四半期報告書-第62期第3四半期(平成28年10月1日-平成28年12月31日)

【提出】
2017/02/10 9:10
【資料】
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【項目】
28項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。また、当社グループは、単一の報告セグメントであり、当事業内容に関して記載しております。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、英国のEU離脱問題、米国大統領選挙の影響等による株式・為替などの金融市場の変動、中国や新興国の経済減速が鮮明になるなど、先行きが不鮮明のなか推移いたしました。
当シャッター業界におきましては、建設需要は民間工事を中心に底堅く推移しつつも、市場の一服感のなか、受注競争は依然として厳しい状況が続いております。
このような状況下、当社グループは、中期経営計画『POWER UP3』の第2年度として、また、シャッター・ドア・金物の専業メーカーとして、積極的な営業活動の展開による受注確保に取り組むとともに、原価低減等を継続して実施してまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における受注高は前年同期比1.0%増の14,063,907千円となり、売上高は前年同期比7.6%減の12,503,630千円となり、営業利益は467,746千円(前年同期比340,847千円減少)、経常利益は420,905千円(前年同期比373,999千円減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益は250,794千円(前年同期比155,105千円増加)となりました。
(2)財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて678,641千円増加し17,064,470千円となりました。
流動資産では前連結会計年度末比831,171千円増加の8,985,758千円となり、固定資産では前連結会計年度末比152,529千円減少の8,078,711千円となりました。
流動負債では前連結会計年度末比737,649千円増加の7,692,326千円となり、固定負債では前連結会計年度末比257,991千円減少の3,780,803千円となりました。
純資産では前連結会計年度末比198,983千円増加の5,591,339千円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前年同期に比べ208,192千円減少の1,480,927千円となりました。その主な要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は前年同期に比べ7,604千円減少し、654,659千円となりました。
これは主にたな卸資産の増加によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は前年同期に比べ21,350千円減少し、51,714千円となりました。
これは主に固定資産の取得によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は前年同期に比べ79,786千円増加し、93,872千円となりました。
これは主に長期借入金の返済によるものです。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の金額は、142,241千円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。