半期報告書-第76期(令和1年12月1日-令和2年11月30日)

【提出】
2020/08/31 13:39
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【項目】
93項目

(1) 経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績の状況
当中間連結会計期間における世界経済は、米中貿易摩擦の長期化による中国経済の減速などで先行き不透明感が高まる中、年初以降、新型コロナウイルス感染症が世界的に流行し、世界各国で外出制限が実施されるなど経済活動が停滞する厳しい状況が続きました。
当社グループは、こうした経済状況の中、各事業分野において市場動向に応じた営業活動に取り組むとともに、市場ニーズに対応した生産体制の整備や生産効率の改善など、グループ内の体制の整備・改善を強力に推進し、経営の体質強化を図ってまいりましたが、当中間連結会計期間の業績は、売上高が6,333百万円と前年同期に比べ430百万円(6.3%)の減収となり、営業損失631百万円(前年同期は営業損失861百万円)、経常損失588百万円(前年同期は経常損失797百万円)、親会社株主に帰属する中間純損失537百万円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純損失1,079百万円)となりました。
セグメントの業績を示すと、次の通りであります。
(プリント配線基板部門)
当セグメントにおきましては、次世代通信規格5Gやスーパーコンピュータなどに関連する需要が堅調に推移してまいりした。しかし、昨年10月の台風19号の被害により一部材料の調達難が続いたことや国際的な貿易摩擦の長期化、新型コロナウイルス感染症の影響などもあり、総じて受注環境は厳しい状況が続きました。
当社グループは、このような状況の中で、高難度・高多層プリント基板の製造に特化し、製造技術の開発や品質のより一層の向上に努めるとともに、在外子会社との連携強化による営業活動を推し進めてまいりましたが、当中間連結会計期間の売上高は5,397百万円と前年同期に比べ311百万円(5.4%)の減収となり、セグメント損失(営業損失)が443百万円(前年同期はセグメント損失633百万円)となりました。
(時計・精密機器部品部門)
当セグメントにおきましては、精密機器部品の分野では社会資本の整備に係る保安資材などの受注が堅調に推移いたしましたが、時計分野では新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴う外出規制等の影響などもあり需要が低迷しました。
当社グループは、このような状況の中で、時計分野では、消費者ニーズに合わせた要素開発や天然貝に微細加工を施した貝文字板、漆加工を施した文字板、特殊加工のガラス文字板など、高付加価値に特化した製品の開発や新たな加工技術の開発を進めてまいりました。また、精密機器部品の分野では、アルミなどの難メッキ素材への表面処理技術の開発などに積極的に取り組み、受注獲得に邁進してまいりましたが、当中間連結会計期間の売上高は935百万円と前年同期に比べ118百万円(11.2%)の減収となり、セグメント損失(営業損失)が78百万円(前年同期はセグメント損失95百万円)となりました。
②財政状態の状況
(資産の部)
当中間連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ831百万円減少し、16,380百万円となりました。これは、流動資産が151百万円減少したこと、固定資産が680百万円減少したことによります。
流動資産は9,022百万円となり、前連結会計年度末に比べ151百万円の減少となりました。主な減少要因は、有価証券が169百万円減少したこと等です。
固定資産は7,358百万円となり、前連結会計年度末に比べ680百万円の減少となりました。これは、有形固定資産が646百万円減少したこと、投資その他の資産が58百万円減少したこと等によります。主な減少要因は、建物及び構築物が105百万円減少したこと、土地が342百万円減少したこと、リース資産が123百万円減少したこと等です。
(負債の部)
当中間連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ0百万円増加し、4,679百万円となりました。これは、流動負債が96百万円増加し、固定負債が96百万円減少したことによります。
流動負債は3,483百万円となり、前連結会計年度末に比べ96百万円の増加となりました。主な増加要因は、支払手形及び買掛金が219百万円増加したこと等です。
固定負債は1,195百万円となり、前連結会計年度末に比べ96百万円の減少となりました。主な減少要因は、リース債務が104百万円減少したこと等です。
(純資産の部)
当中間連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ832百万円減少し、11,700百万円となりました。これは、株主資本が575百万円減少したこと、その他の包括利益累計額が252百万円減少したことが主な要因です。
③キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前中間連結会計期間末に比べ12百万円減少(前年同期比0.4%減)し、2,758百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、287百万円の資金減少となりました(前年同期は371百万円の減少)。これは売上債権の増加229百万円、たな卸資産の増加112百万円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、191百万円の資金増加となりました(前年同期は163百万円の減少)。これは固定資産の売却による収入360百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、163百万円の資金減少となりました(前年同期は161百万円の減少)。これはリース債務返済による支出126百万円等によるものです。
④生産、受注及び販売の実績
生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。
a.生産実績
当中間連結会計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称生産高(千円)前年同期比(%)
プリント配線基板5,237,784△5.1
時計・精密機器部品910,324△13.6
合計6,148,108△6.4

(注) 金額は売価換算(消費税等抜)によっております。
b.受注状況
当中間連結会計期間における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)
プリント配線基板5,087,783△3.01,422,22934.7
時計・精密機器部品911,655△13.2251,2651.0
合計5,999,439△4.71,673,49428.3

(注) 価格の基準は売価換算(消費税等抜)によっております。
c.販売実績
当中間連結会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称販売高(千円)前年同期比(%)
プリント配線基板5,397,346△5.4
時計・精密機器部品935,776△11.2
合計6,333,123△6.3

(注) 金額は消費税等抜であります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの中間連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この中間連結財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づき行っております。
②当中間連結会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績の分析
(売上高)
売上高につきましては、「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載しております。
(売上原価及び売上総利益)
当中間連結会計期間の売上原価は、前中間連結会計期間に比べ589百万円減少し、6,307百万円となりました。この結果、当中間連結会計期間の売上総利益は26百万円(前年同期は売上総損失133百万円)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当中間連結会計期間の販売費及び一般管理費は、前中間連結会計期間に比べ70百万円減少し、657百万円となりました。主な減少要因は、給料手当の減少27百万円、法定福利費の減少28百万円等です。この結果、当中間連結会計期間の営業損失は631百万円(前年同期は営業損失861百万円)となりました。
(営業外損益、経常利益)
当中間連結会計期間の営業外収益は、前中間連結会計期間に比べ24百万円増加し、146百万円となりました。主な増加要因は、為替差益の増加34百万円等です。
当中間連結会計期間の営業外費用は、前中間連結会計期間に比べ45百万円増加し、104百万円となりました。主な増加要因は、雑損失の増加50百万円等です。この結果、当中間連結会計期間の経常損失は588百万円(前年同期は経常損失797百万円)となりました。
(特別損益、親会社株主に帰属する中間純利益)
当中間連結会計期間の特別利益は、前中間連結会計期間に比べ17百万円増加し、17百万円となりました。主な増加要因は、固定資産売却益の増加17百万円等です。
当中間連結会計期間の特別損失は、前中間連結会計期間に比べ274百万円減少し、0百万円となりました。主な減少要因は、固定資産除却損の減少258百万円等です。この結果、税金等調整前中間純損失が572百万円となり、法人税、住民税及び事業税26百万円と法人税等調整額△56百万円及び非支配株主に帰属する中間純損失5百万円を差し引いた当中間連結会計期間の親会社株主に帰属する中間純損失は537百万円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純損失1,079百万円)となりました。
b.財政状態の分析
財政状態の分析につきましては、「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載しております。
c.キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
d.資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金需要の主なものは、設備投資、運転資金等であります。当社グループは、必要な資金を自己資金から賄うことを基本としておりますが、必要に応じて銀行からの資金調達についても検討いたします。

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