審理が継続するため、現時点のこれらの訴訟は上記の仮定を見積れる程には進展していないと考えております。それぞれの仮定の不確実性は訴訟の進展によって減少されますが、それらがいつ解決するかを現時点で予測することはできません。また、日本国内における類似のアスベスト関連訴訟は継続中であって最終的な結論が下されていないため、上記の仮定を見積る上で参考になる判例もありません。
(4) アスベスト健康被害に関する事項
当社は過去に石綿管や屋根材、外壁材等の石綿含有製品を製造・販売しておりました(旧神崎工場では1995年、その他の工場でも2001年までに製造を中止しております)。当社は旧神崎工場周辺のアスベスト疾病患者の方々に対し、2005年6月に見舞金制度を、2006年4月に救済金制度を定めました。また、当社は当社方針に従い、アスベスト関連の疾病に罹患した従業員(元従業員を含む、以下同じ)に対して一定の法定外補償を行っております。
2006年3月、国は石綿健康被害救済法(石綿による健康被害の救済に関する法律)を施行しました。同法はアスベストに起因する健康被害者の中で労災保険法に基づく労災補償による救済の対象とならない人々を速やかに救済する目的で制定されたものであり、救済給付の原資は国、地方公共団体、事業者の負担とされます。事業者による負担額は2007年度から徴収されておりますが、この中には、石綿との関係が特に深い事業活動を行っていたと認められる事業者の負担となる特別拠出金が含まれております。
当社は重要な連結会計方針に基づいてアスベスト健康被害関連費用を費用化しております(「注記 ※1-(3)連結の基本方針及び会計方針 ⑰アスベスト健康被害関連費用」を参照)。当社はアスベスト関連費用として販売費及び一般管理費に前年度825百万円、当年度427百万円を計上しており、アスベスト関連の未払金は前年度285百万円、当年度151百万円となっております。なお、アスベスト関連費用及び未払金には見舞金、救済金、従業員に対する補償金及び特別拠出金が含まれております。また、工場周辺住民の方や従業員に対する支払はすべて一時金であり、それらの会計方針及び会計処理は同じです。
当社の支払条件を満たしているかどうかは請求があった時点では分かりませんが、現在請求中の方に対する支払の可能性は高いため、当社における過去の請求者の認定率を用いて将来の支払額を未払計上しております。ただし、今後新たに支払の請求をする工場周辺住民の方や従業員の人数を合理的に見積ることはできませんので、上記の未払金にはこれらを織り込んでおりません。
当社はアスベスト問題に関わる損失やその幅を見積るために、過去の請求額や平均支払額、アスベスト関連疾病に関する公開情報等を含む入手可能なあらゆる情報を検討しております。また、アスベスト関連疾病の発症率や当社における過去の支払額の時系列データを用いて将来の支払額を見積る方法等を検討しております。しかし、発症率に関する信憑性のある統計は入手できておりません。また、日本国内における他社のアスベスト問題で最終結論に至った事例はないので、当社が発症率を見積るために参考となるものはありません。当社は見舞金、救済金、従業員に対する補償金等を2010年度から当年度にかけて、それぞれ977百万円、951百万円、671百万円、756百万円、 358百万円費用計上しておりますが、時間と過去の支払額との間に相関関係を合理的に見受けることはできません。よって、当社はこの問題に関わる損失やその幅を合理的に見積ることはできないと考えております。
当社の特別拠出金の負担額は、主に過去の日本全体の石綿輸入量に占める当社の石綿使用量により決定されています。前年度は69百万円、当年度は69百万円を費用計上しており、直近の特別拠出金の通知は2015年4月2日付でした。
※19 キャッシュ・フローの補足情報
連結キャッシュ・フロー計算書の補足情報は次のとおりです。
前年度当年度
現金支払額
支払利息11,493百万円12,725百万円
法人所得税56,510百万円83,090百万円
主要な非資金取引
自己株式の消却10,013百万円7,702百万円
キャピタルリースによる資産の取得132百万円123百万円

前年度及び当年度、当社は機械部門に属する連結子会社の非支配持分を外部の第三者より購入しました。この取引に係るキャッシュ・フローは非支配持分の購入として財務活動へ区分しております。
【セグメント情報】
※20 セグメント情報
当社は機械、水・環境及びその他の3事業セグメント区分にわたって多種多様な製品・サービスの提供を行っております。機械事業では主として農業機械及び農業関連商品、エンジン、建設機械の製造・販売等を行っております。水・環境事業では主としてパイプ関連製品(ダクタイル鉄管、合成管、ポンプ、バルブ等)、環境関連製品(各種環境プラント等)の製造・販売等及び社会インフラ関連製品(素形材、スパイラル鋼管、自動販売機、精密機器、空調機器等)の製造・販売等を行っております。その他事業では主として各種サービスの提供、住宅機材の製造・販売等を行っております。
これら3事業セグメントは主に製品・サービスに基づき区分された当社の組織構造と一致しており、当社の最高経営意思決定者は経営資源の配分の決定及び業績の評価のために事業セグメントの経営成績を定期的にレビューしております。
事業別セグメント情報は当社の連結財務諸表作成のための会計処理基準により作成されております。
なお、当第1四半期連結会計期間より、社内組織をベースとした事業セグメントの構成の変更に基づき、従来、その他事業に含めておりました「工事」を水・環境事業に含めて開示しております。この変更に伴い、前年度を組替再表示しております。
(1) 事業別セグメント情報
事業別セグメント情報は次のとおりです。
前年度
機械水・環境その他調整連結
(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)
売上高
外部顧客への売上高1,153,088326,21029,2921,508,590
セグメント間の内部売上高764,74422,619△27,439
1,153,164330,95451,911△27,4391,508,590
セグメント利益196,89125,3003,377△23,137202,431
資産1,584,062275,56186,351158,6832,104,657
減価償却費25,2726,9957492,32835,344
資本的支出36,54110,0387483,90251,229

当年度
機械水・環境その他調整連結
(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)
売上高
外部顧客への売上高1,214,971343,27828,6881,586,937
セグメント間の内部売上高513,42524,535△28,011
1,215,022346,70353,223△28,0111,586,937
セグメント利益193,34229,4733,252△21,922204,145
資産1,895,735305,49591,685183,9052,476,820
減価償却費27,1737,6395742,85338,239
資本的支出37,0149,7555233,37950,671

(注) 1 調整欄にはセグメント間の内部取引に係る消去額、事業セグメントに直接賦課できない費用及び全社資産等が含まれております。事業セグメントに直接賦課できない費用の金額は前年度23,070百万円、当年度21,986百万円です。全社資産の金額は前年度214,134百万円、当年度240,291百万円であり、その主なものは親会社の現金及び現金同等物、有価証券及び管理部門に関連する資産です。
2 セグメント利益の合計額は連結損益計算書の営業利益と一致します。営業利益と税金等調整前純利益との間の調整については連結損益計算書に記載のとおりです。
3 セグメント間取引は独立企業間価格で行っております。
(2) 製品別 外部顧客への売上高
製品別 外部顧客への売上高は次のとおりです。
前年度当年度
機械
農業機械・エンジン1,002,913百万円1,034,673百万円
建設機械150,175百万円180,298百万円
小計1,153,088百万円1,214,971百万円
水・環境
パイプ関連180,020百万円191,204百万円
環境関連73,180百万円73,798百万円
社会インフラ関連73,010百万円78,276百万円
小計326,210百万円343,278百万円
その他29,292百万円28,688百万円
合計1,508,590百万円1,586,937百万円

(3) 地域別情報
仕向地別の外部顧客に対する売上高及び所在地別の有形固定資産残高は次のとおりです。
前年度当年度
仕向地別の外部顧客に対する売上高
日 本638,346百万円561,223百万円
北 米356,890百万円443,757百万円
欧 州177,466百万円210,805百万円
アジア(日本除く)283,971百万円304,599百万円
その他51,917百万円66,553百万円
1,508,590百万円1,586,937百万円
所在地別の有形固定資産残高
日 本180,735百万円178,393百万円
北 米29,859百万円34,407百万円
欧 州19,661百万円23,509百万円
アジア(日本除く)47,941百万円55,999百万円
その他4,505百万円4,782百万円
282,701百万円297,090百万円

(注) 1 北米に含まれる米国向けの売上高は前年度315,688百万円、当年度386,408百万円です。
2 連結売上高の10%を超える特定顧客への売上高はありません。
※21 後発事象
当社は、連結財務諸表が発行可能となった2015年6月19日までの後発事象を評価しております。
2015年5月12日の取締役会において、2015年3月31日現在の株主名簿に記載されている株主に対し、1株当たり 16.00円、総額19,937百万円の期末現金配当を行うことを決議しました。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。