有価証券報告書-第26期(2022/04/01-2023/03/31)
(3)戦略
当社が、短期、中期及び長期にわたり当社の経営方針・経営戦略等に影響を与える可能性があると判断したサステナビリティ関連リスクの当社への影響及び対処するための取組のうち重要なものは下記のとおりであります。
①気候変動関連リスクの当社への影響及び対処するための取組
(参考:用語解説)
・CFRP : Carbon Fiber Reinforced Plastics(炭素繊維強化プラスチック)
・CCUS技術: Carbon Capture, Usage and Storage(二酸化炭素を固定化し貯蔵、活用する)技術
・DAC技術 : Direct Air Capture(二酸化炭素を直接回収する)技術
(注) 1 産業革命以前に比べて気温上昇を2℃以下に抑えるために必要な対策が講じられた場合のシナリオ
2 平均気温が4℃上昇するシナリオ、気候変動に対し必要な対策が講じられない場合の成り行きシナリオ
②人的資本関連リスクの当社への影響及び対処するための取組
当社が、短期、中期及び長期にわたり当社の経営方針・経営戦略等に影響を与える可能性があると判断したサステナビリティ関連リスクの当社への影響及び対処するための取組のうち重要なものは下記のとおりであります。
①気候変動関連リスクの当社への影響及び対処するための取組
| 当社への影響 | 当社の取組 | |||
| 2℃シナリオ (注1) | 政策・ 法制度 | リスク | カーボンプライシング導入による操業コスト増 | 製造工程の省エネルギー技術開発 クリーンエネルギーの調達 CCUS・DAC技術の導入検討 |
| 機会 | カーボンニュートラル関連製品の需要増に伴うチタン需要の増加 | チタン製造販売促進 | ||
| 市場と 技術移行 | リスク | カーボンニュートラル対応の研究開発、設備投資、操業コストの増加 | 製造工程の省エネルギー技術開発 CCUS・DAC技術の導入検討 | |
| 機会 | 自動車のEV化、航空機のCFRP化 推進に伴うチタン需要の増加 | チタン製造販売促進 | ||
| 評判 | リスク | カーボンニュートラルへの 取り組み及び情報開示の遅れによる企業の評判悪化 | 適切な情報開示 | |
| 機会 | カーボンニュートラルへの積極的 取り組みを開示し企業の評判向上 | |||
| 4℃シナリオ (注2) | 異常気象 | リスク | 原料調達先の操業停止 サプライチェーンの混乱 | BCPによるリスク回避 |
| 工場操業・出荷停止 | ||||
| 機会 | 「国土強靭化」による需要の増加 | チタン製造販売促進 | ||
(参考:用語解説)
・CFRP : Carbon Fiber Reinforced Plastics(炭素繊維強化プラスチック)
・CCUS技術: Carbon Capture, Usage and Storage(二酸化炭素を固定化し貯蔵、活用する)技術
・DAC技術 : Direct Air Capture(二酸化炭素を直接回収する)技術
(注) 1 産業革命以前に比べて気温上昇を2℃以下に抑えるために必要な対策が講じられた場合のシナリオ
2 平均気温が4℃上昇するシナリオ、気候変動に対し必要な対策が講じられない場合の成り行きシナリオ
②人的資本関連リスクの当社への影響及び対処するための取組
| 当社への影響 | 当社の取組 | |||
| 人的資本 | 職場安全衛生 環境の整備 | リスク | 災害発生による社会的信用の 喪失、人材流出 | コミュニケーションの活性化を通じた安全ルール遵守の職場風土構築 機械設備のリスクアセスメント推進 製造工程の自動化、省力化の推進 |
| 機会 | 安全文化の醸成 | |||
| 働き方改革 | リスク | 労働生産性低下や人材流出 | 個々人の尊重、柔軟な働き方支援によるワークライフバランスの実現 製造工程の自動化、省力化の推進 | |
| 機会 | 従業員エンゲージメント向上 による組織力向上 | |||
| 人材確保・育成 | リスク | 要員不足、人材ミスマッチによる事業機会の喪失 | 操業を確立/維持するための要員確保 次世代を担うリーダー人材の計画的育成 従業員各層を対象とした育成、活性化施策の展開 | |
| 機会 | 従業員の活力、エンゲージメント向上による企業価値向上 | |||
| ダイバーシティ& インクルージョン | リスク | 人材・属性の偏りによる画一的 発想と新たな事業機会喪失 | ダイバーシティ推進体制の一層の充実 多様なソースからの採用推進 | |
| 機会 | 多様な価値観のコラボレーションによる革新的発想の醸成 | |||