半期報告書-第80期(2023/12/01-2024/11/30)

【提出】
2024/08/30 9:12
【資料】
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【項目】
81項目

(1) 経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績の状況
当中間連結会計期間におきましては、生成AI技術の急速な発展・普及に伴いGPUサーバーなどの需要が拡大しつつあることなどもあって、半導体の一部の分野で活況となり日経平均株価を押し上げましたが、民生機器関連などにおいては在庫調整の局面が続きました。
こうした状況の中、当社グループでは、製造技術の改良・新工法の開発を推進するとともに、コストの低減に努め、業績の回復に取り組んでまいりましたが、当中間連結会計期間の業績は、売上高が5,205百万円と前年同期に比べ1,008百万円(16.2%)の減収となり、営業損失99百万円(前年同期は営業損失481百万円)、経常損失167百万円(前年同期は経常損失526百万円)、親会社株主に帰属する中間純利益447百万円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純損失500百万円)となりました。
セグメントの業績を示すと、次の通りであります。
(プリント配線基板部門)
プリント配線基板部門におきましては、半導体市場においてパソコンやスマートフォンなど民生機器の需要減によるメモリ半導体の在庫調整が続き、また、中国の景気減速などによってFA機器など産業機械の分野においても生産調整が長引いたことなどもあり、厳しい受注環境でありました。
当社グループとしましては、プリント配線基板の加工技術の改良による高品質・低コスト化に取り組むとともに、当社が得意とする大型高密度高多層プリント配線基板とはじめ各種基板の営業活動に励んでまいりましたが、当中間連結会計期間の売上高は4,604百万円と前年同期に比べ872百万円(15.9%)の減収となり、セグメント利益(営業利益)は0百万円(前年同期はセグメント損失341百万円)となりました。
(時計・精密機器部品部門)
時計・精密機器部品部門では、腕時計部品の他、幅広い分野における、様々な金属の精密部品加工や各種の貴金属めっき加工をお客様に提供しておりますが、当中間連結会計期間におきましては、脱炭素化に向けた電気自動車や再生可能エネルギーの普及によるパワー半導体の需要が続いていることから、関連する分野などからの受注が堅調に推移してまいりました。しかしながら、当部門全体としましては、中国の景気減速や国内の物価高騰による消費の停滞などもあり、厳しい受注状況が続きました。
当社グループは、こうした状況の中で、品質・納期など、お客様の様々な要望に応えるとともに、生産コストの低減に努めてまいりました。また、当社グループの、機械加工から表面処理まで一貫して行うことができる、という特色を生かした営業活動を積極的に展開し、新規顧客の開拓にも取り組んでまいりましたが、当中間連結会計期間の売上高は600百万円と前年同期に比べ135百万円(18.4%)の減収となり、セグメント利益(営業利益)は24百万円(前年同期はセグメント損失34百万円)となりました。
②財政状態の状況
(資産の部)
当中間連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ492百万円増加し、14,839百万円となりました。これは、流動資産が594百万円増加したことによります。
流動資産は7,806百万円となり、前連結会計年度末に比べ594百万円の増加となりました。主な増加要因は、現金及び預金の増加471百万円、受取手形及び売掛金の増加265百万円等です。
固定資産は7,033百万円となり、前連結会計年度末に比べ102百万円の減少となりました。これは、有形固定資産が315百万円減少したこと等によります。主な減少要因は、土地の減少215百万円、建物及び構築物の減少69百万円等です。
(負債の部)
当中間連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ264百万円減少し、2,930百万円となりました。これは、流動負債が310百万円減少したことによります。
流動負債は2,022百万円となり、前連結会計年度末に比べ310百万円の減少となりました。主な減少要因は、支払手形及び買掛金の減少154百万円、未払費用の減少131百万円等です。
固定負債は908百万円となり、前連結会計年度末に比べ45百万円の増加となりました。主な増加要因は、繰延税金負債の増加57百万円等です。
(純資産の部)
当中間連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ756百万円増加し、11,908百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する中間純利益447百万円を計上したこと、その他包括利益累計額が362百万円増加したこと等によります。
③キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前中間連結会計期間末に比べ886百万円増加(前年同期比44.9%増加)し、2,858百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、332百万円の資金減少となりました(前年同期は77百万円の減少)。これは仕入債務の減少211百万円、未払金及び未払費用の減少175百万円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、499百万円の資金増加となりました(前年同期は101百万円の増加)。これは固定資産の売却による収入866百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、53百万円の資金減少となりました(前年同期は39百万円の減少)。これは配当金の支払18百万円、自己株式の取得による支出21百万円、リース債務の支払による支出13百万円によるものです。
④生産、受注及び販売の実績
生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。
a.生産実績
当中間連結会計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称生産高(千円)前年同期比(%)
プリント配線基板4,522,194△13.1
時計・精密機器部品601,798△19.1
合計5,123,993△13.8

(注) 金額は売価換算によっております。
b.受注状況
当中間連結会計期間における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)
プリント配線基板4,997,38013.92,322,67518.5
時計・精密機器部品601,988△19.0300,0010.0
合計5,599,3699.12,622,67716.1

(注) 価格の基準は売価換算によっております。
c.販売実績
当中間連結会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称販売高(千円)前年同期比(%)
プリント配線基板4,604,463△15.9
時計・精密機器部品600,788△18.4
合計5,205,252△16.2


(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの中間連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この中間連結財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
②当中間連結会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績の分析
(売上高)
売上高につきましては、「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載しております。
(売上原価及び売上総利益)
当中間連結会計期間の売上原価は、前中間連結会計期間に比べ1,338百万円減少し、4,766百万円となりました。この結果、当中間連結会計期間の売上総利益は439百万円(前年同期は売上総利益108百万円)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当中間連結会計期間の販売費及び一般管理費は、前中間連結会計期間に比べ51百万円減少し、539百万円となりました。主な減少要因は、給料手当の減少50百万円等です。この結果、当中間連結会計期間の営業損失が99百万円(前年同期は営業損失481百万円)となりました。
(営業外損益、経常利益)
当中間連結会計期間の営業外収益は、前中間連結会計期間に比べ0百万円増加し、45百万円となりました。主な増加要因は、受取利息及び配当金の増加5百万円等です。
当中間連結会計期間の営業外費用は、前中間連結会計期間に比べ22百万円増加し、113百万円となりました。主な増加要因は、為替差損の増加30百万円等です。この結果、当中間連結会計期間の経常損失は167百万円(前年同期は経常損失526百万円)となりました。
(特別損益、親会社株主に帰属する中間純利益)
当中間連結会計期間の特別利益は、前中間連結会計期間に比べ627百万円増加し、627百万円となりました。主な増加要因は、固定資産売却益627百万円です。
当中間連結会計期間の特別損失は、前中間連結会計期間に比べ25百万円増加し、28百万円となりました。主な増加要因は、固定資産除却損の増加4百万円、事業再編費用の計上14百万円等です。この結果、税金等調整前中間純利益が431百万円となり、法人税、住民税及び事業税1百万円と法人税等調整額△5百万円及び非支配株主に帰属する中間純損失12百万円を差し引いた当中間連結会計期間の親会社株主に帰属する中間純利益が447百万円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純損失500百万円)となりました。
b.財政状態の分析
財政状態の分析につきましては、「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載しております。
c.キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
d.資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金需要の主なものは、設備投資、運転資金等であります。当社グループは、必要な資金を自己資金から賄うことを基本としておりますが、必要に応じて銀行からの資金調達についても検討いたします。

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